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Vol.199 若狭勝氏は正論を言い続けられるか?

Vol.199 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           『そこそこ週刊・畠山理仁』         若狭勝氏は正論を言い続けられるか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「7人の区議」の処分にこだわる自民党東京都連 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  自民党東京都連はいったい何がしたいのか。  今年7月の東京都知事選において、自民党は先に出馬を表明した小池百合子氏ではなく、元岩手県知事の増田寛也氏を推薦した。この時、自民党員であるにもかかわらず、党の方針に反して小池氏を応援した人達がいる。  当時は自民党衆議院議員(東京比例)という立場だった若狭勝氏と、豊島と練馬の区議7人だ。小池氏の地盤であった東京10区は豊島と練馬区の一部が選挙区である。選挙戦中、小池氏はこの7人の区議を「7人の侍」と呼んで英雄視し、各地での街頭演説でも党の方針に反して応援を続けるこの7人に感謝していた。  いま、この7人の処遇をめぐる問題が佳境を迎えている。それというのも自民党東京都連が7人の区議に対して離党勧告をし、「10月30日までに離党届を提出しない場合は除名処分」と告げているからだ。  

Vol.199 若狭勝氏は正論を言い続けられるか?
『そこそこ週刊・畠山理仁』

フリーランスライターの畠山理仁です。私が取材現場で見聞きしたことなどを報告していきます。そこそこ週刊です。ときどきダジャレが入るかもしれません。

著者イメージ

畠山理仁

はたけやま・みちよし▼1973年愛知県生まれ▼早稲田大学在学中の1993年より週刊誌を中心に取材活動開始▼1998年、フリーランスライターとして独立▼興味テーマは政治家と選挙▼米国大統領選、ロシア大統領選、台湾総統選、カリフォルニア州知事選など世界の選挙も取材▼大手メディアが取り上げない独立系候補の活動を紹介した『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社刊)では取材・構成を担当▼Twitter IDはhatakezo▼『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)著者▼最新刊は『領土問題、私はこう考える!』(集英社)

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