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第44回:【政策】センター試験国語で若者の言語能力は測れません!
2014-03-06 00:30後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第44回:【政策】センター試験国語で若者の言語能力は測れません!「東方紅楼夢9.5 遠野物語」(2014年3月2日、あえりあ遠野)のサークルペーパーとして配布した記事です。さて、今回のFree Talkですが、今回は学力調査について。毎年センター試験が行われていて、その問題や平均点も公開されていますけど、そのたびに「センター試験の現代文、特に評論でこれだけの平均点だということは、世の中の多くの人はまともなコミュニケーションができないのだ」的なことを言って、本当にうんざりしています。別に私がかつて受けたセンター試験の国語で、評論以外壊滅的だったということでうんざりしているのではありませんからね、断じて。ちなみにそれでも東北大学工学部人間・環境系に現役合格できました。はっきり言いましょう。センター試験の国語では、若い世代の言語能力を測ることはできません!い -
第40回:【政策】PISA2012年調査結果を読む
2014-01-15 19:00後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第40回:【政策】PISA2012年調査を読むさて、今回は、3年に1度、世界的に行われる教育調査である「OECD生徒の学習到達度調査」(PISA)の、2012年調査結果が発表されたので、それについて見ていくこととします。本稿は、国立教育政策研究所によってとりまとめられた『生きるための知識と技能5――OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2012年調査国際結果報告書』(明石書店、2013年)をベースに紹介していきます。参加国と地域は次の通りです。OECD加盟国:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チリ、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、韓国、スロ
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