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発電ゴムと自然と調和する科学の関係
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発電ゴムと自然と調和する科学の関係

2015-06-05 23:00

     従来よりはるかに効率良く発電できるゴムができたそうです。

     新規材料:数百万回伸び縮み、「発電ゴム」はセンサーにも向く (1/2) - EE Times Japan  

     先日は人工の葉っぱができた話を紹介して、

     歴史的瞬間、人類が葉っぱ一枚作れた日  

     これからは、工業や情報産業の次のステップとして、人や自然と調和する科学が発展すると考えました。

     この「発電ゴム」もまさにそのような科学の発展が始まったことを象徴する技術だと思います。

     情報産業が発展し始めてからすぐに自然のモニタリングができるのではないかと考えられています。ユビキタスセンサネットワークといった概念です。

     しかし実際にやろうとすると大きな問題があります。電力です。

     森林の各所にセンサをおいてモニタリングをしたいと考えます。電力はどうしましょうか。

     例えば太陽光発電にしたいと思っても、そもそも森林なのであんまり日が当たりません。仮に開けているところだけに置こうとしても、汚れないようにきちんと柱を立ててその上に置かなければなりません。大変なコストです。電線を引くのはもっと大変です。電池だと小さいと頻繁に変えるコストが大変ですし、大きいと部品代がかさみます。

     なのでとりあえず温度だけ知りたいと思っても、なかなか簡単にはいきません。

     この問題ずっと昔から気になっていて、たとえば木から樹液を吸って発電できないかとか考えたことありますが、そしたら、生物に詳しい人から、「いや木もけっこうかつかつなので養分取らないで」とまじめに言われたことがあります。

     さて、そこでこの「発電ゴム」です。 
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