すでに世紀末のごとく暗く重苦しい2023年の世界。
日本では、若き女性が知性を大全開して平和に戦っております。
そんな時。
　

「出雲のイナズマ」どころじゃない大活躍をした2022年の里見香奈。
「島根のカミナリ」と呼んでもいいくらいだ。
それのがスケールダウンな感じがするのでやめておきましょう。
そのうち「完全王者」とか呼ばれるのではないかな。
今でも呼ぼうと思えば呼べるかな。
　

W杯は続くが、日本代表は終わった。
ずいぶん好印象ですなあ、サッカー日本代表。
選手もファン（にわかでも）も成長したような気がします。
　

西山朋佳女流四冠と里見香奈女流四冠が戦う女流王座戦。
二人でタイトルを独占してる当事者がぶつかる決戦。
プロレスとかボクシングだと「統一王者」決定戦なんて話になったりしますが。
そんな時、総選挙は？
　

丸山城志郎という柔道家を覚えましたね。
柔道・東京五輪男子66キロ級代表内定選手決定戦での阿部一二三選手との24分間の死闘で。
阿部一二三のほうは、阿部詩のお兄ちゃんというので知っていた。
読売新聞の夕刊の見出し
『阿部　死闘制し五輪』
とある。
「死闘」というのは東スポぐらいしか使わないのかと思っていた。
　

西山朋佳と里見香奈
名前を並べるだけでワクワクする。
　

女流将棋界は、今、里見香奈四冠と西山朋佳三冠の二強時代。
あるようでない瞬間なので、ギャラリーは楽しみましょう。
ご両人は切磋琢磨、成長するチャンス
のような気がする。
　

女流将棋界も変動の時代に入ったようだ。
「男子」のほうは群雄割拠だが、「女子」のほうは超少数精鋭。一強が二強になるのか？
里見か。
里見と西山か。
　

敵無しという感じで独走してきた里見香奈にここにきて強力なライバルが現れた。
西山朋佳。
奨励会三段リーグ在籍中。
女流王将戦、女流王座戦で、里見に連続挑戦。女流王将を奪取！女王と合わせて二冠になった。かたや里見は五冠。
女流王座戦五番勝負は第1局西山の勝利。
現在日本の政治を独走してるのが安倍晋三。彼には強力なライバルはいない。
その時。
　

強い！
里見香奈時代はいつまで続くのか？
歴史に生まれ歴史を作った清水市代が、歴史の時計を巻き戻すのか？
女流理事力爆発なるか？