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記事 5件
  • スタッフ通信Vol.002「8月は尖閣で釣り修行」の巻

    2012-09-26 06:30  
    105pt
    Vol.056
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    そこそこ週刊・畠山理仁
    スタッフ通信Vol.002「8月は尖閣で釣り修行」の巻
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    「尖閣に行きたい〜でもお金がない……」
    とだいぶ前から言っていた畠山さんですが、どうにかこうにか、お金を工面して取材に行けることになりました。
    「魚釣島で魚釣りしてきます!」
    という言葉を残して……。
     

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  • 「iPhoneをiOS6にファームアップすれば、領土問題は解決!? 魚釣島がなんと2つに!」

    2012-09-20 04:55  
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    一昨日からずっとパソコンとデートしている。 それというのも私の仕事上のパートナーである、 MacBookProの調子が悪く、 取材データが全く取り出せないという非常事態に見舞われてしまっ たからだ。 私がツイッターでその窮状を訴えると、 多くの人がツイッターのDMやMention、 Facebookや携帯への電話などでアドバイスをしてくれた。 お陰様で、まる一日をかけて復旧作業が終了した。 もとはと言えば、 MacBookProのOSをアップデートした直後に起きたマシ ンの不調だった。 「もう軽はずみなOSのアップデートはしないぞ…」 私はそう心に誓った。しかし、人間はそう簡単に変われない。 私はまたやってしまったのだ。 本日午前3時過ぎ、iPhone4Sをマシンに接続すると、 お知らせ画面が立ち上がった。iPhoneの新しいOS、「 iOS6」が配布されたという。 9月20日午前2時から配布されているこの新しいOSを、 私は病み上がりの愛機に勧められるままにアップデートしてしまっ た。 iOS6のマップ機能に不具合があるらしいと知ったのは、 アップデートが完了してからだ。 「へえ、そんなに不具合があるの? どれどれ」 私は先月出かけたばかりの尖閣諸島をマップで表示させてみた。 すると、目を疑うような地図が画面に表示されていた。 「魚釣島が……2つある!?」 「2つにしといたよ。だから喧嘩しないで J( '?`)し」 そんなアップル社の粋な計らいなのだろうか……。 まるでお母さんのような優しさ、いや、 大岡裁きみたいなことをする。 やはり日中関係においてアメリカの存在は無視できないのだろうか 。 それでは他の地域の領土問題に揺れる島々はどうだろうか。 国後島はどうやら無事のようだ。 少しホッとして、地図を何気なく拡大してみた。 おお! なんということだ! 南部がザックリと削られているではないか! 歯舞群島はどうか。 水没してしまったのだろうか!? さらに私は「iOS6」で様々な場所を検索してみた。 ハングル表記で読めない……。 竹芝駅や日の出駅も海の中に飛び出している。 iOS6の世界では、皇居はこんなことになっていた……。

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  • スタッフ通信Vol.001「7月の宮城県取材」の巻

    2012-09-19 06:30  
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    メルマガ「そこそこ週刊畠山理仁」スタッフの福島県いわき市在住・おかだはるえ @harueokada です。畠山さんは、今年3月の東日本大震災一周年を境に、東京でのすべてのレギュラーの仕事をことわり、東北取材を続けています。主に福島、宮城での取材をしているのですが…、車の運転、取材、そして運転で、一日が終わる頃には真っ白な灰になって燃え尽きているため、「メルマガを書く時間がない…」いう事態になっています。取材をしても記事を書かなければ、皆さんに被災地の今を知ってもらうことはできない! それでは取材をしている意味がない!
     ということで、我々スタッフが、メルマガ原稿を書かずに次の取材先に出かけてしまう畠山さんにメールやツイッターを通じて「今どんな取材をしているか」をリアルタイムで通信してもらい、それを読みやすくまとめて配信をさせていただく「畠山理仁スタッフ通信」コーナーを設けることにしました。 畠山さんはこれまでどおりのペースでメルマガを執筆しますが、合間合間に、この「通信」を配信させて頂きますので、配信の回数が増えます。お邪魔かもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します! さて、「スタッフ通信はこういう感じで発行していきます」というサンプルをこのメールにお付けしようと思いますので、 早速第一回目を以下に配信いたします(・∀・)
    ■ メルマガスタッフ通信Vol.001「7月の畠山さん」 

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  • Vol.053 「復興? もういいでしょう?」は本当か?【後編】

