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記事 3件
  • 第31回:【科学・統計】生命・損害を確率論で捉える――保険数学とはなにか

    2013-09-25 19:00  
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第31回:【科学・統計】生命・損害を確率論で捉える――保険数学とはなにか今回は、「第9回東方紅楼夢」における同人誌新刊『西行寺幽々子の生命保険数学基礎講座』の書店委託予約が始まったということで、保険数学についての話をしてみたいと思います。『西行寺幽々子の生命保険数学基礎講座』メロンブックス予約ページ http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001066173経済学に対する批判として、「人間をモデルとして扱うのは許せない」とか「人間をデータとして取り扱うのは個々の人間の人間性を捨象してしまう」というのがあります。これらは道徳的には正しいかもしれません。しかし、経済学においては、個々の人間の行動や心理学などを取り入れた行動経済学が発達してきているほか、通常の経済学にしても、むしろモデル化を行うことにより人間の

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  • 第30回:【政策】現代学力政策概論(第1回:全国学力テスト(前編))

    2013-09-16 12:30  
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第30回:【政策】現代学力政策概論(第1回:全国学力テスト(前編))(予定を変更してお送りします。なお連載「「草食系男子」論とは何か」は当面の間休載とします)2006年より、日本では全国的な学力・学習状況などの調査として、国立教育政策研究所により「全国学力・学習状況調査等」(全国学力テスト)が行われています(文部科学省公式:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/)。この調査については、報道では自分の県は何位だったとか、あるいは現代の子供はここが駄目だとかいうことがよく言われるのですが、この連載では、この調査について政策論の視点から再検討してみることとします。まず、文部科学省の全国学力テストのウェブサイトには、この調査の目的として、次のようなものが掲げられています。―――――
    ・義務教育

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  • 第29回:【科学・統計】レビュー系サイト・同人誌のための多変量解析入門(最終回)

    2013-09-06 07:30  
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ第29回:【科学・統計】レビュー系サイト・同人誌のための多変量解析入門(最終回:テキストマイニング)この連載企画も最後となります。この連載企画の締めとして、テキストマイニングという手法について解説します。テキストマイニングとは、テキストデータを単語ごとなどに分け、それをもとにして統計解析を行う手法のことです。特に動詞や名詞などの品詞(形態素)ごとに分ける手法を形態素解析と言い、通常のテキストマイニングはこの形態素解析によって得られた手法を元に行うのが一般的です。この連載では、フリーの統計ソフト「R」を使って分析を行ってきましたが、形態素解析もRで可能です。用いるのはフリーの形態素解析ツール「MeCab」と、これをR上で動かせるようにするツール「RMeCab」です。MeCabとRMeCabはそれぞれ次のサイトから取得します。なお、前提としてRをインストー

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