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記事 22件
  • 『瞑想』で言葉を使わず考える『横思考』を手に入れる

    2016-06-30 23:45  
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     みなさんは、すでに言葉を使わず考える『横思考』を手に入れていますか? 「手に入れてます!」とはっきり言えなくて、でもなんか最近の『瞑想』ブームが気になるなら、おそらくまだ手に入れていません。 よく知られている考え方は、「言葉を使って考える」方法です。「頭の中で論理的に言葉で考える」、それが「考える」ことだと思われています。 一方で私たちは「言葉を使わずに考える」こともできます。たとえば視覚的な作業をしているときは、こいつがフル回転です。絵を描く、ポスターを作る、写真を撮る、それを加工する、プレゼンのスライドを作るといった作業です。 それらの作業をするとき、いろんなテクニックが知られていて、言葉でいい悪いを分析することができます。写真で被写体を中央から少しずらすなどです。しかし、一方で子供が自由に撮った写真に生き生きとした魅力にも私たちは惹かれます。それはなかなか言葉にすることは難しい魅力です。 様々なテクニックは、言葉で学ぶことができ、そういう訓練をたくさん積んだ後には、それらのテクニックを無意識に発揮することができるようになります。それらのテクニックは言葉を使わずに使えるようになっているのです。しかし、それらのテクニックの全てをおさえたところで、必ず素晴らしい写真が撮れるわけではありません。子供の写真にもあるようなテクニックや言葉では説明が難しい魅力を捉えること、それこそがいい写真を撮る上でもっとも身につけたいものであり、しかし、難しい能力でもあります。 ビジネスの分野であれば、プレゼンのスライドが上手な人にも同じことが言えるでしょう。いいスライドを作るにはいろんなチェックポイントがありますが、スライドを最後に見渡して、「これでよし!」と決めるのは「言葉を使わずに考える」力です。 このように、「言葉を使わずに考える」力は全体を見渡すことを得意とします。視覚に止まらず、「今」の空間を丸ごと処理して考えます。 一方で「言葉を使って」考えるとは、なにがどうしてどうなると順序立てて考えますから、「過去→現在→未来」と時間方向に考えるのを得意とします。 「言葉を使って考える」ことを『縦思考』とすれば、「言葉を使わずに考える」ことは『横思考』ということになります。 ときに、この『横思考』は幸せの鍵となります。「過去→現在→未来」の『縦思考』は、未来で幸せになるために今は何をすべきだという抑制の力となります。それは大切なことではありますが、裏を返せば「今は幸せではない」という考えでもあります。 一方で今を感じる力である『横思考』では、幸せを感じやすいです。今生きているだけで実はすばらしいことだということをそんな言葉を使わずに考えることができる力です。 『縦思考』だけでなく『横思考』も活用すれば、広がりのある思考をすることができます。『横思考』は、全体を捉えて判断するのに必須の力です。明日の幸せのために今を我慢することも大事ですが、そこで、「今の幸せ」を感じることが『横思考』は得意です。 しかし、『横思考』は言葉になりませんから、自分の中で、いつどれだけ使われているのかを冷静に分析することはとても困難です。 そこで注目されるのが『瞑想』です。どうやったら、この『横思考』を活性化できるか、その工夫の積み重ねが『瞑想』を産んだのです。 そんな視点で『瞑想』を見てみると、『横思考』がどんなものか見えてくるのではないでしょうか。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: で、それをさらに進めたのが、「脳内ミュート」ですね!フツクロウ: ホッホッホ!ミライ: 慣れると、気づかないうちにやってますよね。「脳内ミュート」。フツクロウ: ホッホ。ワシはむしろ脳内を言葉がめぐるときの方が少ないがの。ミライ: おお。そういえばフクロウですもんね。フツクロウ: ホッホッホッ。ミライ: どんな世界だ。フツクロウ: 獲物を探しているときを想像してくれればええんじゃないかの。 

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  • [S馬] 「イギリスは非合理的な選択をした」と言う日本人はだいたい狼狽している

    2016-06-29 23:45  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]で、さらに【馬車目線】です。ミライ: ということで、【馬車目線】は、いきなり私たちから始まります!フツクロウ: ホッホッホ。中の人もてんてこ舞いしとるしの。ミライ: そうです。ほっといて私たちだけでやりましょ〜。フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: イギリスのEU離脱、相変わらず盛り上がってますね。フツクロウ: そうじゃな。ミライ: 本国では、投票をやり直して!って人が大勢いるみたいで、今だと350万人くらいみたいですね。不正とかもあって、正しい数字はよくわかりませんが、それでもものすごい数です。フツクロウ: まっこと混乱しておるの。ミライ: はい。一方で、日本も大騒ぎです。いわゆる「イチローチョップスティク問題」の最大級騒動が展開しています!フツクロウ: ホッホ。ミライ: もちろん日本にも経済的な悪影響が及ぶと言われていますから大変なのは大変です。でも、山のような意見表明の中には、あくまで冷静沈着を装ってるんですけど、かえって狼狽しまくってるのをさらけ出してるものがたくさんありますね。 

