-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第210回 出口治明「日米交渉、そして開戦へ」
コメ0 週刊文春デジタル 9ヶ月前
日本は欧州で始まった第二次世界大戦に乗じて北部仏印(現ベトナム北部)に兵を進めます。この連合国フランス領への進駐がアメリカを刺激し、一九四〇年十月十六日、対日経済制裁として屑鉄、鉄鋼の禁輸が開始されました。日米開戦まであと一年。今回はこの間に日本とアメリカでどのような交渉があり、太平洋戦争が始...
-
随想③ 出会い :ゾルゲ事件は開戦主張のする東条陸相が、開戦反対の近衛首相を追い落とすために仕組んだ事件。多くの関
コメ5 孫崎享のつぶやき 9ヶ月前
随想③ 出会い これまでの人生の中で、「何でこの人と今会うのだ」という不思議な出会いがある。私にとって山崎洋氏との出会いがそうだった。 私は『日米開戦のスパイ』を2017年に出した。「ゾルゲ事件」は東条英機陸相が日米開戦を行うために、開戦に反対する近衛首相を追い落とすために作られた事件というのが私...
-
「ロシアと戦前の日本が同じだと?」小林よしのりライジング Vol.440
コメ432 小林よしのりライジング 27ヶ月前
先週予告したとおり、「戦前の日本」と「プーチン・ロシア」は同じだと主張する「表現者クライテリオン」7月号の巻頭コラムを徹底批判する。 それにしても、仮にも西部邁門下を名乗る知識人たちが、臆病者の戦後民主主義サヨクと全く同じ心性によって価値相対主義に陥り、誰一人わしの『戦争論』にも追いついていなか...
-
"経済学者たちの日米開戦"の著者、牧野邦昭さんと考える。なぜ人は合理的な判断ができないのか? 後編
コメ0 億の近道 チャンネル版 27ヶ月前
小屋が様々な有識者の方々と対談を行うシリーズ。 今回は、牧野教授との対談、後編をお届けします。■経済思想史的に「日本人がお金を運用しない問題」はどう見える?小屋:僕はお客さんのパーソナルファイナンスの分析をしながら、アドバイスする仕事をしているわけですが、「日本人」という大きい主語で言うと、お金...
-
経済学者たちの日米開戦"の著者、牧野邦昭さんと考える。なぜ人は合理的な判断ができないのか? 前編
コメ0 億の近道 チャンネル版 28ヶ月前
小屋が様々な有識者の方々と対談を行うシリーズ。 今回は、小屋の高校時代の友人でもある経済学者の牧野さんとの対談をお届けします。 ある日、なんとなくテレビを見ていたら、中学、高校時代の同級生が登場。 それもNHKの歴史番組のメインゲストときたら、驚きますよね? 今回の対談の相手、牧野邦昭さんは小...
-
日米開戦直前の動き①:開戦を主張する東条陸将と、交渉継続を主張する近衛と対立。 10月12日午後2時荻外荘五相会議。
コメ12 孫崎享のつぶやき 33ヶ月前
日米開戦を大筋決める9月6日の御前会議前は1941年10月、日米開戦に向けて、緊迫した動きがでてきます。「荻外荘五相会議」が緊張の頂点です。日米開戦の直前、10月12日午後,2時、この荻外荘で極めて重要な会議が開催され、近衛首相、豊田外相、東條陸相、及川海相、鈴木企画院総裁が出席しました。「荻外荘五相会議...
-
ゾルゲ事件関連書籍『日米開戦へのスパイ』の出版とヴケリッチの息子・山崎洋氏との奇跡的出会い
コメ5 孫崎享のつぶやき 44ヶ月前
私は『日米開戦へのスパイ』でゾルゲの功績であるとされる「“日本はソ連を攻撃しない”というゾルゲ情報でソ連は極東軍を西部戦線に送ることが出来、これでモスクワは救われた」というのは事実に反することを書きました。 確かにゾルゲはソ連のスパイです。しかし、このスパイで日本が被害にあったことはほとんどない...
