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記事 4件
  • Vol.256 どんぶり勘定オリンピックで早くも金メダル

    2020-01-31 23:59  
    550pt
    Vol.256
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              『そこそこ週刊・畠山理仁』
           どんぶり勘定オリンピックで早くも金メダル
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    ●どんぶり勘定オリンピック
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     オリンピックというイベントは人々の善意がなければ成り立たないのだろうか?
     もちろん、「善意」が自発的なものであれば一向に構わない。私自身は参加しなくても、皆さんが参加したいと思うのであれば、どうぞご自由にお楽しみ下さい、というのが私の基本的なスタンスだ。
     
  • Vol.198 原発事故で被ばくした牛は生かすべきか、殺すべきか

    2016-10-27 15:00  
    220pt
    Vol.198
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               『そこそこ週刊・畠山理仁』
         原発事故で被ばくした牛は生かすべきか、殺すべきか
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    ●避難者8万5千人。震災後の非日常は今も続く
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    東日本大震災から5年半以上が経過しました。この震災で福島県の浜通り地方は甚大な被害を受けました。地震による被害だけでなく、東京電力福島第一原子力発電所で大事故が起き、放射性物質が広範囲にわたって飛散したからです。
    震災から時間が経ち、避難区域が徐々に解除されたことで、故郷に戻れた方々もいます。その一方で、いま現在も避難生活を余儀なくされて
  • Vol.176 2015年を振り返って

    2015-12-31 13:00  
    209pt
    Vol.176
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              『そこそこ週刊・畠山理仁』
               2015年を振り返って
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    ●今年感じた大きな変化
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     あっという間の2015年でした。いつものことながらメルマガの発行が滞り、誠に申し訳ありません。お詫び申し上げます。また、忍耐強く購読を続けていただきありがとうございます。本当にありがたく、感謝しております。
     今年もいろいろなことがありました。その時々でご報告していけばよかったのですが、なかなかうまくお知らせできませんでした。本当に申し訳ありません。来年こそ、がんばります。
  • Vol.172 中間貯蔵施設は本当にできるのか

    2015-09-30 13:00  
    209pt
    Vol.172
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              『そこそこ週刊・畠山理仁』
             中間貯蔵施設は本当にできるのか
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    ●用地取得は1年経過してもわずか0.4%
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     福島県が東京電力福島第一原発事故によって生じた除染廃棄物を30年間保管する「中間貯蔵施設」の受け入れを表明したのは昨年9月1日のことでした。それから1年以上が経過しています。
     国が中間貯蔵施設の建設予定地とした大熊町は2014年12月、双葉町は2015年1月になって建設容認を表明しました。実際に中間貯蔵施設を建設するためには用地を確保しなければなりませんが、用地取得は1年以上経過した今もうまくいっていません。
     登記上の地権者は2365人いますが、これまでに土地の契約交渉が成立したのはわずか9件。地権者全体の0.4%にすぎません。また、交渉すらできていない地権者が半数近く残っています。
     法律では「30年後に県外で最終処分」することが明記されています。しかし、建設予定地とされた場所の地権者たちは強い不信感を抱いています。
    「どこかに必要な施設だとは思います。自分はどうする、と言われれば、売却ではなく賃貸契約を考えてはいるけれど、本当に30年後に戻ってくるのか。戻ってくるとしても、どんな状態で戻すのか。それがはっきりしないうちには首をタテに振るわけにはいきません」(双葉町の地権者)
    「結局、最終処分場が県外に見つかりませんでしたということで、このまま大熊が最終処分場になるのではないか」(大熊町の町民)
     そんな声ばかりが聞かれるのです。