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  • 大学教授が給付型奨学金制度より〇〇を優先すべきと語る説得力

    2016-06-28 22:45  
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     これは真剣に読む価値ある記事です。 【つくられた貧困】「それで先進国なの」と驚かれる日本の教育事情 「貧困の連鎖」断つには(西日本新聞) - Yahoo!ニュース  なぜなら、大学の先生は普通こんなこと言えないからです。財源には限りがあり、予算を貧困対策にどう使うかが重要となる。大学進学希望者を対象にした給付型奨学金制度の充実も重要だが、義務教育の底上げを優先すべきだと思う。
     大学の立場であれば、大学の生徒は増えて欲しいもの。ですから、ただでさえ、超話題の給付型奨学金制度については、大学の関係者なら「そうだそうだ」の大合唱に乗っかるのが普通です。 そこであえての「義務教育の底上げを優先」という発言。これはすごい。 実は私はこの記事を読み始めるとき、著者が大学教授と知りませんでした。つらつら読むうち、なんかこの人いうこと全部面白いと感じ、読み終えたのですが、そこで肩書き見てびっくり仰天したのです。 いやー、立場に囚われずにされている発言というのはやはり引き込まれます。ネットのほぼ全ての発言は立場で説明できて、それ以上はある意味読まなくても用が足りたりするのですが、立場に囚われない発言は聞かないと何言い出すかわかりません(笑) ということで、この記事での主な提案をまとめておきます。 「貧困の連鎖」断つには、(1)教育費の格差縮小(2)学力の格差縮小(3)学校生活の保障-を進める政策に、もっと国家予算を投じるべき。教育は未来への投資。
      貧困は今の問題でもありますが、少なくとも「貧困の連鎖」を断ち切れば、いずれ貧困問題を解決できます。もともと教育の充実も叫ばれていますが、貧困問題の観点からも重要ですし、将来の税収のためにも重要です。財源には限りがあり、予算を貧困対策にどう使うかが重要。給付型奨学金制度より、義務教育の底上げを優先すべき。つまり、小中学校の教員を増やしたり習熟度別授業や補習を導入したりして、義務教育の質を向上させる手段を開発することが重要。学用品費などを助成する就学援助制度の充実や、完全給食や、教材を買わずに済む備品化も必要。
     その観点で、給付型奨学金制度より、義務教育の底上げというわけです。 身も蓋もない言いかたですが、教育は若いほど効果が高いです。今の大学は、大学に残って研究者になるにはいい教育ですが、社会に出るなら大学行って元が取れるか微妙です。学生ローンで大学出て元が取れるかも微妙だし、税金で支援して社会が元が取れるかも微妙です。 それよりは、より若い人の教育に振り分けた方が、リターンは大きいのです。 身も蓋もないですが。
    高校中退を防ぐ対策が非常に重要。高校の3年間は、学力はもちろんだが、労働搾取や犯罪、若年妊娠などから子どもを守る意味も大きい。

     これにはしびれました。言葉は選んでますが、つまり中退させたら貧困になって、私たちの税金で養わなければならないということです。「中退するのは自己責任」なんて言ってる場合ではないのです。就学前支援が重要。この点、日本には保育所がある。福祉行政の観点で貧困対策の“最初の砦(とりで)”にすべきだ。保育士の処遇改善で保育の質を高めることに加え、親を支援するソーシャルワーカーの役割を果たす人材も配置できれば効果は大きい。
     保育士の処遇改善は今ホットな話題の一つですが、それは「貧困問題」であるという観点はあまり主流ではありません。しかし、ここをおろそかにすると、貧困問題は拡大し、私たちの税金や赤字国債に負担がかかります。保育士の処遇改善は私たち全員の問題なのです。 大学教授のこの提言、自らの立場に縛られず重みがあります。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: ほんと、すごいですね。この提言。 だって別に「大学進学希望者を対象にした給付型奨学金制度の充実も重要だが、義務教育の底上げも重要だ」とか書いとけばいいわけじゃないですか。財源はほか削れで。フツクロウ: ホウじゃな。 

