0.001mm単位で精密測定をしましょう!
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こんにちは。工作怪人のLiar Kです。
前回から引き続き、モノ作りに必須の「機械検査作業」シリーズとして、測定器についての記事をお届けします。

今回のお題は「外径・内径の精密測定」です。
はい、前回ご紹介したノギスでももちろん測れる訳ですが、デジタルノギスを使ってもその精度は0.01mm単位。
更に精密な、μm(マイクロメートル)、つまり0.001mm単位で測れる測定器について、今回はご紹介していきましょう。

◆◇◆0.001mmの世界「マイクロメーター」◆◇◆



マイクロメーターは、ノギスよりも精密な測定が可能な測定器です。
アナログのものであれば0.01mm、デジタルであれば文字通り0.001mm、つまりμmのオーダーでの測定ができます。

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ノギスのように1つで4役もこなせるという事はなく、用途によって様々な形状が存在します。
基本は外側マイクロメーターと呼ばれるもので、外径の測定のみ可能。
0~25mm、25~50mmと言うように25mm刻みでサイズが分かれています。 

誤家庭なら0~25mm、25~50mmのサイズの外側マイクロメーターがあれば十分でしょう。
また、エグゾーストキャノンやディーゼリングブラスターなどOリングを使った機械を作るなら、
ブレードマイクロメーターもあると溝径が測れて便利です。 

●ミツトヨ ブレードマイクロメータ

マイクロメーターの目盛りの読み方も特殊なので、その使い方について、基本的な事からご紹介していきます。

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