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記事 22件
  • 【マンション経営コラム|第68回】自己資金なしでもマンション経営は可能?さまざまなローンを考える

    2017-11-30 08:06  
    投資には自己資金が少なからず必要になるといわれていますが、自己資金なしでマンション経営は可能なのでしょうか。不動産を購入する際には、不動産投資ローンなどを組むことが可能です。ローンを利用して自己資金なしのマンション経営が果たして可能なのか、さまざまなローンについて考えていきます。
    ビジネス向けのローン
    ビジネス向けのローンは、さまざまなものが提供されています。信販系・銀行系・その他と3つに分類し、それぞれ例をあげみていきます。
    ・ 信販系のビジネス向けローン クレジットカードなどを主に発行する信販会社が提供するビジネス向けローンに、オリコカードが提供する「オリコビジネスサポートプラン」があります。法人・個人事業主、問わず申し込むことができ、最大1,000万円まで融資が可能です。個人事業主は総量規制の対象となりません。実質年率は6.0〜15.0%になります。
    ・ 銀行系のビジネス向けローン
  • 【マンション経営コラム|第67回】マンション経営に資格は必要?あると便利な資格3つ

    2017-11-29 07:53  
    マンション経営を行うにあたって、持っていた方がいい資格はあるのでしょうか。もちろんなくてもマンション経営は可能ですが、不動産に関する専門的な知識があることで、自身が管理するうえで有益なものとなるでしょう。マンション経営に関する知識を得ることができる、便利な資格について紹介します。
    不動産取引の知識が身につく宅地建物取引士(宅建)
    宅地建物取引士(以下、宅建士)は、不動産取引のエキスパートとして、不動産売買や不動産賃貸の仲介などを行ううえで不可欠な資格になります。また、宅建士は不動産業者が不動産業を営むうえで、一つの営業所に5人に1人の割合で置かなければならないことから、宅建士の資格は常に必要とされています。就職にも有利な資格の一つです。
    宅建士は、不動産の取引に関して重要な説明をする必要があったり、取引のポイントなどを押さえる業務を行ったりします。そのため、必要な不動産を選ぶときなど、マン
  • 【マンション経営コラム|第66回】マンション経営のセミナーとは?できること5つ

    2017-11-28 08:16  
    マンション経営を始めるにあたって、まず何をしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。知識を得るために、マンション経営に関する専門業者が行っているセミナーを利用することも一つの手段になります。今回は、マンション経営セミナーについて紹介していきます。
    マンション経営セミナーとは?
    マンション経営セミナーは、不動産会社などが開催するマンション経営を始めるために必要な知識やポイントなどを提示している講演会になります。講演はマンション経営に詳しい専門家などが行い、参加者はマンション経営について効率的に学ぶことができます。
    不動産会社はマンション経営に携わる人が増えることにより、その管理や建築などを請け負うことができます。自社の収入に繋げることが可能となるため、マンション経営セミナーには宣伝や勧誘も多く存在します。しかし、効率的に自身がマンション経営をするにはどうしたらいいのか、自己資金な
  • 【マンション経営コラム|第65回】年収いくらで始める?マンション経営と年収の関係

    2017-11-27 08:47  
    マンション経営を始めるにあたり、必要な年収の目安は存在するのでしょうか。マンション経営をしたいと思っていても、不動産投資は高額な初期投資が必要となるため、どうしても躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、マンション経営と年収の関係についてお伝えします。
    会社員の平均年収は?
    国税庁が毎年実施している「民間給与実態統計調査(平成27年)」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収は420万円になっています。
    男性だと521万円、女性だと276万円が平均年収です。正規・非正規についてみると、正規485万円、非正規171万円となっています。
    マンション経営をする際の初期費用
    マンション経営の初期費用として、最も大きな割合を占めるのがマンションの購入費用となります。
    ・ マンション費用 マンションを手に入れるために足りないものは何でしょうか。たとえば、遊休土地を所有していて
  • 【マンション経営コラム|第64回】区分所有のメリット・デメリットから考える地域選び

    2017-11-25 08:26  
    不動産投資を行うためには、もともと所有している不動産を活用するか、新しく購入しなければなりません。特に新しく購入する場合には高額な初期投資が必要となり、そこまで自己資金を用意するのは難しい場合もあります。そんななか、比較的安価に購入できるものに区分所有があります。区分所有による不動産投資について解説します。
    区分所有のメリット
    区分所有とは、マンションなどの集合住宅の一部を所有することをいいます。不動産投資という言葉からは、広い土地にアパートやマンションを建てて経営することや、所有する一軒家を貸し出すことを思い浮かべがちですが、区分所有でも不動産投資が可能です。
    区分所有による不動産投資のメリットは、比較的少ない投資でできること・リスク分散が容易なことが挙げられます。数件のマンションを所有した場合、同じ場所にする必要がなく、さまざまな場所に所有することが可能なため同様のリスクを減らすことが
  • 【マンション経営|第63回】マンション経営をするなら東京?その理由を徹底解説

