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【無料記事】犯罪者家族を中傷する日本人、激励するアメリカ人。(2439文字)
コメ208 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
何か凶悪事件が起こったり、不祥事があったりすると、インターネットではその人間を制裁するべし、という意見が盛り上がります。思うに、仮にその考えに正当性があるとしても、その加害者の家族まで攻撃しようとすることが正当だとは思えません。それは結局、自分の感情を充足させることしか考えていない態度であり、恥...
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【無料記事】神と呼ばれた男ウメハラに才能を超える努力のしかたを学ぶ。(2560文字)
コメ105 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
日本初のプロゲーマーであり、格闘ゲームの賞金獲得記録によってギネスブックに載った「天才」梅原大吾。『勝ち続ける意志力』はそんなウメハラの「勝ち続けるためにしていること」がいっぱいに詰まった一冊です。いったい神とまで呼ばれた男は勝利しつづけるために何をしてきたのか? その「秘伝」にはじつに学ぶべき...
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【無料記事】数が罪悪感を消してゆく。「ネット中傷依存」の人々。(2576文字)
コメ52 弱いなら弱いままで。 139ヶ月前
お笑い芸人スマイリーキクチ氏の著書『突然、僕は殺人犯にされた』を参考に、ネットの「中傷依存」の人々について考えています。何がかれらを醜悪な中傷へと向かわせるのでしょう? いったいかれらは何を思ってひとを攻撃し続けるのか? 匿名の影に隠れ、好き勝手にひとを中傷してまわる「私刑執行人」にならないため...
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【無料記事】太田光「忌野清志郎はタバコを吸っている方がずっと魅力的ですよ」は侮辱か?(4920文字)
コメ41 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
これも以前書いた記事をまとめなおしたものですね。ついついリサイクル記事を続けちゃったな……。次の記事はちゃんと書き下ろします。まあ、タバコにかんする記事であるわけですが、実はぼく自身は社会が禁煙の方向に進もうと寛容の方向へ進もうとどちらでもいいのです。ぼくが興味があるのはタバコを巡る議論ににじみ出...
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【無料記事】上野千鶴子のオタク批判がひどい。(1093文字)
コメ37 弱いなら弱いままで。 139ヶ月前
上野さんの『バックラッシュ!』におけるオタク批判(というかほとんど差別)を取り上げています。まあ、あれですね、上野千鶴子はオタクに対しては語れるほど知ってはいないのでしょう。あくまでも歪んだイメージだけで語っている。典型的な差別以外の何物でもありませんが、彼女自身は差別とは思っていないでしょう。...
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【無料記事】水木しげるに教わる幸せになるための七か条。(3662文字)
コメ34 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
長い記事ですが、これはちょっとおもしろいのではないかと思う。「戦中派妖怪老人」水木しげるによる「幸福論」です。幸せになることは簡単なようでむずかしく、むずかしいようで簡単。なりたければ、その瞬間になることができるようでもあれば、どうあがいてもなれないようでもある。そのむずかしいことに水木さんなり...
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【無料記事】読書家にとっては常識だけれど知らないひとは知らない七つの秘密。(3807文字)
コメ31 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
「秘密」とはいささか大げさにすぎる表現ですが、「読書家にとっては常識なのに意外に実践できているひとは少ないかもしれない七つの事柄」について書いています。これを読んで何をあたりまえのことを書いているんだとと思われた方はある程度読書に苦手意識がないひとでしょう。ひとは案外、自分自身を縛り付けていたり...
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【無料記事】バスケにおける「あいつにまわせ。あいつはいまノっている」は間違い。(2099文字)
コメ22 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
統計と見せかけについて語っています。ひとはだいたいにおいて統計上の数字よりも目の前の現実のほうを重視しがちです。数字は数字であるのに過ぎないのに対して、現実は見て触れるものなのだから、その判断は当然かもしれません。しかし、ときには統計を重視したほうが正しい判断にたどり着くことができます。数字を軽...