-
最近読んだ本
コメ0 ごまめの歯ぎしり メールマガジン 応援版 (ニコニコ) 53ヶ月前
防衛大臣を拝命して、本棚にたまっていた本を何冊か読みました。 「風鳴り止まず 真珠湾編」 源田実著 旧海軍の第一航空艦隊参謀として、真珠湾をはじめ様々な作戦に参加し、戦後、防衛庁に入り、航空幕僚長を務め、参議院議員を四期務めた著者が、真珠湾に備えた準備について書いた本です。 これを読むと、日米...
-
公明党の前代表太田昭宏氏が自己の「私の読書録」に『日本国の正体』孫崎享著毎日新聞出 版を掲載。日本の古代からの歴
コメ4 孫崎享のつぶやき 59ヶ月前
【私の読書録】日本国の正体 孫崎享著 毎日新聞出版「『異国の眼』で見た真実の歴史」が副題。日本の古代からの歴史を通じ、「日本とは何か」「日本人とは何か」「外国人から見た日本」を探ることによって、「自国の能力を客観視」することに役立てる意欲的取り組みがされる。膨大な文書の急所が示されている。「戦略――日本人...
-
同窓会と終戦:友「私の生まれた後、父が戦死。戦後、“お前の父は犬死だ”という人もいた。 中学時代、靖国神社に“遺児”
コメ3 孫崎享のつぶやき 62ヶ月前
中学を卒業して、初めて同窓会に出た。60年振りである。今まで出席していなかったから、罪滅ぼしに、出席者50名(全体は250名)に本をあげることを決めた。『13歳からの日本外交』や『21世紀の戦争と平和』が入門として一番いいと思ったが、何せ、森元首相の選挙区である。同窓会で論争になってもしょうがな...
-
政権が醜悪に、残虐になればなるほど、残念ながらその国民は表向き政権支持に回るのです。第二次大戦中、本来自主性を持
コメ13 孫崎享のつぶやき 63ヶ月前
戦前、戦中、主なる文学者はほとんどが戦争に協力したと言って良いと思います。1940年「情報局」が設立されました。文学者の一元的組織である日本文学報国会は1942年5月26日に勧請しました。これは単なる互助機関ではありません。その目的に、「国家の要請するところに従って国策の周知徹底、宣伝普及に挺身...
-
文庫本化『日米開戦の正体 上』、夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いて
コメ1 孫崎享のつぶやき 63ヶ月前
『日米開戦の正体 上』内記述。 小説家は人間の真実を追求していますが、彼らが社会現象に目を向けた時、社会学者より、端的に真実を指摘することがあります。 夏目漱石がそうです。 夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。 *****************...
-
文庫本化『日米開戦の正体 上』(821円)安倍政権が「嘘と詭弁で政策を推進する」方針は真珠湾攻撃の決定の際と同じ
コメ9 孫崎享のつぶやき 63ヶ月前
集団的自衛権やTPP,原発などで安倍政権が行おうとしている方針は次の図式がなりたっています。① 指導者が嘘や詭弁の説明をする、② この嘘や詭弁で、本来は国民が望まない方向に政策を誘導する、③ マスコミが調べれば嘘や詭弁であることが解るのにそれを検証せず、嘘、詭弁の拡散に努める④ ...
-
感謝、文庫化。日米開戦の正体(上) なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか (祥伝社文庫) 文庫 –7/12発売。「この本の特徴
コメ16 孫崎享のつぶやき 63ヶ月前
『日米開戦の正体(上) なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』は2015/5/12出版。今回文庫化に。この本については、アマゾンに様々な感想が書かれているが、その一つ。*************************************前著「戦後史の正体」において「日本の戦後史を貫くのは対米従属である」...
