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記事 9件
  • 【流体力学講座その4】最終回・その理屈はおかしい!:Liar K

    2024-11-21 05:00 14時間前 
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    ベルヌーイの定理の話、最終回です!
    皆さんこんにちは。薬理凶室重工作番、Liar Kです。
    間に休止を挟みつつも連載として続けていた「流体力学講座」、今回で最終回となります。
    過去記事は以下になりますので、あわせてお読み頂ければ幸いです。
    ●【流体力学講座その1】ベルヌーイの定理とは何か:Liar K
    https://ch.nicovideo.jp/kagaku-kaiketu/blomaga/ar2197031
    ●【流体力学講座その2】ベルヌーイの定理とその数式:Liar K
    https://ch.nicovideo.jp/kagaku-kaiketu/blomaga/ar2199963
    ●【流体力学講座その3】ベルヌーイの定理の誤った使われ方:Liar K
    https://ch.nicovideo.jp/kagaku-kaiketu/blomaga/ar2203919
    これまでずっとベルヌーイの定理を主体として、流体力学の話をしてきました。初回ではそもそも何であるかという話、二回目では数式の説明、
    そして三回目では、物理現象の説明にベルヌーイの定理を用いているものの、誤りである事例を挙げ、流体力学的に正しく説明するとどうなるのか、という話をしました。
    今回は第三回で説明しきれなかった「誤った使われ方」の例の続きをご紹介して、締めとさせていただこうと思います。
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  • 新怪人「ミグリィ」のごあいさつ:好(ハオ)! もう一人の“私”

    2024-11-18 05:00  
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    ……? 好(ハオ)! お初にお目にかかります、ミグリィと申します。
    誰だテメェ……
    ってなってる人も多いかと思いますが、
    この度、薬理凶室でお世話になります、新怪人です。
    専門は薬学全般ですが、主に生薬漢方や内分泌や代謝全般、中でも膵臓系、糖尿病が大好きで、日々勉強に明け暮れております。
    普段から生薬を煎じて飲むのが好きなわたくしですので、このような見た目になってしまいました。
    そんなわけで、私が普段飲んでる生薬の世界についてすこし解説……言いたいところではありますが、それは次の出番でお話しするとしまして、今回は、初めましてなので、まずはご挨拶をさせていただこうかと。

    こんなキレッキレのおねえさんでいい感じの素敵で最高なビジュアルもらっちゃったけど、そんなにレディと呼べるほど大人びてないので、淡島りりかお姉様みたいな立派なレディを目指してがんばりたいと思います。
    さておき、聞くところによると、第1回目は、ア理科や薬理凶室との出会いみたいな話を書いてる方が多いので、私もそちらの話をしつつ、タイトルにもしました、
    もう1人の“私”とは何だ?
    ってお話にも少しばかり触れましょう。
    実はミグリィ、もともと薬理凶室とはまったく別の活動をしています。
    今のところは秘密ですが、もしかしたら、もう一人の私のことを別で知っている方もいらっしゃるかもしれませんね……フフーフ。
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  • 【後編】「レプリコンワクチン」本当に安全なの?:グァバちゃん

    2024-11-16 05:00  
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    レプリコンワクチン解説、続きです!
    皆様こんにちは! 感染症マニアのグァバちゃんです☆
    引き続き、レプリコンワクチンの解説をしていきますよ!
    前回は、どうしてレプリコンワクチンが必要なのか、遺伝子とタンパク質、そして自己増殖する仕組みといった話に触れました。
    今回はレプリコンワクチン、ひいては従来型のmRNAワクチンがどうやって新型コロナを予防しているのかの解説から入ろうと思います。
    SNSで飛び交っているデマへの回答も含めたQ&Aもご用意しましたので、不安に思っている方はぜひご覧ください!
    というわけで、前置きはこの辺にして、さっそく「レプリコンワクチン」の仕組みを解説していきましょう!
    ※本記事でいう「これまでのmRNAワクチン」は、基本的にファイザーが発売しているmRNAワクチン(コミナティ®)を想定しています。
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  • 【前編】「レプリコンワクチン」本当に安全なの?:グァバちゃん

