閉じる
閉じる
×
いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
今日は東京から帰ってきたのですが、久々に羽田空港で究極のファーストフード楽しみました。立ち食い寿司です。以前食べたのはJALの第一ターミナルで、今回ANAの第二ターミナルでは初めてです。
第2旅客ターミナル2F ゲートラウンジ(南) にある立ち食い寿司「築地まぐろ寿司 又こい家」です。ターミナルは南も南、結構端にあるので、北に行く人ゴメンなさい。ANA的には広島県に住んでてよかった。JAL側はちょっとよく覚えてないのですが、真ん中にあるようです。
1個目の金目鯛がいやもうそれはそれはおいしかったのですが、出された途端なぜか口の中に瞬間移動してたので写真がなく、二つ目の赤貝だけなんとか写真に収まりました。そのあともなぜか写真はありません(笑
なお、先日偶然地元で手に入れた巨大赤貝をレポートしましたが、このお店で出る赤貝の大きさを見て、改めてその巨大さを思い知らされました。
さて、なぜこれが究極のファーストフードなのでしょうか?
1)速いから
そこにいて、やっぱりそうでしたが、お客さんの大半はセットで頼まれます。そして少し離れたテーブルで食べたりします。しかし、立ち食い寿司の醍醐味はカウンターです。
時間帯にもよるかもしれませんが、はっきりいって空いてます。そこで「赤貝を」とかいうと、30秒くらいで出てきます。マクドナルドの1分なんたらとか目じゃないです。まさにファーストフード。
寿司は握られたらすぐ食べないと悪くなってしまうので、30秒で出された後はやはり30秒くらいで食べてしまうことになります。
それですぐ頼んでたら、10分で10カン食べてしまうワンコ寿司になってしまいますが、時代は平成、スマホという力強い味方がいますから、食べた後はその余韻を楽しみながらスマホをいじればいいのです。
ひと昔前なら間を持たせるために板前さんと会話を楽しむという高度な技が必要でしたが、今はもくもくとスマホをいじっていれば向こうも不必要に語りかけてはきません。スマホの中で「赤貝うまー!!!」と叫んでいればいいのです。素晴らしい時代です。
もちろん、できれば板前さんとの会話も楽しんでくださいね。それもとても楽しいです。今回はとりあえず明日の東京の天気がわかりました(爆
2)かっこいい (2015年3月4日加筆)
このお寿司はお腹をいっぱいにするためのものではありません。安くもないですし。お腹がすいてる人は他がいいと思います。
今日の私はお祝い事もあって、ビールも2杯飲んで居座りましたが、そもそもフライトまでの短い時間に使われる空港のお店。お客さんにはお茶を頼んで、オススメ聞いて、それを2カンくらいぽいぽい口に放り込んで立ち去る粋な人が何人もいました。かっこいい! まさに江戸前ずし。wikipedia にも書いてあります。
しかも、場所は羽田空港。東京湾のほとり。まさにかつて江戸前ずしのネタが採れていた場所です。もう気分は江戸っ子です。北大路魯山人は『握り寿司の名人』にて戦後、寿司が立ち食いから椅子にかけて食うようになったと述べており、かつては屋台で立ち食いする料理であった。現在では充分な時間をかけて食事を楽しむのものであるが、握り寿司が誕生、流行していた江戸時代では入店して適当に素材を見繕った注文をして小腹を満たせば早々に勘定を済まして退店するという「せっかち」だった江戸っ子らの食事マナーが粋とされていた。
そのうちやるぞ。
3)自分のペース
上に書きましたが、羽田空港の立ち食い寿司なら、ひたすらスマホいじりながら、気がむいた時に頼めばいいのです。回る寿司は、結構混んでたりして、てきぱき食べてすぐ出てけ空気すごいですし、回らない寿司は回らない寿司で自分のペースを持ち込むのはいきつけないと難しでしょう。
しかし、羽田空港立ち食い寿司なら誰でも自分の好きなペースで食べればいいのです。
4)寿司が出る
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。