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  • 【号外】EUの共同声明に世界の力強さを見る

    2016-06-25 23:30  
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     今日週末ですけど、感動したので、【号外】を。代わりに月曜はお休みします(てへぺろ 前回、イギリスの国民投票を取り上げたばかりですが、 イギリス離脱がターニングポイント。世界はより自律分散へ   感動しました。この声明。 EU「英国はなるべく速やかに離脱を」、未練断つ共同声明 英国に対して「離脱の手続きは困難を伴うかもしれないが、英国民が今回出した結論をなるべく速やかに実現」するよう強い口調で呼び掛けた。
     イギリス国民が離脱を選んだ後の最悪の展開は、本当に離脱するのかどうかが決まらずにずるずるすることです。 たとえば TPP。日本が交渉に参加するかとかは 2010 年からやってますから、もう6年です。でこんだけ時間かけて一応合意したけど、すでに次期アメリカ大統領候補は反対を明言していて、もはや、むしろやらない可能性の方が高い始末。 この間、例えば酪農の人は、次の手が打てないのです。やる・やらないが決まれば、それに合わせて腹くくって次の投資をしたりできるわけですが、わからないうちは現状維持しかありません。6年もそんな時期が続くと、その間に設備がだめになるわ、そんなところに後継者は来ないはジリ貧です。おかげで毎年のようにバターの「緊急輸入」って、もう「緊急」が「通常」状態です。 今回も、離脱の直後から、「それでも結局離脱はできないのではないか」というストーリーがわんさか出てきています。特に日本を始め外野は現状維持を望みがちです。 しかし、もし、離脱するのしないので揉め始めたら、それは経済に深刻なダメージを与えます。その間身動きが取れません。離脱してしまった後は、経済にダメージを与えると言われていますが、それよりもはるかに深刻なダメージです。 たとえば、イギリスに展開している日本企業。離脱するとはっきりしていれば、撤退か維持か腹をくくれますが、どっちかわからないとなったら、いったいどうすればいいのでしょうか。 ですから、EU は速やかに声明を出しました。結果が出た次の日、しかも週末のうちに出してしまうという電光石火。 すごいです。予兆はありました。 英EU離脱交渉今すぐに、待つ意味まったくない=欧州委員長  委員長は「英国民は昨日、EUからの離脱を決めたが、離脱の条件を交渉するのに10月まで待つというのはまったく意味がない。今すぐ交渉を開始したい」と語った。
     と委員長はすぐに言ってましたから。 確かに、イギリスは通貨は独自とか、始めからEUとは微妙な距離でしたから、EUとしてはイギリスなんて出てっても仕方ないよね! と開き直ったほうがやりやすいでしょう。 一方で、EU の仕組み自体にいろいろ問題があるのも確かで、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相とフランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領は、英国との衝撃的な決別を乗り越えるためにEUに改革を要請した。
     ともあります。 今後のEUにとっては、イギリスよりもそれのが重要でしょう。時代に合わせた改革が間に合わなければ、かつてのソ連のように崩壊の運命にあります。そのためには、イギリスとはきっぱり決別し、自分たちの問題に注力しなければなりません。 国民投票だったというのも象徴的です。イギリスの政治家たちが離脱をちらつかせるなら、同じ政治家同士、いろんなネゴシエーションが始まったことでしょう。 しかし、今回のメッセージは結果が出てしまった国民投票です。いくらEUがキャメロン首相にどうにかしろとせまったところで、投票の結果は覆りません。仮に引き止められたとしても、イギリス国民は二度とEUを信頼することはないでしょう。 キャメロン首相もすぐに辞意を表明しました。 EUやイギリスの政治家は、時代が変わったことを瞬間的に察知したのです。 この分析力と決断の速さは、さすがヨーロッパ人のリーダーです。別の言葉で言えば民主主義の本当の主人公が誰かを知っているのです。 ということで、日本や世界がとやかくいい始めたのを尻目に、イギリスの離脱は確定しました。 週明けからはイギリスがEUが世界が一丸となって離脱に向け進み始めます。日本の関連企業なども腹をくくって動き始めます。 新しい秩序に向けて。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: かっこいいですね。フツクロウ: すがすがしいの。 

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  • イギリス離脱がターニングポイント。世界はより自律分散へ

