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記事 4件
  • ズッコケ三人組シリーズ補遺(その七)

    2015-03-27 21:08  
     相変わらず、あんまり女災と関係ない記事を、久米某が大手で連載している間にも続けるよ! 後、性質上、ミステリなどもネタは全部バラしていますので、そこはお含み置きください。『ズッコケ三人組のダイエット講座』●メインヒロイン:黛加奈子
    「モーちゃんがダイエットに挑戦する話」。 地味な題材だと批判する向きもありますが、他のキャラで言えば「ハチベエがガリ勉になろうとする話」、「ハカセが勉強嫌いになる話」みたいなもので、面白くならないはずがありません。シリーズ物、キャラクター物の強みでしょう。 また、後期『ズッコケ』の欠点である「大人ばかり描写して子供が傍観者に」というモノと異なり、本作はモーちゃんの内面がじっくり描かれ、那須センセの児童文学者としての本領が久々に遺憾なく発揮されています。 後期の欠点というとシミュレーション(蘊蓄)趣味、展開の遅さも指摘されるところです。本作もダイエットをリアルにシ
  • ズッコケ三人組シリーズ補遺(その六)

    2015-03-15 20:15  
     正直、ニーズがあるのかどうかわかりませんが(以下略)。 相変わらず、あんまり女災と関係ないです。 いまだストレスフルな毎日が続いており、フェミ本などを読む精神的余裕がなく、『ズッコケ』だけが癒しという状況で……。 後、性質上、ミステリなどもネタは全部バラしていますので、そこはお含み置きください。『ズッコケ発明狂時代』●メインヒロイン:なし
     発明にこり出す三人組。 特許マニアの青年なども登場するモノの、話は中盤から「偶然できてしまった未来テレビに映し出される未来について」へと移っていきます。『ズッコケ』は中盤から話が転調するパターンが異常に多いのですが、今回はジャンル自体が発明からSFに取って代わられた感があり、ぶっちゃけタイトル詐欺の印象。「発明」という面白そうなネタをつぶされたという感じがなくもありません。 未来テレビについては本当に「何故か、そういうものができあがった」以上の説明が
  • お知らせ

    2015-03-12 01:30  
    ネットマガジン『ASREAD』様での連載、第五弾。「ドクター非モテの非モテ教室(その五)」が掲載されました。テーマは伊集院光と童貞、及び今までの伏線回収!!   フェミニズム批判であると同時に、今絶対必要とされているが、誰も言い出さない「男性論」足り得ていると自負するものであります。 他にも硬軟取り混ぜて興味深い記事がいろいろと書かれておりますので、ご一読いただければ幸いです。 後、動画はもうちょっと待って。

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  • ズッコケ三人組シリーズ補遺(その五)

    2015-03-06 21:01  

     続きです。 正直、ニーズがあるのかどうかわかりませんが(以下略)。 今回は本当に女災と関係ないです。 実のところここしばらくストレスフルな毎日を送っており、フェミ本などを読む精神的余裕がなく、『ズッコケ』だけが癒しという状況で……。 後、性質上、ミステリなどもネタは全部バラしていますので、そこはお含み置きください。
    『ズッコケ三人組対怪盗X』●メインヒロイン:九条茜
     先にも書いたように、永らく本シリーズの挿絵画家を勤めた前川かずお先生は物故され、本作よりは高橋信也先生がイラストを担当します。 レビューブログなどでは苦言を呈する声も聞かれるのですが、高橋先生は本来アニメーター。元の絵の模倣も巧みで、当初は絵師の交代を忘れていたくらい、違和感がありません。 いや、晩期の前川センセの絵は等身が高くなりすぎ、ちょっと可愛さがなくなってたから、むしろそれよりいいくらい。モーちゃんなんか丸っこい