-
安倍首相は米軍従属の協定改定狙った祖父を理解しているか(日刊ゲンダイ、孫崎享)「占領終わったが、これに代わって米
コメ4 孫崎享のつぶやき 71ヶ月前
漫画「ゴルゴ13」が連載50周年を迎えるという。「ゴルゴ13」は政治の話題も取り上げており、例えば、1991年には、日本にコメの輸入自由化を迫る米国の姿を描いた「日・米コメ戦争 虎の尾を踏んだ男たち」を掲載していた 米国に潰された首相に関心を持つライターが取材に来たので、私は2012年に出版した...
-
新年に思う。今次第に日本は戦争をする国への準備。日米開戦で死者310万人余だし、責任をだれが問ったか。今北朝鮮攻
コメ38 孫崎享のつぶやき 81ヶ月前
1:先の戦争で多大な被害を出したが当時の責任者の誰が日本国民に謝罪したか 山川出版社の『詳説日本史』には次の記述がある。 「空襲での被害は家屋の全焼が約221万戸、死者約26万人に達し、主要な生産施設が破壊されました」 「沖縄戦では日本軍の戦死者は5万5000名に達し、一般市民も10万人以上が戦没...
-
日本史の学者は何故ゾルゲ事件の尾崎秀実氏の逮捕が1941年10月14日である事実を検証しないのか、そうなら近衛首
コメ4 孫崎享のつぶやき 82ヶ月前
1:近衛首相辞任と関係 第2次大戦へ日本が突き進む道を見れば、重大な分岐点は首相が近衞文麿から東條英機に代わった時です。 近衛文麿は1941年10月15日辞任しました。そして10月18日東條内閣が成立しました。 近衛文麿は「何としても戦争を回避したい」と思っていましたし、東條英機は近衛内閣時代、陸相と...
-
笹幸恵の軍事トリビア#17 「ちゃめの人 山本五十六 ~軍人紹介シリーズ(1)~」 配信!
コメ0 ゴー宣道場ブログ 82ヶ月前
ゴー宣ネット道場チャンネル最新動画笹幸恵の軍事トリビア#17「ちゃめの人 山本五十六 ~軍人紹介シリーズ(1)~」配信しました!視聴はこちら!チャンネル会員無料。会員以外の方は150円+税でご覧いただけます。軍人紹介シリーズ、その第1弾は連合艦隊司令長官・山本五十六。真珠湾攻撃を成功させて英雄とされた山本五...
-
『日米開戦へのスパイ』アサヒ芸能、インタビュー「ゾルゲ事件が炙り出す日米開戦の裏側。その闇は現在につながります」
コメ13 孫崎享のつぶやき 82ヶ月前
知られざる「真珠湾攻撃」の真相解明に挑戦した著書「日米開戦の正体」から2年。元外務省・国際情報局の孫崎享氏は、本作で昭和史に刻まれる「ゾルゲ事件」を解き明かすことで、日米開戦で隠蔽された歴史を暴き出した。これが事実なら、日本の近代史が変わる衝撃の一冊となるだろう。 * 孫崎氏がゾルゲに...
-
11日岐阜白川町で戦前戦後史人権フォーラム。私は尾崎秀実とゾルゲの役割は死刑に値しないと説明。約230名の参加。
コメ5 孫崎享のつぶやき 83ヶ月前
11月11日岐阜県白川町で、戦前戦後史人権フォーラムで、ゾルゲ事件について話した。 戦前史の中で、ゾルゲ事件は、東条の近衛追い落とし、そして開戦と深く関与しているだけに検証を求められる事件である。 ゾルゲはソ連のスパイである。尾崎尾崎秀実はその協力者である。それは事実であるが、だから死刑でいいと...