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【無料記事】年収100万円でどこまで豊かに生きられるか。東大卒ニートに生き方を学ぶ。(2390文字)
コメ21 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
年収わずか100万円で贅沢な暮らしを送っているというひとの本の紹介です。年収100万円というと、ぎりぎりの節約をしてい暮らしているのかと想像してしまいますが、さにあらず、見る限り著者の生活はきわめて贅沢で豊かです。いったいどうやったらそんな魔術が成り立つのか? それは読んでのお楽しみ、といいたいところ...
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【無料記事】かわいいあの娘が1日3万円でAV女優になる理由。(4257文字)
コメ20 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
アダルトビデオの世界の現在に迫ったノンフィクション『職業としてのAV女優』を取り上げてみました。とてもおもしろい本なので、ご一読をオススメします。AV業界のイメージが変わるはずです。少なくともぼくは変わりました。時代とともに変遷しつづけているAV業界。その2012年版のリアルがここにある、といっていいでし...
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【無料記事】才能は遺伝か? 努力か? 天才神話の裏側を暴く。(3318文字)
コメ15 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
「圧倒的な才能を前にして彼我の違いを思い知らされて打ちのめされること」を「グレートネス・ギャップ」と呼びます。このグレートネス・ギャップによって、多くのひとが自分の限界を悟り、それを受け入れることになります。しかし、それはほんとうに限界なのでしょうか? 才能と努力を巡る話の真実はどこにあるのでし...
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マスコミはほんとうにゴミなのか。大震災被災地でのある風景。(2315文字)
コメ14 弱いなら弱いままで。 128ヶ月前
【ふたりのマスコミ】 石井光太『津波の墓標』を読み終えました。映画化もされた話題の作品『遺体』で有名なルポライターが、被災地で見たものについて切々と綴った一冊。 その内容はすこぶる生々しく、「感動の一冊」などというコピーで括れるものではありません。しかし、そのことを承知の上で云うなら、これは感動...
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【無料記事】依存性の強さはヘロイン以上! タバコもまたドラッグ。(1812文字)
コメ11 弱いなら弱いままで。 139ヶ月前
タバコの依存性の強さはしばしば指摘されます。いったん吸ってしまうと、きわめてやめづらくなるらしいのです。その情報を知ったうえでなおタバコを吸うことは本人の自由ですが、しかしタバコに害がないと信じて吸っているひともいるわけで、「タバコもまたドラッグ」という認識は大切なのかな、と思います。最近ではタ...
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【速報】難しくてよくわからない!本やアイデアの理解度を激しくアップさせる簡単な方法
コメ9 パレオなチャンネル 65ヶ月前
読書中に「難しくてよくわからん!」と投げたくなった経験は誰にでもありましょうが、新たに出た論文は「ちょっとしたことで、テキストの理解度を激しくアップさせられるよ!」って結論が出ておりました。ちょっと使える内容なんで、さっくり速報としてシェアしておきます。
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【無料記事】ニセ科学ビリーバーは頭が悪いのか?(2346文字)
コメ8 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
山本弘『ニセ科学を10倍楽しむ本』(名著)を肴に、ニセ科学ビリーバーについて考えています。「トンデモさん」などと呼ばれるニセ科学ビリーバーは、ほんとうに単に批判能力の欠如しただけのひとと決めつけて良いのでしょうか? ぼくは以前からこの点に疑問がありました。この手のニセ科学批判の本って、やはり一面的...
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【無料記事】週3時間練習でベスト16! 偏差値78の野球部に学ぶ弱いまま勝つ術。(4449文字)
コメ7 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』。東大進学率ナンバー1、日本一偏差値が高い高校である開成高校の野球部に取材した本ですが、これがめっぽうおもしろかったのでレビューを書くことにしました。いやー、この本、ほんとにおもしろいですよ。オススメです。いままで読んだスポーツものの本のなかでも傑...
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ひとはなぜこうも正義に酔い、極論に走るのか。
コメ6 弱いなら弱いままで。 109ヶ月前
『減速して生きる ダウンシフターズ』という本を読む。 人生のギアを下げ、「減速」して生きる人々・ダウンシフターズについて書かれた本だ。 といっても、インタビュー集のようなものではなく、ほぼ著者の生き方が淡々と綴られているだけである。 否応なくダウンシフトして生きているぼくは非常に共感するところ...