    2024-11-14 05:00  
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    新型コロナワクチンがパワーアップ!
    その名も「レプリコンワクチン」だ!
    皆様こんにちは! 感染症マニアのグァバちゃんです☆
    新型コロナを予防する最強の手段といえば「新型コロナウイルスワクチン」ですが、皆さんも一度は接種を受けたことがあるのではないでしょうか?
    現在は徐々に感染対策が緩んでいき、完全ではないもののコロナ前の日常が戻ってきているように感じられます。
    これも、皆さんがちゃんとワクチン接種を受け、流行が抑制されてきたおかげである日常なのです。
    ところが新型コロナはいまだに猛威を振るっており、変異を続けてこれまでのワクチンの効果も弱まってきています。
    新しい変異株に対応したワクチンを再びみんなに届けなければいけません。
    そんな状況下で新たに日本国内で承認されたのが「レプリコンワクチン」!
    このワクチンの特徴……それはなんと言っても「体内で自己増殖する」という点です。
    ……ちょっと怖いですか? なに言ってるかわからない? やっぱりそうですよね。
    レプリコンワクチンはとても画期的な技術ですが、そのキャッチコピーから不安や疑問を持つ人も多く、SNSでは既に誤解を招くデマが飛び交っている状況です。
    今回はそんなレプリコンワクチンの仕組みを解説し、皆さんの不安や疑問を解決していきますよ!
    分量多めなので、前後編でお届けします。
    デマに惑わされないよう、レプリコンワクチンを正しく知りましょう。
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  • 例え話で考える「選挙と投票」における消去法の危険性:倫獄

    2024-11-11 05:00  
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    時として「消去法」は良くない結果を生む事があります
    こんにちは、倫獄です。
    最近、日本でもアメリカでも大きな選挙がありましたね。
    悪魔には選挙権がないのであまり関係ないのですが、有権者の皆さんは権利行使をされましたか?
    選挙も含め、日常のさまざまな選択において、正解が一つに定まらない場合も多くあります。
    選択肢に絶対的な「正解」がない場合、消去法は果たして適切な判断方法でしょうか?
    今回は「どうぶつ王国で選挙が行われたら」という例え話を通して、消去法に潜む論理的な誤りや危険性を探ってみましょう。
    ◆◇◆消去法の考え方とその合理性◆◇◆
    一般に消去法とは、複数の選択肢から自分が「望ましくない」と感じる選択肢を順次排除し、最も「ましな」選択肢を残す方法です。
    これにより、人は無数の選択肢に悩まず、効率よく意思決定ができると考えられています。
    消去法は、「選択肢の中に必ず一つの正解がある」場合には非常に有効です。
    なぜなら、この方法では明確に不正解と判断できる選択肢を順に除外していくことで、最終的に正解のみが残るようにできるからです。
    シャーロック・ホームズの有名なセリフにもこんなものがあります。

    When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.
    「不可能なものをすべて排除したならば、残されたものがどんなにありえなく思えても、それが真実に違いない。」

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  • 【宝探し】神保町ブックフェスに行ってきました!:うるちまい子

    2024-11-09 05:00  
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    神保町ブックフェス、とても楽しかったで……ヒエッ
    モルスァ
    み、皆様こんにちは……うるちまい子です。
    先月末、「神保町ブックフェスティバル」という催しがありました。
    つい先日のブロマガでお届けした「神保町マボロシSchool」と開催が被っていたので、イベントの合間に抜け出して、こっそりしっかり楽しんできました。
    ……はい、度々こぼしていたように、くられ先生もこのイベントをそれはそれは大変楽しみにしていたんですが「マボロシSchool」に登壇する関係で行けなかったんですよね。
    そんなくられ先生の分まで楽しんできたので、その様子をこの間同様、写真でお届けしたいと思います!
    だから、そのー……くられ先生、お願いですからそんな恨みがましい顔でこっちを見ないでください……

