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2014年3月の記事 3件

Vol.119 「特定秘密保護法訴訟」の原告になりました

Vol.119 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           『そこそこ週刊・畠山理仁』       「特定秘密保護法訴訟」の原告になりました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●3月28日に東京地裁に訴訟を提起しました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  3月2日のメルマガでお知らせした通り、3月28日(金)の午後、「特定秘密保護法の違憲確認と施行差し止めを求める訴訟」を東京地方裁判所に提起しました。  3月2日〜3月17日まで「フリーランス表現者」の皆さんに広く参加を呼びかけたところ、最終的には私を含む43名が原告となりました。大先輩はもちろん、これまで面識のなかった方も原告として参加しているため、非常に心強い限りです(文末に原告一覧)。  今回の裁判は2本立てです。一つは特定秘密保護法の違憲確認を求める訴訟。もう一つは裁判中に法律が施行されないように施行差し止めを求める執行停止申立です。  これにあわせて、同日午後16時から東京地方裁判所2階にある司法記者クラブで記者会見を行ないました。当日は原告約20名も駆けつけ、司法記者クラブは大混雑していました。  司法記者クラブに行かれたことがある方はおわかりかと思いますが、会見室は40名も入ればいっぱいになってしまいます。しかも原告も普段は取材活動をしている人たちが多いので、不思議な雰囲気でした。  今回、私は会見者の席に着席しました。これは28日の執行停止申立までに「陳述書」(なぜ執行停止を求めるかを述べるもの)が間に合ったメンバーが会見で発言しようということになったからです。今回初めて訴訟の原告になる方も多いため、訴訟経験のある者が先に陳述書を書くことになりました。  私の陳述書の本文は資料も含めるとA4で12枚ほど。内容は大きく言って次の5つです。 【1】申立人・畠山理仁の経歴 【2】日本におけるフリーランス記者の扱いについて 【3】秘密保護法施行以前から「法に依らない取材規制」が存在していること 【4】原子力発電所周辺での取材活動への影響 【5】逮捕後に何が待っているか  

Vol.119 「特定秘密保護法訴訟」の原告になりました

Vol.118 大阪市長選で前代未聞の事態が進行中! 何者かが候補者を引っ張った!

Vol.118 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           『そこそこ週刊・畠山理仁』  大阪市長選で前代未聞の事態が進行中! 何者かが候補者を引っ張った! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●候補者が別の候補者の個人演説会にやってきた! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  大阪市長選挙まっただ中の3月12日夜。選挙に立候補している候補者が他の候補者の個人演説会場に聴衆として入場し、質疑応答時間に挙手をして質問しようとしたところ、退場させられる騒動があった。  同日午後7時30分から大阪市北区の中崎町ホールで開かれていた橋下徹候補の個人演説会場には、マック赤坂候補、藤島利久候補が一般参加者と同じように入口で受付をして入場していた。  マック赤坂、藤島利久両候補の当初の目的は、橋下徹候補に直接質問をした後、「大阪市長選挙に立候補している全候補で公開討論会をしよう」という文書を手渡すためだったという。  この文書は同日午前、大阪市政記者クラブで、マック赤坂氏、藤島利久氏、二野宮茂雄候補の三候補が揃って記者会見した際に公表されている。午前の会見では二野宮茂雄候補も含めた3人で橋下徹候補の個人演説会場に行くという話だったが、二野宮茂雄候補は疲労のため個人演説会場には姿を現さなかった。  個人演説会は開始から1時間以上、何事もなく進行した。地元選出市議らの話が終わると、大阪維新の会幹事長である松井一郎大阪府知事が登壇して「大阪都構想」について説明。説明がひと通り終わり会場との質疑応答が始まった午後8時40分すぎ、橋下徹候補が入場。すると会場の雰囲気が大きく変わった。  

Vol.118 大阪市長選で前代未聞の事態が進行中! 何者かが候補者を引っ張った!
『そこそこ週刊・畠山理仁』

フリーランスライターの畠山理仁です。私が取材現場で見聞きしたことなどを報告していきます。そこそこ週刊です。ときどきダジャレが入るかもしれません。

著者イメージ

畠山理仁

はたけやま・みちよし▼1973年愛知県生まれ▼早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始▼1998年、フリーランスライターとして独立▼興味テーマは政治家と選挙▼米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選、カリフォルニア州知事選など世界の選挙も取材▼大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当▼Twitter IDはhatakezo▼『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)著者▼最新刊は『領土問題、私はこう考える!』(集英社)

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