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魔法少女まどか☆マギカ
2012-10-25 00:2311
「もう、サリーちゃんもララベルも、そんなことに魔法を使わなかったでしょ!?」
……でしたっけか? いえ、もう二十五年ほどの昔、アニメ雑誌『アニメック』の投書コーナーに載っていた一文を、うろ覚えで引用してみたりしました。 それにしてもさすがに『まど☆マギ』です。 前回はものすごい食いつきぶりに結構驚きました。 何しろ一時期、ブログランキングのベスト10入りも果たしたくらいです。 いや、その人気ぶりの割に、何故か運営側からは無視を決め込まれていましたが。 とは言え味を占めたので、『まど☆マギ』でもうひとネタやらせていただこうかと。
さて、上に引用したのは当時放映を開始したばかりの魔法少女アニメ『魔法の天使クリィミーマミ』についての、かなり酷烈な批判であったと記憶します。 確かに、そうなのです。「魔法少女」の歴史は、横山光輝の『魔法使いサニー』を原作とする『サリー』を、東映が制作した -
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
2012-10-14 01:5073参った……。 ブログ記事二回目にして、「女災」と直接関係ないテーマになってしまいました。 今回は劇場版『まどか☆マギカ』について。 というよりは、それにまつわる騒動についてですね。 くどくど書くのも面倒なのですが、掻い摘んで説明すると、要はマニア向けの深夜アニメが劇場版となった、それを見た子供がショックを受けていた、という目撃談がツイートされ、それに過剰反応する者が大勢出た、というお話です。『魔法少女まどか☆マギカ』は見ればわかるように可愛らしいタッチのキャラクターデザインですが、しかしその内容は非常に凄惨なもの。可愛いキャラでシリアスなことをやるというある意味「不意打ち」が、マニア層に衝撃を与え、話題作となったわけです。この「不意打ち」という戦略が一種、確信犯的に採られたことについては恐らく、マニア間でもコンセンサスとして認められているのではないかと思います。そうした作品が、深夜放映し -
ぼくたちの女災社会
2012-10-09 22:58どうも、女災問題の第一人者・兵頭新児です。 いや、「女災」って言葉自体、ぼくが勝手に言ってることなんで自動的に第一人者になるのは当たり前なんですけどね。 三年ほど前、世に蔓延する「女災」を看過できず、ぼくは(兵頭名義としては)処女作、『ぼくたちの女災社会』を著しました。「女災」とは「女性災害」の略。 男女のジェンダーバイアス()に起因する、男性が女性から被る災いを、「女災」と呼ぶのです。 いや、上にも書いたようにぼくが勝手に言ってることに過ぎないんですが。 ――が、本書は最近、ぼくもあずかり知らぬまま絶版となりました。 そのほとんどは、既に廃棄されているようです。(電子版はまだあるので買ってね) 倉庫移転とかいろいろ事情はあったようなのですが、要するに売れなかったんですな。「どうしてだろう? 『嫌韓流』くらいに売れてもいいのに」とおっしゃってくださった方もいました。 確かにその通りです。
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