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記事 13件
  • 木製ジョッキを作って「海賊ごっこ」しようぜの話:デゴチ

    2023-06-29 05:00  
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    やっとかめ! 薬理凶室のガハガハ担当、デゴチです!
    皆さん、海賊になりたいですよね!
    海賊と言えば、やはり酒場でガハガハ笑いながらのドンチャン騒ぎ(死語では?)
    海賊の酒場でのドンチャン騒ぎといえば、木製のジョッキですよ。
    ……と勢いだけで押し通してみましたが、今回は木製のジョッキを作ってみる話です。
    そもそもビールジョッキってのは和製英語らしく、英語圏ではビアマグ(beer mug)やタンカード(tankard)と言います。
    日本の漫画でよく見る樽型のジョッキは現実の歴史上ではあまりメジャーではなく、台形型の木製タンカートはあったらしいです。
    ということで、木製ジョッキ!
    製作過程の写真を交えて一緒に作っていきましょう!
    なお、おいおい月刊ラジオライフの新課程ア理科のコーナーでも、工作記事として書かせてもらおうと頑張りますので、有料会員でない方もいつか記事になる日をお楽しみに!
    ……ブロマガの方ではウェブ媒体である事を良い事に、写真をたくさん使って、その情報量で文字数を減らそう、と企んでいたりします(笑)。
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  • 【対談】薬理凶室 裏方咄:怪人達の衣装の話

    2023-06-26 05:00  
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    今回はゲストをお呼びしての対談、題して「薬理凶室 裏方咄」です!
    はいドーモ。くられ先生です。
    本日はゲストとして、コスプレ衣装作家のあいるさんをお呼びしました。
    ●あいるさんのTwitter:
    https://twitter.com/aiwosasite
    ●オーダーメイド衣装サイト「Maison Azalea」
    https://mitakunainda.wixsite.com/website
    科学チャンネルは、イラストコンテンツと実写という2つの軸のコンテンツがあるわけですが、実写では、各怪人のコスチュームがいつも話題になっています。
    これらのコスチューム製作を実は一手に引き受けてくださってるのが、あいるさんというテーラーでもあり、コスプレ衣装も得意とされている、縫製の専門家。
    もともとコスプレ衣装を仕事で作ってきただけあって、二次元の衣装を現実のものとするのは、並ならぬセンスが必要で、写真では良いのに、届いたらガッカリのコスプレ衣装を身につけたことがある人は、まぁまぁいるかと思います。
    そんなあいるさんと今回、対談を持つことになったので、そちらを公開します。
    ◆◇◆最新作は倫獄先生の衣装◆◇◆

    くられ:いやぁ、お陰様で、倫獄先生のウケが上々です。
    あいる:ほんとだ RT数とかインプレッションすごいですね〜〜以下会員限定 
  • ツナっちの「動画編集の極意」:カットが全てを決める

    2023-06-24 05:00  
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    どうもこんにちは、リング君にシゴかれているツナっちです!
    みなさん、リングフィットアドベンチャーというゲームをご存知でしょうか?
    2019年10月に発売されたゲームで、新規タイトルにも関わらず1500万本も売れたバケモノゲームです。
    リングコンという特殊なコントローラーを使い、運動することでストーリーを進めていきます。
    そして、その運動の相棒が「リング君」です。
    このリング君がバカ鬼畜……
    例えばスクワットは20回が1セットになるんですが、10回終わると疲れた体にムチを打つようにスピードアップを始めます。
    しかも敵はこの1セット分では倒せないため、1回の戦闘で数種類の運動をします。
    それが1ステージに3回くらい……ボスに至っては連続で10回くらいやらないと勝てません。
    1ステージで滝汗ですよ!!!ゲームでこんな汗かけるのかよ!!
    下着絞ったら汗ジュース作れますマジで……
    しかし、運動はやっぱいいものでして、やると体が軽くなります!
    編集もブロマガも捗ってしまうので、この気分のまま今日は「動画編集の極意」として、最重要とも言える「カット」についてお話ししていこうかと思います。
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  • 精製厨レイユールがシャチに魅了されて推し活を始める話

    2023-06-22 05:00  
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    レイユールは「シャチ推し」です。
    みなさん、こんにちは。
    普段は有機化学と精製をこよなく愛する私、レイユールですが、最近は「推し活」なるものを始めました。
    Twitterなどを見ていただいている方ならすでにご存知かと思いますが、私の推しは「シャチ」(Killer whale)です。
    特定の個人や個体ではなく、ある生物種全体を愛でるのは果たして推し活と言えるのかは議論の余地があるかと思いますが、今回は便宜上そう表現します。
    ◆◇◆ことの始まり:シャチとの出会い◆◇◆
    まずは、シャチとの出会いをお話ししておこうと思います。
    ある日の深夜二時過ぎ、私は締め切りの近い原稿の仕上げを行っていました。
    その時にかかってきた、ある一本の電話から話は始まります。
    電話をかけてきたのは友人で、曰く、
    「会社の研修で千葉にきているのだが、休日は自由に動けるので遊ばないか?」
    とのこと。
    ちょうど私も千葉方面に用事もあったので、お誘いを受けて、週末に遊ぶ約束を取り付けたのでした。
    この友人には、いつも油田や石炭鉱床の調査に付き合ってもらっておりまして、では今回は、ということで、友人に行き先の計画をお任せしたのです。
    いくつか候補を提示してくれたのですが、協議の末に
    「鴨川シーワールド」に行こう!
    ということになったのです。日本で2箇所しかないシャチの飼育施設ということもあり、私も楽しみにしていました。
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  • 倫獄の事件簿:悲劇の毒薬事件