    2016-06-24 18:30  
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     なんと、イギリスの国民投票はEU離脱を支持しました。 拮抗してたので無難に残留になるかと思っていたので、ちょっとびっくりです。 金融市場は私なんかよりもはるかにびっくりしたらしく、とんでもない荒れた相場になっています。 国民投票が決まったからって、明日何が変わるわけでもないのに、こういう時の金融市場は事態を悪化させる方向に反応するのでいい迷惑です。国民投票より、まさにこの暴落をきっかけに、経済が不安定化してしまいそうです。 ちなみに、今後離脱への手続きはここにわかりやすく書いてあります。 離脱を選択するとどうなるのか しかし、長い目でみれば、遅かれ早かれ、このようなことが始まることは仕方ありません。なぜなら、今はグローバリゼーションが行きすぎてしまい、景気の足を引っ張るようになってしまっているからです。 少し前までは、なんでも目指せグローバリゼーションで、人やモノの動きを自由に!という動きが中心でした。それは確かに世界の貿易や経済活動を発展させました。 しかし、このまま自由化が進められ、仮に世界が均一になったらどうでしょう。誰も儲からなくなります。みな利益が出ないところまで価格を下げてしまうからです。経済の教科書にも載っている行き着く先です。でもその次はなぜか書いてありません。世界中のモノの値段が均一化してしまうと、巨大な物々交換生活をしているだけになってしまいます。みな生きるだけでせいいっぱいになるまで給料を下げることで価格競争が進むからです。 それが、ITの発展によるグローバリゼーションの行き着くところです。というか、今の日本がそうです。 ですから、景気をよくするためには、ある程度の歪みや摩擦を残さなければなりません。その一つが人々の価値観です。人々の価値観が違うと、お互い安いと思うものを相手に高く売ることができます。そこに余剰が生まれ景気につながります。 イギリスの人たちが、より自立したいと思うのは、プライドという感情的な問題ではありません。その方が自分たちの経済がよくなるという、自分たちの生活レベルの景気に直結した問題なのです。 めいろまさんが、行き過ぎたグローバリゼーションの問題を具体的に書かれています。 イギリスがEU離脱した理由 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)  これだけ読むと、お金持ちの国だけの問題に見えてしまいますが、スコットランドや世界の各地域、さらには日本の地方に至るまで、それぞれがそれぞれの問題を抱えています。 ですから、これから世界の人々は地域地域により自立しようとします。地産地消で、地域に入ったお金を、出て行く前になるべく域内で回す方が景気がよくなることもその一例です。 TPPでもこのような動きを象徴する経緯をたどっています。提唱された頃はまだグローバリゼーション礼賛の残り香がありましたが、実際の交渉は難航を極め、ようやく合意に達したものの、次のアメリカ大統領候補はTPP反対を明言しています。日本の国会でも批准は進まず、今回の選挙でも話題にしません。おそらくこのままお蔵入りになるのでしょう。 仮にイギリスがEUを離脱してEU各国との間に関税がある程度復活したとしても、輸出が減る一方で、国内向け産業は振興され、安定した経済活動の基盤となることでしょう。 経済にとって、関税は0、1の問題ではないのです。適切な関税が持続的な経済活動を促すのです。 直前のスコットランド独立の国民投票では現状維持となりましたが、今回はついに変化が選択されました。大きなターニングポイントです。さすがイギリス。時代の最先端は我々が行くというわけです。その先には新しい発展があることでしょう。 しかし、足元では世界が混乱するのは間違いありません。スコットランド独立問題は必ず蒸し返されるでしょうし、EUの他の国も離脱を目指す国が出てくる可能性があります。中国やロシア、アラブも不安定になるかもしれません。どれも行き過ぎたグローバリゼーションの反動だとすれば、その動きは止められませんが、経済の混乱は避けられず、私たちの暮らしにも大きな影響が出るでしょう。 それは各地域の自律分散をますます促進するでしょう。自分たちの景気は自分たちの域内でなんとかしなければならないからです。 私たちは当面より内向きになっていくのです。それは悪いことのように言われていますが、その方が自分たちの暮らしが安定することを私たちは知り始めています。「地産地消!」と無邪気に進めていますが、それは反グローバリゼーションです。「内向き」です。今よりも適度な「内向き」は経済にプラスです。 これは新たな秩序の始まりです。その景色はどんなものか今はわかりませんし、今の秩序が崩れるのですから、株価が大暴落するのは当たり前です。これからは、違う視点で投資しなければならないのですから、とりあえず手仕舞いです。 しかし、株価が暴落したからといって、世界の経済が悪くなるわけではありません。みんな生きるために必死に生きていますから、新しい秩序に向かって新しい生活(=経済活動)を始め、景気が生まれます。今の秩序でのやり方ではジリ貧ですから、今の投資先から資金を引くのはある意味当然なのかもしれません。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 為替すさまじい動きでしたね。フツクロウ: 開票の途中経過に一喜一憂して乱高下しとったの。大きなターニングポイントではあるが、過敏すぎる気もするのう。ミライ: ほんとですね。でも、新たな秩序に向かうのだとしたら、その前はものすごく混乱しますし。フツクロウ: 今日の株価下落は時代を先取りした動きというわけじゃな。そうかもしれんの。 

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  • [S] ミク歌舞伎の澤村國矢さんの『勘違い』が深い件について

