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怪獣ブームが起きていた1950年から1970年代ごろに広まった特撮映画のテイストがふんだんに盛り込まれたB級モンスター映画「Insectula!」が登場しました。
Youtubeに作品の魅力たっぷりと詰め込んだ予告編が公開されていますが、いろいろどうしようもない感じを隠そうとしないストロングスタイル!最高です。ぜひみなさんもお楽しみください!
【そのほかの画像や動画、リンクなどは元記事でどうぞ】
■宇宙からやっってきた殺戮者・インセクチュラに人類はどう対抗するのか!
宇宙から飛来した「インセクチュラ」が人々を襲う!
ヤツらに愛する人を殺された主人公・デルは復讐に燃えるものの、「インセクチュラ」は地球のクリーン化を進めてくれる存在かもしれないと主張するカンプラー博士が邪魔をする。その間にも地球人は次々に殺されていき、カンプラー博士の助手である美しい科学者・ブリトニーまでもがインセクチュラの魔の手に……それ以上はいけない!
いやー良いですね!この「何となく深いテーマ性を持たせられるだろうし、環境問題的なのも入れておこう」という感じ。そして美しい女性科学者がノルマとしてピンチになる感じ! B級モンスター映画のお手本とも言うべき流れで、「そうそう、こういうのでいいんだよ」と思っちゃいますね。 インセクチュラだけじゃなくて巨大なミミズに腕が生えたみたいなモンスターの姿も見られますが、もはや疑問を抱いてはいけない感じですね。本当ありがとうございます。
公式サイトでは、「インセクチュラ!」はスラッシャー映画と化してしまう前の、懐かしきクリーチャー映画への回帰作品であり、ロジャー・コーマン監督やアメリカンインターナショナル国際映画、東宝、ドライブインシアターなどで、2本同時上映されてたような映画たちが与えてくれた脳をぶん殴られるようなインパクトある作品群へのオマージュであることが語られており、この特定の層を狙いすましたような描写の数々は熱い信念によって作られているようです。素晴らしいですね。
あえて昔のフィルム撮影のような色合いを表現したり、CGIだけでなく昔ながらのコマ撮り撮影や光学特撮の技法も取り入れるなど、あの時代の映画たちへのリスペクトが詰め込まれた画面作りにも注目ですよ。 すでにプレミア上映が行われたアメリカでは、DVDの販売と動画サイトでの配信が開始されていますが、日本に入ってくるかどうかは神のみぞ知るという感じ。
「これひょっとして字幕がなくても楽しめるやつでは」という気もするので、いざとなったら海外サイトの配信で見るというのもありかもしれません。 個人的にはモノクロ+モノラルサウンドで見てみたいので、各メーカーのみなさま、日本に輸入するときはそんなバージョンも作っていただけませんでしょうか……!