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ルービックキューブを自分の力で解く方法(その2) の続きです。
この proc.B を揃っているルービックキューブに行うと、3段目は次のように変化します。
側面は展開図のように平面に開いてます。
コーナーキューブの位置は変わらず、うち3つが時計回りに回転します。
辺のキューブは3つがぐるっと位置を変え、そのうち2つは向きも変えます。向きが変わるものは矢印に線で印がついています。
ついに、1,2段目を動かさない手順を見つけました。これを使えば3段目のコーナーの位置が揃っていれば向きを合わせることができます。
でも、これだけではとても3段目を揃えられません。
4. 次の手順を探す
proc.B ではコーナーキューブの位置が変わりません。そこで proc.X の他の組み合わせで1,2段目を変えないような手順がないか探します。proc.X では、この図のように手前の Y字型のキューブだけが動きます。
ということは、ルービックキューブ全体をグルっと回しても、proc.Xの操作で同じキューブにしか影響が出ません。グルッと回すとは、たとえば上面 (T) を南面 (S) に、南面 (S) を東面 (E) に持っていくことです。
このルービックキューブ全体を反時計回りに回す操作を G とします。Gの文字を反時計回りの矢印に見立てています。時計回りは G- です。
この操作Gを行ったあと proc.X を行っても、影響を受けるキューブは変わりません。
そこで、この操作を組み入れることで、次の操作 proc.A を生み出しました。
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