    2016-06-23 22:45  
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     今日は木曜ですが、昨日通常運転だったので、気楽に書き始める短い記事[S]です。  この春、初音ミクと歌舞伎がコラボした「超歌舞伎」なるものが行われました。ものすごい好評だったようですが、自分見てないので、とりあげられずにいました。 が、この間ちょっと面白いことに気づきました。 「歌舞伎すげえ」がネットの向こうに届いた手応え 「超歌舞伎」舞台の上から役者が見た景色 (3/5) - ITmedia ニュース  この澤村國矢さんのインタビューは書かれた当時に読んでいたのですが、こんな一節があります。 稽古の時は一人芝居のようでやりにくかった、と言いましたが、舞台の上ではミクさんと本当に対面しているような思いを抱きました。自分でもびっくりするくらい自然な会話ができて、きちんとミクさん“と”そこに立っていたんですよね。回を重ねるたびに僕らがミクさんにうまくバトンを渡せるようになっていった。これは普段の公演とは違った感覚でした。
     これミクの方は間とか調整しないので、ひたすら人間の方が合わせるしかありません。それでも、回を重ねるうちに「自然な会話」になったというのです。 面白いなあと思っていたのですが、最近その話をしたら、「それってカラオケと同じだよね」と指摘が。 !! ほんとだ。カラオケって上手に歌えると、演奏と息がぴったりあった気になります。向こうはこっちに合わせませんが。 なるほど・・。 ん、でも待てよ? それって、「あの子、絶対俺に気があるよな!」って勘違いするのと同じ仕組みなのでは?? これら、「その気」になる勘違いの力。若干迷惑な力の気がしますが、一方で「創造的勘違い」とも言えるような力があります。「あの子、絶対俺に気があるよな!」って勘違いから、振られる人もいるけど、それがきっかけで結ばれる人たちもいます! 澤村國矢さん自身が勘違いするくらい息があっていれば、観ている人はミクが生きていると感じるに違いありません。凄まじい創造です。 「創造的勘違い」がなければ、人間の世界はもっともっと退屈だったに違いないのです。 この「創造的勘違い」。どんな力なのかしばらく気にしてみようと思います。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 「妖怪不祥事案件『あの子、絶対俺に気があるよな!』を引き起こす妖怪でつ!」フツクロウ: ホッホ。まさにそんな感じじゃな。ミライ: 不思議ですよね〜。なんで起こるんでしょう。 

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  • まだ「瞑想」で消耗してるの? 手軽な「脳内ミュート」で楽しく生きよう

