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記事 7件
  • *六*祖孫(そまご)教室で新たな需要を掘り起こせ〜!

    2013-01-22 07:00  
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     かつては、子育てのための母親教室が主流だったところ、少し前は子育てのための父親教室も頻繁にみかけるようになり、最近は孫育てのための祖父母教室も良く見かけるようになりました。 共働きも増え両親だけでの子育ては大変、一方祖父母はまだまだ元気でお金にも余裕がありかわいい孫の面倒をみたいもの。しかし子育ての常識はどんどん変わっていますし、自分たちの時代の子育てを押し付けては親の方針とぶつかるのは必至。 そんなわけで、孫育てを学びたい祖父母のための教室が増えているのです。 政府も孫への教育資金、一括贈与可能になんて政策を検討していて注目されるこの祖父母パワー。そのパワーを生かして、祖父母と孫が一緒にできる習い事、祖孫(そまご)教室がいいんじゃないかと思います。・定期的に祖父母と孫が一緒に習います。たとえば英会話、水泳、フラワーアレンジメント、クッキング、陶芸、パソコン、大正琴、絵とか。・定期的な親子教室みたいなのは、親は忙しいからなかなか流行らないかもしれないけど(親子水泳教室とかはそこそこ見る気がしますが)、祖父母=孫ならちょうどいいアクティビティ。
    ・祖父母にしてみれば、孫の面倒はみたいけど完全に任されても大変だし。習い事であれば、一緒に習うから、むしろ自分も面倒見てもらえるし、ついでに習えるし。・習い事なら親もいいかなと思えるし、教室なら祖父母だけに任せるより安心だし、その間完全に子育てから解放されるし、しかもお金を祖父母が出してくれるとなったら、なんてありがたい!!・送迎とかもつけてくれるということなし。ということで、いいことづくめなので、今は目立たないけどきっと始めているところはあるだろうし、これからどんどん流行ることでしょう。「祖父母孫教室」だと長いので「祖孫教室」とかなんかいい名前がつくともっと一気に広まると思いますが、いい愛称ないものでしょうか。・併せてどうぞ【勝手に楽観シリーズ:8】人口の少ない若い世代が勝たせたい候補を勝たせる方法 選挙でも世代間で協力すればいろいろ面白そうです。ミライ: はい。ここからはこの記事「祖孫教室」の*六葉未来点*(?)について見てみようと思います。これなら元気な祖父母パワーをばんばん活用できそうですね。 
  • 【馬】「イクメン、弁当男子」は、なぜ大丈夫か

    2012-12-25 07:00  
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    【馬車目線】2012年12月第4号
     見事な【馬車目線】(?)で、話題沸騰ですね。「イクメン、弁当男子」は、なぜ出世できないか 考え方が古いっと大量の突っ込みが発生しています。が、この方とて日本を心配しての発言。確かにこの考え方が古いとしても、じゃあその古い考え方でなくて若者は、日本は大丈夫なのかについてはっきりしていないからこの方だって不安になります。 ということで、引用しながらその問いに答えてみようと思います。
    温室育ちの草食系男子よ、さらば 最近は、元気のない若者男子の代名詞として「草食系」と言われるようだが、団塊世代の私からすると、彼らはハングリー精神のない「温室育ち」に見える。なにしろ私たちの世代は、小さい頃から進学、就職などあらゆることで競争社会だった。とにかく勉強していい学校に行き、いい会社に入り必死に働いて、いい暮らしをしたい、親孝行をしたいという思いが強くあった。伊藤忠に入社したときの同期は、総合職354人、事務職が632人と約1000人もおり、ものすごく活気があり、ハングリー精神もあった。先輩たちの気持ちも高揚していたし、横のつながりも強かった。

     はい。競争は苦手ですが、そのかわり共生が得意です。遠く離れた異分野同士でも一瞬でつながって、コラボ始めて、イノベーションします。とりあえず、先週末盛り上がったニコニコ学会から、道具も茶室もないところで調理師、華道家、木工師、茶人が行った自宅茶会とかいかがでしょうか。

     ところが、社会が豊かになるにつれてハングリー精神が奪われていき、いい意味での上昇志向も低下してきた。特に約20年前から、詰め込み教育や受験競争がよくないというので始まったゆとり教育が、競争社会を生き抜こうという強い気持ちを養う機会を減らしてしまった。グローバル化が進展する中で、受験熱の高い韓国や教育に熱心な中国に後れをとる結果にもなってしまった。

     もう私たちは大企業が作るグローバルな製品への興味を失いつつあります。だから、仮にグローバル市場で競争に勝っても、マルクスの教科書通り利益がなくなるまで値段は下がり、ちっとも楽になりません。 
  • 【「ニートの歩き方」に見る社会の最新技術4】ギークハウスのゆるんチャイズ

