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記事 3件
  • 第28回:【政策】現代学力政策概論(第0回)

    2013-08-25 23:45  
    「仙台コミケ211」(アズテックミュージアム、2013年8月25日)のサークルペーパーとして書いた文章です。―――――弊サークルの同人誌に『現代学力調査概論:平成日本若者論史3』(コミックマーケット82)があります。これは、国際的な学力調査であるPISA(OECD Programme for International Student AssessmentやTIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study、国際数学・理科教育動向調査)がどのような目的で行われ、またどのような手法が使われているかを解説したものです。そしてそれらについて調べていく過程で、我が国の学力研究や学力政策の最先端にも触れることができました。国際的な動向や我が国の研究の動向を見て感じたことは、我が国における専門的な研究ではない学力論議が、いかに国内外の

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  • 第27回:【書評】夏の書評祭り

    2013-08-15 23:45  
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第27回:【書評】夏の書評祭り「コミックマーケット84」のサークルペーパーとして書いた文章です。―――――1. みわよしこ『生活保護リアル』日本評論社、2013年7月、1,400円(税抜き)2012年、ある芸人の親の生活保護「不正受給」騒動(後に不正受給ではないとわかり、またその芸人はまとまった収入があったら福祉事務所との協議の上で親にお金を送っていたことも報道されたが、それを知っている人はどれだけいるだろうか)が吹き荒れ、生活保護という制度そのものに対するバッシングが置きました。ただこれは初めて起こったことではなく、生活保護バッシングは過去にも何回かあった一方で、生活保護の現状や問題点について詳しく書かれた本も何回か刊行されてきましたが、本書もその流れに位置づけることができるでしょう。本書では生活保護について、その受給者が「働けるけど働けない」あるい

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  • 第26回:【思潮】東浩紀と「批評」市場の問題

    2013-08-05 19:00  
    藤田直哉による東浩紀批判をベースに、東の言説がなぜ影響力を持ち、またなぜ東の政治・社会観は迷走するのかを検証する。

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