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【無料記事】「貧乏」と「貧困」の違いを知っていますか。(1223文字)
コメ6 弱いなら弱いままで。 140ヶ月前
湯浅誠さんの著書『どんとこい、貧困!』を参照しつつ、「貧乏」と「貧困」の違い、そして「見えない資産」と「見えない格差」について考えています。ひとは「見えている格差」については問題だけれど、ひょっとしたら「見えない格差」はそれ以上に大きくまた深刻であるかもしれないという視点は大切にしたいもの。貧し...
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読み終えた作品を採点することをやめることにしました。(2064文字)
コメ5 弱いなら弱いままで。 133ヶ月前
いつの頃からだろう。小説を読んだり、映画を見たりした時、その長所と短所とを洗い出し、美点や瑕疵を見つけ出しては、全体を「評価」するようになったのは。 初めはたしかにそうではなかった。思い出すこともむずかしい幼少の頃は、ただひたすらに物語を楽しみ、その展開に胸躍らせるばかりだったはずだ。 しかし...
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【無料記事】Kindleストアの『電子書籍を無名でも100万部売る方法』が凄い!(2192文字)
コメ5 弱いなら弱いままで。 139ヶ月前
Amazon.co.jpで電子書籍マーケットであるKindleストアがオープンしたのはつい先日のことです。それにあわせてKindle Direct Publishingというサービスも始まりました。だれでも電子書籍をKindleストアで売ることができるというとんでもないサービスで、これにより次々と「素人電書作家」が生まれるものと思われます。本...
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【無料記事】ほんとに切るべき? あなたが知らない包茎手術のこわい裏側。(2794文字)
コメ4 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
包茎手術の記事です。なぜこんなことを取り上げるのかといえば、包茎問題って現代日本男性の一面を示しているよなあ、と思うから。「お前のチンポは変だ!」といわれたら、そら悩むよなあ、という気がします。悩むことが自然だ。そうかといって、そういった怪しげな情報に操られて手術したりしてはいけません。自分のペ...
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【無料記事】ネットで金儲けは可能。(2776文字)
コメ4 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
梅田望夫『ウェブ時代をゆく』の書評を通して、インターネットにおけるマネタイズについて書いています。インターネットとマネーは相性が良くないといわれた時代が長かったわけですけれど、ぼくはいま、実感として必ずしもそうではないと思っています。インターネットを通じたお金儲けは不可能ではない。まあ、大金を稼...
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「不倫=悪」という迷信。なぜひとは一対一の恋愛関係に縛られたがるのか?
コメ4 弱いなら弱いままで。 114ヶ月前
「不倫肯定論」、「続・不倫肯定論」と題した記事が話題を呼んでいる。http://ibaya.hatenablog.com/entry/2014/12/06/091256http://ibaya.hatenablog.com/entry/2014/12/08/124843 「所有は人間の自由を剥奪する」というタイトルの一節からもわかる通り、ひとりで複数人と恋愛関係をもつことについて考察した記事だ...
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異性と付き合いたいオクテ男子がまずやるべきこととは?
コメ4 弱いなら弱いままで。 97ヶ月前
『ゼロから始めるオクテ男子愛され講座』。アルテイシアさんのブロマガをまとめ、加筆修正した本です。 しばらく前に購入して既に読みあげているのですが、山田ズーニーさんの本を読んだことでなんとなく思い出して、読み返してみました。 ひと、この場合は異性と、どう向き合い、どう親しくなり、どう自分の意思を...
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【無料記事】編集者がいつも作家の才能を見抜けるわけではないという証拠。(1204文字)
コメ3 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
作家への断り状を集めた本『まことに残念ですが…』を紹介しています。いやあ、この本、ほんとにおもしろいですよ! いくら名作であっても、認められないときは認められないんだな、ということがよくわかる。まあ、認められない駄作はそれ以上に多いことはたしかですが……。プロの編集者ですらこう、ましてやシロウトの判...
