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話題のお坊さんが直伝する精進料理
2014-12-04 22:00●山口県岩国市地域編集長 西村 マサユキの記事をご紹介します!
精進料理の本場、永平寺で修行を積んだ僧侶・吉村昇洋さんが主宰する
「広島精進料理塾」は、料理はもちろん、いただく時の作法も重視されています。
11月29日、吉村さんが副住職を務める曹洞宗普門寺(広島県広島市中区)で開かれた塾では、
マツタケごはん、赤だしの味噌汁、秋野菜の炒め蒸し、シラスもどきの4品が並びました。
前回の記事では塾の前半部分を紹介しました。
今回は、いよいよ、お楽しみの試食タイムなのですが…!
…無表情の吉村さんに、参加者の皆さんも楽しくなさそう?
いえいえ、実は、作法の実践中。
精進料理は、僧侶が修行に耐えうる身体づくりをするために必要な食事で、
食べることも修行なのです。
食事中は言葉を発しない、複数の料理を一度に口にしないなど、厳しい作法があります。
慣れない参加者は作法に戸惑います
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