    2023-06-19 05:00  
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    皆さん、事件です。
    こんにちは。薬理凶室法務担当、倫獄です。
    今回は不定期連載っぽい感じで「倫獄の事件簿」と題したシリーズを始めてみようかと思います。
    「もしこんな事件が起きたら、法的にはどう解釈されるか」がテーマです。続くかどうかは、ご好評を頂けたら、ということで、よろしくお願いします。
    では早速、今回の事件をご紹介しましょう。
    ◆◇◆悲劇の毒薬事件◆◇◆

    事件その1:
    レイユール先生は、後の実験用に危険な毒薬(致死量)を薬品棚に保管していた。その後、くられ先生も薬品棚に同様に危険な毒薬(致死量)を保管した。薬品棚を酒棚だと勘違いしたJoker先生は、その毒薬を両方飲んで死亡した。


    事件その2:
    事件その1と同様に、レイユール先生とくられ先生は毒薬を保管したが、今度はどちらの毒も致死量には満たない量だった。しかし、Joker先生はその両方を飲んでしまったため、致死量に達して死亡した。

    今日は、この二つの事件を題材に、刑法における因果関係について考えてみましょう。
    上の事例では、誰かを傷つけようという故意が存在せず、また過失があるかもちょっと疑う余地がありますが、それ以前の問題として、「レイユール、くられ両名の行為と、被害者Jokerの死との間の因果関係が認められるか?」ということに焦点を当てます。
    以下に詳しく解説しますが、因果関係が認められなければ、レイユール、くられが罪に問われることはありません。
    果たして二人の運命は!?
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  • 淡島りりかの特技「似顔絵」の話

    2023-06-17 05:00  
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    実は絵を描くのも趣味です!
    はろーごーじゃす、ご機嫌よう! 淡島りりかです。
    今日は私の趣味であり、特技にもなった「似顔絵を描く話」をしようかと思います。
    ◆◇◆淡島が絵を描くようになった歴史◆◇◆
    Twitterにたまにアップしていたりするので、私が絵を描く事があるのを知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
    そもそも何故絵を描くようになったのかをふんわり振り返って見ると、物心つく頃には既に、カレンダーやら広告やらの裏に絵を描く習慣があったように思います。
    実のところ、淡島家母方の人々は、専門はそれぞれなものの、各世代ざっくり2/3くらいが芸大とか美大とかに進学しがちな家系だったりします。
    その影響もあってか、夏休みなんかに親戚が集まると、子供世代は、今自分の中でホットな漫画や小説を持ち寄って回し読みつつ、テーブルを囲んで、黙々と自分のお気に入り達を描いていたような感じ。
    もちろん、紙とペンは、それがあると子供達が静かにしている事を知っている親世代から与えられたものです。
    絵を描くのが上手な淡島親世代だとか、年上の淡島従兄姉たちに自分のお気に入り描いてもらった記憶もあります。そんな感じで大きくなりました。
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  • ごあいさつ:怪人シラノの物理学探究への道

    2023-06-15 05:00  
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    皆さん、科学って好きですか?
    こんにちは。薬理凶室で工作・物理を担当しているシラノです。
    主にテスラコイルを作ったり、最近では半導体成膜装置を作ったりしています。
    薬理凶室としての活動では、どちらかというと科学監修のお手伝いなどをさせてもらう事が多いです。
    今回はブロマガの初回のご挨拶ということなので、自分の来歴や薬理凶室の面々との出会い、そして好きな学問について、お話させていただこうかと思います。
    ◆◇◆ア理科との出会い◆◇◆
    ア理科をはじめて読んだのは、おそらく小学生の頃です。
    当時は今よりやんちゃで、気になる事があったら、とりあえず試さずにはいられない、みたいな感じでした。
    例えば、小学校に「底なし沼」と呼ばれる池があって、「底がないわけがないだろう」と思ったので、
    池の水を全部抜いたりとか。
    そんな小学生の頃にア理科と出会った訳ですが、実はきっかけらしいきっかけは、昔過ぎてあまり思い出せません(笑)。
    古本屋さんを回ったりして、科学書を買うのが趣味だったので、たぶんその時に出会ったんじゃないかなぁ、と思います。
    ただ、出会いはともかく、ア理科の、その内容については
    「こんな事が普通の家で出来るのか!?」
    みたいな実験が盛りだくさんで衝撃を受けたものです。
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  • Amazonを騙る精巧なフィッシングメールが届いた件:Joker