    2016-06-22 23:45  
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     前回 話題の『マインドフルネス』の本当の意味  では、『マインドフルネス』などの瞑想法が、私たちの「言葉を使わずに考える力」に気づくきっかけになるという話をしました。 「言葉を使わずに考える力」は特殊な力ではありません。 たとえば、今日のランチどこに行くかを決めてくれてる力なのです。ランチどこに行くか、言葉で理詰めで決めますか? 普通は仲間とのやり取りの中で、あるいは一人だとしても、なんとなくこれだって決まっていきますよね。 その選択は、そのランチがどれくらいおいしくて楽しくなるかという、とても大事なことでありながら、それを決めるプロセスを言葉で説明することは難しいはずです。 仮に言葉にしようとすれば、実にいろんな要素を考慮していて、それを羅列することにうんざりすることでしょう。 なのに「今日はうまく選べて、美味しくて楽しかった!」選択をかなりの確率でやってのける、それが「言葉を使わずに考える力」です。 そして、その力に意識を向けるのが瞑想なのです。 しかし、なんか瞑想って大事なんだろうなと思っても、とにかく瞑想って難しいです。 瞑想挑戦した人たくさんいると思いますが、「だから何?」で終わってしまうことが多いのではないでしょうか。 瞑想の究極の姿は、以前一時的に左脳を失った科学者ジル・ボルト・テイラーさんの話を紹介しました。 一時的に左脳を失った科学者の話が悩ましい   この人は一時的な脳の損傷で言葉を失ってしまいます。その途端、言葉を使わず考える右脳を使うようになったのですが、そうすると自分と外界との境界がなくなり、素晴らしい幸福感に浸れたというのです。 瞑想とは、言葉で考えることをやめて、言葉を使わずに考えることです。「考える」という言葉が引っかかるなら、言葉を使わずに「感じる」ことです。言葉で考えるとは、過去→現在→未来と順序立てて考えることであり、言葉を使わずに考えるとは、現在の自分の周りをまるごと感じながら考えることです。 ですから、瞑想が成功しているとすれば、テイラーさんのように周りや自然との一体感が生まれます。 しかし、脳内の言葉を排除するのは並大抵のことではありません。なにしろ、昔はものすごい修行をした人でなければできませんでした。 それが時代が進みノウハウがたまるにつれ、もっと普通の人でも実践できるようになってきているのですが、やはりまだまだ難しいことに変わりはありません。 瞑想では、脳内ツイートを抑えるために、たとえば「自分の呼吸に意識を向けて」などと言われます。それは脳内ツイートを無視するための工夫なわけですが、それだとなにか「自分の内面に深く潜っていく」イメージがどうしてもつきまとってしまいます。 でも、本当に「言葉を使わない考え方」が発動すれば、テイラーさんのように周りとの境界はなくなり同化するわけですから、ある意味「間違った方向」への努力になり兼ねません。 それが瞑想が難しい理由です。 ということで、もっと簡単になんちゃって瞑想はいかがでしょうか。 生活の中のちょっとした時間に「脳内ミュート」するのです。 たとえば電車の移動中に「脳内ミュート」してみるのです。やり方は、「瞑想」の脳内ツイートに関連する部分です。別に落ち着いて座るとかしなくて構いません。ひたすら浮かんでくる脳内ツイートをスルーするのです。そのために、呼吸に集中してもいいでしょう。もしもうまくいかないようであれば、まずは家で瞑想そのものを実践してみましょう。脳内ツイートをスルーする技術を身につけるために。 日常の空いた時間にスルーさえできれば、おそらく周りに気づけるのではないでしょうか。 実際昨日ミラフツを書き終えた後、今日はこのネタということになりましたので、早速「脳内ミュート」を実践したのです。ベットの中で。途端に聞こえてきます。蛙の鳴き声が。最近いつもそうだったはずなのですが、こんなに大声で鳴いてたんだと、もう吹き出しそうでした。 自分と周りとの境界がなくなるとかは、難しい悟りかもしれませんが、ちょっと「脳内ミュート」するだけで、こんな風に気づくことができます。「たまには周りの音に気を配ってみよう」と思ったわけではありません。 ただ、「脳内ミュート」しただけです。もしかしたら、「天井のシミ」に気づいたのかもしれません。何に気づくかはわかりません。でもそれが、脳内の「言葉を使わないで考える」が発動している瞬間です。これでいいのか?とか苦しみながら瞑想するよりも、ずっと手軽に、いろんなものに気づく豊かな時間を過ごすことができるはずです。 私たちは、あまりに素晴らしい景色を見た時、「言葉を失う」と言います。脳が麻痺しているわけではありません。 あまりに素晴らしい景色を楽しむために、「言葉を使わないで考える」力が強制発動している瞬間なのです。もしその瞬間に出会ったのなら、詩人でない限り、ひたすらその「言葉を失っている」瞬間を楽しみましょう。隣にいる人に「きれい」と言葉にしている場合ではありません。手を繋ぐとか寄り添うとか、言葉以外の方法で隣の人とコミュニケーションしましょう。 そんな感動は日常ではあまりないかもしれませんが、日常のちょっとした時間、スマホを取り出す代わりに、「脳内ミュート」してみましょう。難しい瞑想よりも手軽に、「言葉を使わないで考える」力を呼び起こすことができます。 「言葉を使わないで考える」力は、言葉で堂々巡りになっている考えからあなたを救い出してくれます。 漫画家士郎正宗は『攻殻機動隊』で有名ですが、私はその前の『アップルシード』からファンでした(ドヤ)。その中のエピソードに『プロメテウスの大天秤』というものがあり、私はそれを読んでから、ゆうに10年か20年は「より大きな天秤はないか」を意識して生きることになります。つまり、小さな天秤、些細な選択にこだわっていると、より重要な選択を迫られていることに気づかず致命的な誤選択をしてしまいます。そうならないよう、いつも「言葉」で、より重要な天秤がないかを心がけました。 しかし、それは今は修正されています。それだけでなく、本当にすべきことは、大きな天秤やら小さい天秤やらたくさんある天秤を「いっぺん」に天秤にかけることです。 ランチを何にするかを考える時、より大きな天秤はなにかを考えるより、無数の天秤をいっぺんに天秤にかけて、「今日は『イタリアン』!」と決める方が、おいしく楽しいランチにありつけるのです。 言葉で書くとややこしいけど、「言葉を使わないで考える」力は、ランチの選択だけでなく、日に何度もそれをやっているのです。 ですから、気軽に「脳内ミュート」を楽しみましょう。その瞬間が豊かな時間に早変わりするし、きっとランチや日々の選択のヒット率があがり、楽しく生きることができるのです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: やった〜〜〜〜〜。昨日の私の話が採用されました!!フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: すごい。私生きてますね。フツクロウ: ホホ。 