-
田原総一朗×越智道雄 今こそ知りたい戦中~戦後の体験談
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 88ヶ月前
6月はじめに発売となった田原総一朗さんと越智道雄さんの対談本『さらば愛と憎しみのアメリカ 真珠湾攻撃からトランプ大統領まで』(キネマ旬報社)。戦前生まれのお二人は、ジャーナリストとアメリカ研究者という異なる立場から、長いあいだ日本とアメリカの関係、そして世界の歴史を見つめてきました。そんな二人の対...
-
田原総一朗×越智道雄 今こそ知りたい戦中~戦後の体験談
コメ0 ガジェ通 88ヶ月前
6月はじめに発売となった田原総一朗さんと越智道雄さんの対談本『さらば愛と憎しみのアメリカ 真珠湾攻撃からトランプ大統領まで』(キネマ旬報社)。戦前生まれのお二人は、ジャーナリストとアメリカ研究者という異なる立場から、長いあいだ日本とアメリカの関係、そして世界の歴史を見つめてきました。そんな二人の対...
-
『日米開戦とゾルゲ事件』(7月発売)①ゾルゲ事件の情報で、ソ連が日本に害を与える行動はとってない。俗に言う「ゾル
コメ4 孫崎享のつぶやき 88ヶ月前
1: 一般的に、「ゾルゲ情報でソ連は日本軍がソ連極東侵攻しないことを知り、極東ソ連軍はソ連欧州部に移り、ドイツ軍の攻撃下のソ連を救った」は元占領軍G2のウイロビーガ広げた説である。=========ウィロビーが1952年『赤色スパイ団の全貌-ゾルゲ事件-(SHANGHAI CONSPIRACY THE SORGE SPY RING)...
-
共謀罪、衆議院法務委員会で強行採決。今、世の中、次第次第に戦前に酷似。1941年3月10日、治安維持法全7条から全65条に
コメ16 孫崎享のつぶやき 89ヶ月前
下記は『日米開戦へのスパイ』からの引用。東條が近衛追い落としにゾルゲ事件を使用したがった解ります。では当時の検察はどう対応しようとしたのでしょうか。「近衛グループを弾圧すべし」と考え人物が「思想課長」という要職にいます。1939年に太田耐造が司法省刑事局第六課長刑事局第6課長についています。彼は、19...
-
今夜は「珊瑚海海戦」をテーマにお送りします。|久野潤チャンネルブロマガ
コメ0 |久野潤チャンネルブロマガ 91ヶ月前
久野です。今月22日、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)2番艦「かが」が就役しました。基準排水量19500トン/全長248メートル/全幅38メートルと海上自衛隊最大の艦艇で、厳しい国際関係を生き抜く我が国に大いなる勇気を与えてくれるでしょう。そして実は、戦前における大日本帝国海軍の空母「加賀」はさらに大き...
-
岡田斗司夫プレミアムブロマガ「日本は第二次世界大戦に勝つことができた?」
コメ0 岡田斗司夫プレミアムブロマガ 91ヶ月前
オープニング/岡田斗司夫のひとりマンガ夜話『CICADA』/『CICADA』に仕込まれた仕掛け/「事実×事実=嘘」清水富美加と幸福の科学/真っ白を黒に染めるのは超簡単! 信仰の完全否定は洗脳される一歩手前!!/マーティン・スコセッシ『沈黙』は色々な意味で見るべき映画!/遠藤周作の原作『沈黙』と映画の違いは?/...
-
岡田斗司夫プレミアムブロマガ「弾圧されていた日本人の間違いだらけのキリスト教観」
コメ0 岡田斗司夫プレミアムブロマガ 92ヶ月前
オープニング/岡田斗司夫のひとりマンガ夜話『CICADA』/『CICADA』に仕込まれた仕掛け/「事実×事実=嘘」清水富美加と幸福の科学/真っ白を黒に染めるのは超簡単! 信仰の完全否定は洗脳される一歩手前!!/マーティン・スコセッシ『沈黙』は色々な意味で見るべき映画!/遠藤周作の原作『沈黙』と映画の違いは?/...