    2023-06-12 05:00  
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    「このメール、見分け付かなくてヤバくない?」
    どうも。Jokerです。今回もセキュリティの話で、フィッシング詐欺、それもAmazonを騙るヤツについて解説していきます。
    というのも、ある日、くられ先生から
    「おい、ちょっとスクショ撮ったからこのメールを見てくれ」
    と連絡が来まして、それがだいぶハイレベルなフィッシングメールだったので、注意喚起もかねてネタにしようかと思った次第です。
    ◆◇◆フィッシングのメールにもレベル差がある◆◇◆
    「いやいや、言うてフィッシング詐欺でしょ、リテラシーのないバカを一本釣りするアレだろうし、そもそも送信元のメールアドレスとか適当なの使ってるから、そこ見れば一発じゃね?(笑)」
    と、そう思われる方も多いでしょうし、実際、こんなのに引っかかる奴がいるのかよっていう、そういうのもたくさんあります。
    一方で、本当によく出来たものもあるので、小馬鹿にしているとうっかり引っかかって痛い目に遭うかもわかりません。
    ゲームで例えるなら、所詮は雑魚モンスターだろと思っていたら、雑魚は雑魚でもゲーム終盤の雑魚でその辺のボスより強かった……みたいな感じ?
    スライムはスライムでも魔王だったとかそういうアレは創作物の中だけではない、ということです。
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  • ナイフメーカーしろへびの「包丁の選び方」

    2023-06-10 05:00  
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    包丁の選び方、教えます。
    おはようございます。しろへびです。
    「ブロマガって何書けばいいんでしょうね?」と困っていたら「包丁の選び方とかでいいんですよー」的なアドバイスをいただいたので、今日はそれに従ってみます。
    皆さんの中には新生活を始めて、包丁がないと不便だと気付き始めた方もいるのではないでしょうか。
    たとえ一人暮らしで自炊をしない場合でも、包丁くらいはあったほうが便利です。
    個人的には好きな包丁を使えばいいと思うのですが、好きな包丁って言われてもよくわからない、という声も聞こえます。
    よって、今回は私なりの「包丁の選び方」の基準の話をお送りしましょう。
    ◆◇◆百均の包丁ってどうなの?◆◇◆
    明らかに使う頻度が少ないので、あまりお金を使いたくない。
    こんな時に便利なのが、ダイソーなどの100円ショップです。
    キッチン用品はもちろん、包丁も扱っています。
    では実際どうなのかというと、ぜんぜん切れない。
    いや、まったく切れない訳ではないし、研げば切れるようにならない訳でもない……
    ですが、もはや使うのが苦痛です。
    材料費が無いため、鋼材は薄く剛性もなく、柄の強度にも不安が残ります。
    使い道があるとすれば、土の付いた根菜や芋類の下処理用でしょうか。
    土や砂利は刃を痛めるので、傷んでも気にならない包丁にはうってつけです。
    同様に野菜の収穫などにも使えると思います。
    イマイチな包丁の話はこれくらいにして、ここからはちゃんとした包丁を選ぶ上で、注意するべき点を。
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  • フィクションにおける言葉のリアリティ:亜留間次郎

    2023-06-08 05:00  
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    フィクションにおけるリアリティとリアルは全く違う物です。
    どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。今回はフィクションとリアリティの話をしてきます。
    現実(リアル)は、誰も納得ができなくても関係ありませんが、一方でフィクションにおける「リアリティ」は、読者を納得させなければなりません。
    フィクションの世界において読者が受け入れられないリアルはリアリティとしてダメです。
    ココを間違えると正しくても面白くない駄作になります。
    こうした問題は科学的な事実や、計算の正しさや、歴史考証以外にも、言葉の表記にも出てきます。
    外国語をカタカナ表記するとき、アニメや漫画では原音の発音からかなりずれたカタカナを当てられていることがよくあります。
    ◆◇◆不正確なカタカナ語はわざとやっている◆◇◆
    実際問題として、日本人の大半は外国語を正しく発音できません。
    そのため、外国語が不正確にカタカナ表記されることは日常茶飯事で、翻訳家もそのあたりは解った上でやっているみたいです。
    フィクションのリアリティは読者が納得して受け入れくれないと失敗なので読者が読みやすいカタカナ表記に改変されます。
    いわば、実在の言葉を元に作られた半架空言語です。
    例えば、児童文学の「ドリトル先生」シリーズの原題は「Doctor Dolittle」ですが、これを正確にカタカナ表記するとドゥーリトルになってきます。
    ドゥーリトルではなくドリトルとしたのは、日本の子供に発音しにくいために翻訳家が改編したと言われています。
    他にも、有名なルパンでも、フランス語に近い正当な発音だとリュパンだと主張する面倒な人達がいるみたいです。
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