    2017-11-24 07:57  
    マンション経営をする上で、最も重要な要素とされるのがその物件の「立地」です。いくら設備が充実している新しい物件でも、駅やバス停から遠く交通の便が悪い立地の場合、その物件の価値は落ちてしまいます。
    では、マンション経営をするにはどこが最適なのでしょうか。今回は東京都にスポットライトをあて、東京都でのマンション経営が有効である理由を解説します。
    人口に関して
    近年、少子高齢化が叫ばれる日本ですが、高齢者の寿命は年々高まっています。その一方で、日本の人口自体は減少傾向にあります。日本全体では人口減少の一途をたどっているにもかかわらず、投資方法としてマンション経営をするなど、不安に思う方も多いかと思います。
    しかしながら、マンション経営には安定的な収入を見込めるというメリットがあります。総務省の「住民基本台帳人口移動報告 平成28年(2016)結果」によると、東京圏は21年間連続で人口が増加して
  • 【マンション経営|第62回】マンション経営の収入にはどれくらい税金がかかるの?不動産所得の計算方法

    2017-11-22 07:20  
    マンション経営をしていくためには、さまざまな税金を納税しなければなりません。税金と聞いただけで強制的に徴収されるイメージが先行し、「苦手、面倒」と感じる人もいると思います。
    しかし、自己申告するタイプの税金は節税の余地があるため、納税負担を軽くすることができるようになります。今回はマンション経営にかかる税金の種類や計算方法について解説していきます。
    マンション経営と税金
    マンション経営にはさまざまな税金が課税されますが、税金の種類によっては節税効果を上げることができます。市区町村の自治体から納税通知書が送付される税金については、残念ながら節税できる余地はありません。しかし自分で申告書を作成して納税するタイプの税金は、納税金額をコントロールすることができます。
    なぜ自己申告するタイプの税金は税額をコントロールできるのかというと、「必要経費」と「控除」という仕組みがあるからです。「必要経費」
  • 【マンション経営|第61回】マンション経営を法人化!そのメリットとデメリット

    2017-11-20 08:51  
    マンション経営は、個人経営ではなく法人化するという選択肢もあります。法人化することによって、個人経営ではできなかったことも、実現できることがあります。しかし、法人化することによるデメリットも存在します。デメリットを予め知っておけばリスクを軽減することができます。
    今回は、マンション経営を法人化した際のメリットとデメリットを解説します。
    法人化のメリット
    マンション経営を法人化するメリットは3つあります。
    ● 支払う税金が安くなる 個人が支払う所得税は、所得金額に応じて税率が変動する累進課税率が採用されていますが、法人税の税率は一律となっているからです。
    ● 役員報酬が節税対策になる 個人経営を法人化すると、経営者がもらう給与は役員報酬になります。役員報酬は一定のルールを守れば損金算入することができ、法人税の課税金額が小さくすることができます。結果として、支払う法人税額を抑えることができる
  • 【マンション経営|第60回】区分、1棟……不動産投資種類による違いをチェック

    2017-11-17 07:56  
     不動産投資手法はさまざまな角度から分類することができます。たとえば「購入対象」は「区分」や「1棟」「戸建て」といった分け方があります。
     ここでは購入対象ごとの長所・短所をおさらいします。これから不動産投資を検討している人は、これらの特徴を理解したうえで投資しましょう。
    区分投資法 初期投資額が抑えられる
     まず「区分」(区分所有)からみてみましょう。これはマンションやアパートを丸ごと1棟ではなく、1室など部分的に保有することです。
     区分投資は1棟丸ごとの投資と比べると、「費用がおさえられる」「管理が簡単」といえます。投資は1室分の費用しかかかりませんし、管理でも1室分しか負担になりません。管理を自分でしようと考えている人にとってみれば、これは大きいでしょう。こうしたことから初心者でも簡単に始めやすい投資手法といわれます。
     しかし短所もあります。それは、「空室リスクが高い」ということ
  • 【マンション経営コラム|第59回】一棟所有よりも良いってホント?区分所有のメリット・デメリットのウソホント

    2017-11-16 07:54  
    マンション不動産投資は、区分所有と一棟所有に分けられます。そのうち今回は、区分所有に焦点を当て、そのメリットとデメリットについて、一棟所有の場合と比較しながら紹介していきます。
    区分所有とは
    区分所有とは、マンションやオフィスビルなど、一棟の建物が部屋ごとに区分され、別々に居住や商業施設・オフィスとして利用が可能であるような場合、各区分をそれぞれ所有することを指します。またその区分を所有する権利のことを区分所有権と呼びます。
    区分所有では、区分を購入した人が独占的に利用可能なスペースは「専有部分」と呼ばれ、これに対して廊下やエレベーター、エントランス、階段など、すべての区分所有者・利用者が共同で利用するスペースは「共用部分」と呼ばれます。
    マンションの区分所有者は、専有部分だけでなく共用部分についても所有権を持ち、その持分は建築物のすべての専有面積のうち、所有する専有部分の床面積の割合によ