    2012-12-04 12:21  
     
     日本一のニートphaさんによる随所に日本の最先端の感覚が溢れる話題の書「ニートの歩き方 」 に見る社会の最新技術第四弾は、ギークハウスと呼ばれるシェアハウスのオープンソースによる運営です。 最新技術2:若者自身による自殺防止自衛策でも紹介したように、phaさんはギークハウスというシェアハウスを運営しています。そして、その情報を公開(オープンソース化)しています。そうすることで、全国各地のやりたい人が各地にギークハウスを開いています。  フランチャイズよりもずっとゆるいつながりなので、ここではゆるんチャイズと呼んでみましょう。  たとえば緑提灯という取り組みもそれに近いのではないかと思います。居酒屋さんで緑の提灯に気付いたことありますか。この緑提灯が下がっているところは国産食材を使っている割合が半分以上です。さらに星印の数で割合の高さを示しています。北海道の1居酒屋から始まったこの取り
  • 【馬】第三極の戦略分析、既存政党は手を拱(こまね)くままか。

    2012-11-28 07:01  
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    子ども国会の様子(参議院ホームページより)
    【馬車目線】2012年11月第5号 いまさら聞けない! なんでこんなに政党乱立?の馬車目線からの解説です。 今日嘉田知事によって発表された新党日本未来の党が新興勢力として取っている戦略は、 
  • 【馬付】いまさら聞けない! なんでこんなに政党乱立?

    2012-11-28 07:00  
    子ども国会の様子(参議院ホームページより)
     日本て二大政党制になっていくのかと思ってたのに、なんでいきなりこんなに政党乱立するの? と正直びっくりしている人も多いのではないでしょうか。 簡単です。二大政党制なんてもう流行りません。昔の日本は一直線に成長するという目標があって、それを引っ張る自民党と行き過ぎを制する野党というバランスで進んできました。しかし、一直線な幹の成長は終わり、今はその幹に枝葉を茂らせる時期になりました。多様化です。いろんな争点が独立して議論されるようになりました。例えば今回主要な争点である消費税・TPP・脱原発三つをとってもそれぞれ推進・反対は独立していますから、その組み合わせだけで8つ政党が必要になってしまいます。 たとえばアメリカは長らく二大政党制ですが、党議拘束はありません。だから法案ごとに各議員が自らの支持基盤の希望に合わせて賛成反対を選ばなければなりません
  • シェアハウスで仰々しい記事出てるけど、ところでこのフィギュアすごくね?

    2012-11-21 07:00  
    なんか大手サイトでシェアハウスの仰々しい記事が出てますけど、普通に夫婦と子供二人の世帯があるように、普通にシェアハウスもあるわけで。 なので、騒いでほしくないような、でも個人的には無二の体験があったり。 今日久しぶりに知り合いのシェアハウスに転がりこんだら、また初めてお会いする方がいました。ARAKさん。この人もすげ。こいつら折り紙。一枚から折られてます。実力分かる人には分かります。で、こいつら。  こいつら全部紙。ポーズは住人たちが。関節数100くらいらしい。つまり指も全部動く。その関節も紙。ちゃんとこの自在な姿で保っている。住人達がこうやって乱暴に扱っても問題ない(一枚目左、頭と腕だけのは住人によって分解され再構成された)。ありえねぇ。 キャラのデザインもオリジナリティ高いですよね。住人達が勝手に3体2000円で売ったとけしかけてくるけど、まじほしい。 が、本人はこれを全然生かすつもり
  • 「悪意は蓄積せず、ポジティブが世界を満たしていく」

    2012-11-13 00:01  
    「正義は伝播せず、悪意だけが伝わってゆく」神山健治監督の絶望との戦い。にインスパイアされました。 「悪意だけが伝わっていく」毎日のネガティブなニュースや、ネットの炎上を繰り返し繰り返し見ているとほんと気が滅入ります。 でも日々流れる情報つまりフローはそうかも知れないのですが、中長期に溜まっていくもの、つまりストックは違うようなのです。 ウィキペディアの項目で可視化された西暦1800年からの世界の歴史という記事を昔本家でも紹介したのですが、これはWikipedia上で言及された項目の日付と位置情報を世界地図上にすべてプロットしていき、西暦1800年から現在まで流した動画です。同じ記事に同じ年に登場した複数の地点は線で結ばれています。二番目の動画はさらに、Wikipediaの説明文の中から、ポジティブなものとネガティブなものをより分けて、ポジティブを緑、ネガティブを赤で表現したものです。 その