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  • 【大きなカブ】三歳児になって学ぶロシア語:亜留間次郎

    2024-11-07 05:00  
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    ロシア語を学ぶのに最適な民話が「大きなカブ」です
    どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。
    もし、小さなうちから子どもに外国語を習わせるなら、絵本の読み聞かせからはじめましょう。
    いきなり単語や文法の暗記から始めると小さい子供ほど駄目になります。
    大人が初めて学ぶ時でも同じかもしれません。
    今日は三歳児になってロシア語を学ぶお話です。
    皆さんは「大きなカブ」という絵本をご存じでしょうか?
    「それでもカブは抜けません」と、みんなで頑張って大きなカブを抜く話ですね。
    実はこれ、もともとはロシアの民話で、原題は「Репка(リェプカ)」。
    訳すとタダのカブになります。
    「大きな」と付いているのは本文に出てくる「大きな大きなカブ」からの意訳です。
    この民話には7つのキャラクターが登場します。

    ●登場キャラクター
    Репка  カブ 
    дедка  お爺さん
    бабак  お婆さん
    внучка 孫娘
    жучка  犬
    кошка  猫
    мышка  ネズミ

    全員でやっとカブが抜ける短いお話ですが、子どもにわかりやすい、というだけでなく、
    ロシア語を勉強する人達が真っ先に挫折する複雑な単語変化、
    それを学ぶのに、この民話の独特な言い回しが、教材として最適だと言えるのです。
    三歳児が学ぶのにちょうどよく、だからこそ、幼児並のロシア語能力しか無い初等学習者に向いています。
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  • 写真で振り返る「神保町マボロシSchool」:うるちまい子

    2024-11-04 05:00  
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    神保町マボロシSchool、とても楽しかったです!

    皆様、こんにちは。ブロマガではお久しぶりの、うるちまい子です。
    つい先日、10/26、27の二日間に渡り、KANDA SQUAREで開催された「神保町マボロシSchool」。
    およそ二ヶ月間にわたって開催中の「アリエナイ本の街 神保町2024」の目玉の一つである授業イベントでした。
    授業ステージは全部で五回ありましたが、会場の130の席は、ほとんど満員御礼状態。
    一部では席を増やして対応したとのことで、ご来場の皆様、本当にありがとうございます!
    そんなイベントの様子を、雑用スタッフとして走り回るかたわら、
    どっさり写真に収めて参りましたので、
    今回はフォトレポートをお届けいたします!
    ご参加頂いた皆様には、イベントを振り返りながらお楽しみ頂きたく、そして、参加出来なかったよ、という皆様には、当日の熱気や楽しさが、一部なりとも伝われば幸いです。

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  • 犯罪者目線で見直す防犯対策・闇バイトが狙う家とは?:くられ

    2024-11-02 05:00  
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    防犯対策は「犯人側」目線も大事です
    ハイハイハイ! くられ先生です!
    近頃、ニュースで話題になっている、
    闇バイトという名の日雇い犯罪、
    これからも増えていくでしょう。
    教養の釜の底が抜けた結果、「強盗は罪が重い」程度も分からない子が、バイトアプリで「日給10万 ホワイト案件」を何も怪しまずに申し込んでしまうような地獄が生まれているからです。
    従って、可能な限り狙われないようにしていく必要があるわけで、じゃあ、どうしたらええんね……という話になるわけですが、それこそが、
    最初にターゲットにされないようにする
    ……という話になるわけです。
    基本的に、指示役と実行犯に別れる犯罪の場合、指示役は指示をして犯罪をさせるわけですが、何より最初に、襲う家には現金があることが重要なわけです。
    実際にニュースを見ると、襲われたのは平凡な一軒家、しかしその被害額は数百万規模だったりします。
    普通の家にポンとあるような金額ではないですね。
    この辺が、狙われないようにする自衛のキーではないかと思うわけです。
     
    というわけで、実際に行われている下見犯罪の手口を紐解きながら、攻める側として「どの家が現金を持ってるか分かるか?」という線で自衛を考えてみましょう。
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