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十年に一度の一冊。『嫌われる勇気』は人生を変えてしまう本だ。
コメ3 弱いなら弱いままで。 123ヶ月前
岸見一郎、古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』読了。 書店でこの本を手にとったのは、伊坂幸太郎の帯に惹かれたからだった。曰く、伊坂が小説を書くなかで考えてきたことが、本書のなかにも記されていると。 興味が湧いて、一読した。感動した。すばらしい。すばらしい。すばらしい。この...
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それでも海水を飲みつづけますか。(1964文字)
コメ3 弱いなら弱いままで。 134ヶ月前
山口揚平『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか』から記事をもうひとつ。この本にはこんな記述がある。 僕たちの幸福は一見、自分の「外(お金や物)」にあるようにみえて、実は、心が知覚(五感)を通じてその物質を解釈し、幸せだと感じることなのである。つまるところ、幸福は「解釈」から生まれる。 ...
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恋愛弱者は死なず、ただ消え去るのみ。
コメ3 弱いなら弱いままで。 97ヶ月前
その昔、孫子さんはいいました。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と。 「敵のことと自分のことがよくわかっていればいくら戦っても負け知らずになれるかもよ?」という意味だと思います。 異性愛者の場合、恋愛における男性にとっての「彼」とは女性。 じっさいのところ、女性たちは恋愛についてどう考えてい...
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本の整理が難しい
コメ2 小林よしのりライジング 98ヶ月前
; 『大東亜論』のシナリオに没頭。 ライジングの仕事もせにゃならん。 今日必要だからあとで「学問のすすめ」を買いにいこう。 どこかにあるはずだが探すけど見つからない。 iPadで買おうとしたが、どうしても赤線 […]
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飯田一史『ウェブ小説の衝撃』で納得したところと物足りないところ。
コメ2 弱いなら弱いままで。 99ヶ月前
飯田一史『ウェブ小説の衝撃』読了。 ここ数年、「小説家になろう」や『E★エブリスタ』から始まって無数の作品を世に出しているウェブ小説を特集した一冊。 ぼくは「ウェブ小説」ではなく「ネット小説」という表記を使いますが、内実は同じことです。 「インターネット上で発表された小説」のことですね。 昨今、...
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【有料記事】オタクでもリア充でもない第三の道を探そう。(2571文字)
コメ2 弱いなら弱いままで。 141ヶ月前
「この社会は狂っている」というといかにも大げさですが、オタクとかひきこもりとかホームレスとか、そういうこの社会のルールから逸脱している人間はみんなそう思っているところあると思うんだよね……。でも、だからといって「リア充爆発しろ」とか呪を吐いていても仕方ないわけで、オタに殉じるのでもリア充を目指すの...
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最高に面白い人生を生きるために。何が「自意識の牢獄」を開くのか?
コメ2 弱いなら弱いままで。 108ヶ月前
『人生ドラクエ化マニュアル 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!』という本を読みました。 いまどき「覚醒せよ!」ってすごいなと思うわけですが、ようするに『ドラクエ』をネタにした一種の自己啓発書ですね。 つまり、退屈な(あるいは苦しみに満ちた)人生を『ドラクエ』に見立てて考えることによ...
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あなたは岡田斗司夫を「仲間」とみなしますか?
コメ2 弱いなら弱いままで。 112ヶ月前
いま、岡田斗司夫さんの『僕らの新しい道徳』という本を読んでいます。「道徳」をテーマにした対談集で、この本のなかに『週刊少年ジャンプ』が道徳の記事として良いのではないか、という話が出て来ます。 たとえば、1980年代の『週刊少年ジャンプ』は「友情・努力・勝利」をテーマにしていましたが、この場合の...
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ぼくは何を考えて本を読んでいるのか。
コメ2 弱いなら弱いままで。 115ヶ月前
この頃、インプットとインプットした情報の処理で疲れ果てて何をアウトプットしたら良いものやらよくわかりません。 30過ぎていちから色々勉強しようとすると大変ですね。それもこれも学生時代に勉強してこなかったことのつけがが回ってきているわけですが、学生時代は生きることに必死で勉強している場合ではありま...