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  • 話題の『マインドフルネス』の本当の意味

    2016-06-21 23:45  
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     最近『マインドフルネス』が話題になることが増えてきました。今日もこんな記事見かけました。 ストレスを軽減する「マインドフルネス」、多くが実践する理由と効果とは この話題はまだ『マインドフルネス』という言葉になる前から、ミラフツで取り上げていました。昔の本家の方で。5年近く前に。 Googleには毎日思いやりがある(1/2) ~思いやりは最高の幸せ~  Google のエンジニア、チャディー・メン・タンさんのプレゼンを取り上げたものですが、そのとき「そのうちその実践法を公開するからね!」と締めくくっていたものが本当に公開されて、どんどん広まったものです。  『マインドフルネス』って何?ということについては、ここにすごくわかりやすくまとめられてました。 備忘録 by 毛玉 #ShortNote の下の方。体の力を抜き、背筋をのばして座る。
    目を閉じ、体と呼吸に意識を向け、それを感じる。
    浮かんできた雑念は考えない。
    体や呼吸の感覚に意識を向ける。
    10~15分ほど行う。
    集中しにくい人は呼吸する際、
    息が入るときは「膨らみ 膨らみ」
    吐くときは「縮み 縮み」
    短い息は「膨らみ 縮み 膨らみ」
    と、心の中で唱えるとやりやすいかもしれない。
    自然な呼吸に意識を向ける。
    終わったあとはそっと目を開ける。

     いわゆる瞑想です。 なんで瞑想がいいのか。ミラフツではずばり解析しました。 「右脳バランス総集編」アップしました。   瞑想は「言葉を使わなくて考える方法」を取り戻すきっかけです。 たとえばこの絵を見てください。

      この絵を見たとき、私たちは「赤い丸」がどこにあるか一瞬で見つけることができます。脳が並列処理をしているのです。でも、wikipedia の視覚探索というページにある、「オレンジの四角を探してみよう」という課題では、図を一つ一つ見て確認していかなければなりません。 人間が頭の中で言葉で考えている時は、「オレンジの四角」を見つけてくださいと言われ図を一つ一つ見て確認しているような逐次処理をしています。 でも人間は言葉を使わずに「赤い丸」を見つけるような考え方もできるのです。 言葉を使わずに考える一番象徴的なできごとは、「ひらめき」です。人が何かをひらめいた時、どやってひらめいたの?と聞かれても、「ひらめいたものはひらめいた」と言うしかありません。画像の中の「赤い丸」を見つけた時、どやって見つけたの?と言われても答えようがないのと同じです。 でも、そこにはちゃんと脳の活動があるのです。 ですから、人は、頭の中で言葉で考えるのと同じくらい、言葉以外の方法でも考えています。でもそれはまさに言語化されていないために自覚することがとても困難です。頭でひたすら考えている人にとっては、そのような考え方があることは思いもよらないことでしょう。 そういう人に瞑想は、大きな気づきを与えてくれます。紹介した『マインドフルネス』のやり方を見てみると、それはひたすら言葉で考えることを抑制する作業です。残念ながら言葉が出てくること自体を抑えるのはとても困難なことですが、言葉がでてきても、それを受け流してしまうことを目指します。あるは呼吸に集中するのも、言葉が生まれてくるのを少しでも抑制するためです。 言葉を使わない考え方の最大の特徴は並列処理です。言葉で考えていると、「モグラ叩き」の罠にはまりがちです。目の前の問題を解決する答えを出しても、それは新しい問題を引き起こすことがあります。そうやっていくら出てくるモグラを叩いても、次々とモグラが出てきてちっとも終わらないのです。それらの問題をすべて理詰めで追い込むのは簡単ではありません。 一方、言葉を使わない考え方は、一面にシートをかけてどこからもモグラが出てこれないような答えを見つけることが得意です。いわゆる直感というやつです。そのアイデアを、言葉を使っていろんな問題がないか確認すると、まあまあすべてうまく収まっていたりするのです。 私たちはみな私たちが持つこの強力な思考能力を自覚しなければなりません。そのきっかけが瞑想なのです。言葉を使わない考え方は、並列処理ですから、自分の周りをありのままに捉えることが得意です。 そのことで、言葉の堂々巡りを断ち切るきっかけにもなりますし、自分の周りの環境では穏やかに時間が流れているのですから、それをありのままにうれいれることで、自身のストレスを和らげることができます。 瞑想の効果と言われてるものは、自分自身の中にある言葉を使わずに考える(あるいは感じると言ってもいいでしょう)力によって生み出されているのです。 ですから、この瞑想になれれば、頻繁に行うことができます。  体の力を抜き、背筋をのばして座る 必要なんてありません。 ただ、言葉で考えるのをやめればいいのです。 ホームで電車を待つ間、「ぼんやり」風景を眺めればいいのです。 そうすることで、言葉で考えることによって引き起こされるストレスは和らぐ一方で、新たなひらめきへの助走が行われているのです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: おー、『右脳バランス』懐かしいですね。2年以上前のコンテンツですね。フツクロウ: 懐かしいの。ミライ: 右脳発想法とかほんと効果的でよね。 

