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2023年6月の記事 2件

Vol.305 選挙取材にかかる経費をざっくり公開

Vol.305 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            そこそこ週刊・畠山理仁         選挙取材にかかる経費をざっくり公開 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●選挙取材は裕福な人が担うべき仕事ではないか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私は選挙取材をする際、「一人で候補者全員に接触する」というルールを決めている。この手法は他の人には真似できないだろうと思っている。たとえ一度はできても、継続できる人はいないだろうと思っている。 なぜか。 非常に経済効率が悪いからだ。 私の情報発信は特定の候補者を応援するものではない。特定の候補者を激しく批判するものでもない。「読んだら現場の面白さが伝わる」ことには自信があるが、「読んだ誰かが他人に勧めやすい読み物」ではない。もっと噛み砕いて言うと「面白くても儲からない」。 そもそも「仕事」として依頼を受けてから取材することがあまりない。自分が現場に行きたくて勝手に出かけてしまっている。  

Vol.305 選挙取材にかかる経費をざっくり公開

Vol.304 私がすべての選挙を取材しない理由

Vol.304 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            そこそこ週刊・畠山理仁          私がすべての選挙を取材しない理由 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●行きたくても全部には行けない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「私の地元で面白い選挙が始まります。個性的な候補者が出るようです」 「素晴らしい人が立候補してくれます。一度取材してもらえませんか」 「自分で選挙に立候補することにしました。ぜひ取材に来てください」 「今やっている、あの選挙を取材には行かないのですか」 多くの人から嬉しいお声がけをいただく。選挙は毎週のように日本のどこかでやっているため、とてもじゃないが自分一人では情報収集が追いつかない。みなさんからの地元情報や内部情報提供は大歓迎だ。 しかし、こうした声をかけてもらうたびに申し訳なく思う。そして、ときどき深い悲しみで落ち込む。私自身は毎日選挙取材をしていたいくらい現場が好きだが、体は一つしかない。物理的にすべての選挙を自分で取材することは不可能だ。そのため、実際に取材に行く場合には、選挙を絞らなければならない。 そもそも日本は選挙期間が短すぎる。 

Vol.304 私がすべての選挙を取材しない理由
『そこそこ週刊・畠山理仁』

フリーランスライターの畠山理仁です。私が取材現場で見聞きしたことなどを報告していきます。そこそこ週刊です。ときどきダジャレが入るかもしれません。

著者イメージ

畠山理仁

はたけやま・みちよし▼1973年愛知県生まれ▼早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始▼1998年、フリーランスライターとして独立▼興味テーマは政治家と選挙▼米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選、カリフォルニア州知事選など世界の選挙も取材▼大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当▼Twitter IDはhatakezo▼『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)著者▼最新刊は『領土問題、私はこう考える!』(集英社)

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