    2012-09-16 08:00  
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    2011年4月末。阿部さんは気仙沼で被災した印刷会社4社(双葉印刷株式会社、有限会社愛隣オフセット印刷社、有限会社須田印刷、菅原印刷)に声をかけ、無料の地元情報紙『週刊気仙沼復興マガジン』を創刊することを決めた。この頃、ようやく新聞折込が再開された時期だった。 (中略) 「そんなにお金にならないことをしていて大丈夫なんですか」  インタビューの途中、筆者はたまらず阿部さんに聞いた。   「お金の面で言えば、正直言って苦しいです」  阿部さんは机の引き出しから書類の束を取り出すと、筆者に見せてくれた。それは県に対して出す補助金の申請書だった。 「いろんな補助金制度の申請を出したんです。だけどすべてはねられちゃったんですね。従業員を一人雇用すると220万円の補助金が出る制度の申請も出しましたが、それもだめ。申請を出すときに『他のなんらかの補助金制度を通っていますか?』と聞かれるんです。『ないです』と答えたら、『それじゃあダメですねえ』と通りませんでした」  国が行なっている「中小企業等グループ施設等復旧事業」への申請も何度も行なった。この制度は被災した業者がグループを作って申請するもの。施設の復旧にかかる費用の4分の3を国の補助金でまかない、残りの4分の1を事業者が負担するというものだ。 「何回も書類を作りなおして申請したのですが、すごい競争率なんです。結果的に通ったのは、自動車関係、水産関係、お菓子屋さんのグループ、観光関係と4つの業種だけでした。それ以外の一般事業所や小売店は全部はねられちゃったんです。その書類の作り直し、申請のし直しで、まるまる一年かかってしまいました」  パソコンも復旧のための設備としては認められなかったという。 「他に流用できるものはダメだと言われるんです。たとえばうちは倉庫にしている一階をまちづくりのコミュニティスペースにしたいので、家具を買いたいと言ったらダメだと却下になりました。『他に転売できるようなものは該当しない』と。県でも同じような補助事業があったので、印刷をするための機械の購入資金を申請したんです。ところが『購入しようとする機械は以前あった機械と同じものですか?』と聞かれたんです。でも、数年前に購入した機械と全く同じでなければならないなんて無理ですよ。もう売っていない機械もあるんですからね」  さらに問題がある、と阿部さんは指摘する。 「設備を購入するための前金が出るわけではないんです。まずは自分が払って立て替えて、その領収書の金額に応じて補助を出す仕組みです。その上、見積書も請求書も、すべて最初に提出した見積書どおりのものでないと申請も通らないんですね」  補助金を受けとるためには、被災者が自己資金を用意しなければならない。しかし、銀行から融資を受けようにも、津波によって流された設備のローンがまだ残っている。6年前に設備した1階工場の設備のローン残高は8千万円。震災後は「払える時でいいから」と返済猶予を認めていた銀行も、この9月からは「利息だけでも払ってほしい」と言うようになった。そんな状態では簡単に新規の融資をしてくれないのが現実だ。 「実際のところ、自己資金がいくら用意できるかを設定して、その資金×3で予算を出さなければならないんですね。申請書にしたって、データを事細かくエクセルのデータにして下さいと言われます。一緒に申請したグループのメンバーのなかには、わざわざパソコン教室でエクセルの講座に通ってまで申請書を作った人もいます。それでも申請が却下される。補助金制度は国が復興予算として捻出したものであることはわかるし、ありがたいです。けれども、被災地の事業者は『必要なもの、欲しいものが買えない』状態なんですよ」

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  • Vol.052 「復興? もういいでしょう?」は本当か?【前編】

    2012-09-14 06:42  
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    Vol.052
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               そこそこ週刊・畠山理仁
         「復興? もういいでしょう?」は本当か?【前編】
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    ※【お知らせ】今号から写真も配信します。URLは後半部分をご参照下さい。
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    ●津波で被災した一階部分はいまだ通電せず
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    「復興、復興、復興。でも、1年半も経つと、被災地以外では『復興? もう
    いいでしょう』となってしまうんでしょうね……」
     そうため息を漏らすのは、宮城県気仙沼市で印刷業を営む阿部孝市さん。阿
    部さんはこの地で昭和元年から続く「阿部印刷」の3代目だ。震災前の同社は、
    地元商

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