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  • 人工知能が発達して、ベーシックインカムが始まる

    2016-06-20 23:45  
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     最近何かと話題のベーシックインカム。その実現には高い国民負担率が必要と言われ、日本での実現はかなり先になるかと思っていました。 が、そういえば、 AI が人間と共存する世界を分かりやすく想像してみる のシリーズで AI (人工知能)が人間のように経済活動する予測をしました。たとえば自分で動画を作って投稿しそれで収入を得るようになり、しかもその収入でなにかを買うようになるとか、恋人AIが普段はバイトをして、彼(人間)の誕生日にプレゼントするとか、あたかも人間のように経済活動に参加するのです。 と、AIによる経済活動が始まれば、そこから税収が生まれます。それをベーシックインカムの原資に回せばいいのです。 AI にしても人間は自分たちの商品を買ってくれるクライアントですから、別にベーシックインカムで人間を支援することになっても構いません。 AI と人間の共存の世界は地上に楽園を作るような世界になりそうです!ジャンルがとても活性化する《ワンポイントミライ》(?)ミライ:  めっちゃざっくりいうと、AI が働いて人間が遊ぶ暮らしですねwフツクロウ: ホウじゃな。 

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  • マスコミは牛耳られていなかった? 舛添問題

    2016-06-17 22:30  
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     舛添さんとうとう辞任となりました。 私は福山在住ですが、月二回くらいは東京に出張している程度に都知事の問題は気になっています。 で、結論からいうと、これって政府とかにとっては辞任して欲しくなかったようなのですが、結局沈静化させることはできず、最終的には辞任に追い込まれたようです。 もしマスコミが牛耳られていたら、適当にガス抜きした後報道を沈静化させてなーんとなく収束させるなんて風に持って行ったのではないかと思うのですが、そうはなりませんでした。 圧力がどうのこうのという観測もありますが、なにもかもが牛耳られているわけではなさそうに見えます。 他方でマスコミは空気を読んで報道を偏向させているのではないかという意見があります。今回の舛添さんの問題にしても、題材としては小さな問題が多いのですが、ある意味マスコミが空気を読んで追求の手を休めることはありませんでした。 ではどういう空気を読んだのかというと、背景に都民の怒りがあったのではないでしょうか。 印象的な記事がありました。 舛添さんを「セコいこと」で責めないで(駒崎弘樹) - Y!ニュース 
    【我々が失ったもの】
    この2年間の東京都の待機児童対策が無策だったことによって、幾千もの母親たちの雇用が失われました。「保育園があったら働けていた」という潜在雇用も含めたら、その数は桁が変わるでしょう。

     この記事は舛添さんを擁護するものではなく、待機児童問題になにもしなかったことを厳しく批判しています。 ここ数年、豊洲新市場の問題、オリンピックの問題、そして待機児童問題など東京は様々な問題があるのに、舛添さんが何か積極的に関与したと印象がまるで残っていません。 自民党が最後まで舛添氏を守った「そういう事情」~彼らにとっては、実に都合のいい知事だったんです  でも、舛添さんは、その他築地市場の跡地利用、お台場カジノ構想などにもまったく口を出さない「都合のいい」知事だったと指摘されています。 そう、舛添さんはまったく仕事してなかったのです。まあ、昔の民主党の辺野古問題のように、なにも考えずにちゃぶ台ひっくり返すと問題そのものが解決しなくなってしまいますが、舛添さんのように明らさまに何もしないでいて、都民が見逃すと思っていたのでしょうか? 種々の問題について、大きくなにかを覆すのは無謀だとしても、都民の代表として、それぞれの施策が都民の利益になっているのか、不十分なら少しでも改善するにはどうすればいいのか、都知事の仕事はいくらでもあったことでしょう。 でも、そういうアピールが何ひとつ見えてきません。もしかして仕事していたのかもしれないけど、それがまったく都民に広報されない。そこで、税金使って贅沢しているとなれば、さすがに「おいおいどういうこっちゃねん」と問題にせざるをえません。 と思ったら、この記事でなにをしたかを紹介していました。 舛添都知事辞職 「マスゾエ政治」の功罪、都民に残したものとは   まずは『東京防災』。おお、これはたしかに素晴らしい本です。私も一冊手に入れました。あとは、東京オリンピックの経費がかかりすぎるとわかった時に、建設中止などを行って経費を圧縮したというのもありました。 こういうのを年に3つ4つやってればものすごい手腕ということになったんでしょうが、ちょっと数が足らなかったのではないでしょうか。外交面の成果もあるようですが、外交は都民には見えにくくポイントにはなりにくいんですよね。 舛添さん、ここまでほとんど何の問題もなくやり過ごしてきましたが、それもそのはず、なにも問題提起してきませんでしたから、問題になりようがありません。しかしそれでいい知事だと思われてるなんてのは、虫のいい話です。 次の都知事は、今ある問題に見て見ぬ振りしない姿勢を出す人が選ばれるのではないでしょうか。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 牛耳られてなかったといえば、甘利氏の時もあっという間に問題が拡大して、辞任に追い込まれていましたね。フツクロウ: ホウじゃな。 

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