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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!|ライブ感想
2024年2月24日と25日にKアリーナ横浜で開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」にDAY1、DAY2とも現地で観覧いたしました。両日とも着席指定で、DAY1はLEVEL7の上手(かみて)側4列目(実質2列目)、DAY2はLEVEL5の下手(しもて)側1列目でした。どの席になるかは現地でチケットを発券するまで不明だったのですが、両方とも悪くない席でした。席に関してはアソビストアプレミアム会員先行でSPラウンジ席・バルコニー席を申し込むも落選。その後、着席指定の方が当選しやすい(加えて、どのレベルかは分からないけど前方なのは間違いないだろう)という判断からの選択でした。無事両日のチケットを入手できたため、その判断に間違いはなかったと思うのですが、公演中にトイレに行きたくなった場合、列中央の席だと大変そうだと感じました。そうしたことは予想しており、公演中に席を外さないで済むように準備をしていたのですが、着席指定だと特に2列目以降は前席とのスペースが狭く、移動は困難(抜けるのも戻るのも大変そう!)だと感じました。スタンディングだとほかの客も移動する自分を避けやすいのですが、着席していると荷物をどかすなどの負担をかけることになります。それは自分にとってもストレスとなるため、2日目はより気を付けてライブに臨むことにします。結果、2日間とも公演中に離席する事態は避けられました。万が一の時はMC時に抜け出せばよいのですが、MCも聞き逃したくないですからね。とはいえ20周年を迎えられたら、その時私は60歳です。身体がさらに衰えていくことを考慮しなければなりません。■ライト層でも楽しめる!
私のミリオンライブ!におけるステータスはライト層となります。古参でもガチ勢でもなく、だからといって新規というわけでもない。それほど熱心にミリシタ(アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ)をプレイしていないものの、周年イベントのアイドル別で1000位以内に入る程度は頑張る。最近はスマホのスペックが不足しており、全くリズムゲームをプレイできていないですが、ゲーム以外のコラボには積極的に参加するという具合です。そのため、長く応援されている方にはお馴染みでも自分はそれほど……という楽曲もあったのですが、これだけ聞けて満足という楽曲もたくさんあったので、特に印象に残った楽曲を挙げていきます。■DAY1
1.Welcome!!
1曲目は何を歌うか分からないけど全体曲だろうと思っていたのですが、それは予想通り。ただ演者全員が個別衣装だったことには驚きました。ゲームのキャラクターを見ればそれが誰かは一目瞭然ですが、声優の容姿からキャラクター名を一致させることは困難です。もちろん遠目からでも「こんなに足が長いのは渡部優衣さんに違いない」とか分かる人もいますが、モニターで顔が大写しになっても、その方が誰を演じているのかを結びつけるのに時間がかかる場合があります。しかし今回は個別衣装を着用されていたので、そこからキャラクターを推理することが可能となりました。これは本当にありがたい演出です。3.AIKANE?
その個別衣装の中でも特に分かりやすかったのがアカネちゃん(野々原茜/CV.小笠原早紀)です。ミリシタにおける「AIKANE?」のエピソード(第86話)も好きなのですが、アカネちゃんはアニメでも大活躍でしたよね。コールはうまく叫べなかったのですが、一気に気持ちが高まりました。9.花びらメモリーズ
この楽曲が聴けるとは思っていなかったので驚きました。私はいわゆるカップリング厨なのですが、聖ミリオン女学園の白石紬(CV.南早紀)×佐竹美奈子(CV.大関英里)は特にお気に入りのため、切なそうな表情で歌唱する姿にただただ心を揺さぶられました。10.スペードのQ
26.dans l'obscurité
昴キュン(永吉昴/CV.斉藤佑圭)はミリオンスターズ39人の中で最もポテンシャルが高いアイドルだと思っているのですが、メンヘラとかゴスロリとか何をやっても魅力的ですよね。生で聞けて満足です。24.流星群
私が生観覧した前回のミリオンライブ!は、2021年5月22日の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn LIVE DAY1」でした(これが初の生観覧)。ジュリア(CV.愛美)のアコースティックギター演奏でモモ(周防桃子/CV.渡部恵子)とデュオ。あれは野外ライブの雰囲気を相まって最高の体験だったのですが、エレキギターを弾き語りするジュリアも当然見たいと思っていたので念願がかないました。25.昏き星、遠い月
念願かなって思い残すことはないと思っていたのですが「夜想令嬢-GRAC&E NOCTURNE-」を見られるとは。この楽曲は世界観が独特(セリフがあったり殺陣があったり)でセットリストに入れにくいと思っていたのですが、いい感じに収まってましたね。42.EVERYDAY STARS!!
これも不意打ち!セリフパートの使い方が面白かったです。DAY2もあるかなと思ったのですが、DAY1とDAY2で異なる口上を考えるのは大変だし、初日限りの不意打ちだったかこその良さがあったと思います。■DAY2
1.Rat A Tat!!!
DAY1の最後が「Rat A Tat!!!」だったので、その続きを意識した選曲だったのだと思います。39人がそろった。それだけで尊い。6.ユニゾン☆ビート
ミリシタのガシャで最初に引いたSSRということもあり、舞浜歩(CV.戸田めぐみ)には思い入れがあります。そして負傷のため出演できなかった7thLIVEの無念を晴らせたことでしょう。そのパフォーマンスからもダンスに注力してきたことが分かりました。
17.花ざかりWeekend✿ミリオンスターズのメンバー構成は中高生中心なのですが、いわゆる大人キャラも魅力的なのが特長です。4Luxuryはその魅力を最大限に発揮できるユニットでお気に入りなのですが、この楽曲の歌詞は特に共感できます。メイクアップ・ファビュラス!で4人がそろって歌唱する姿を堪能できて満足です。
28.瑠璃色金魚と花菖蒲頻繁にアニクラへ行っていた時期があるのですが、必ずと言っていいほど出演DJの誰かが流していたEDM。アニメでも重要な局面で使用されていましたし、上がりますよね。
37.Shooting StarsDAY1で歌唱された「Marionetteは眠らない」やDAY2の「Shooting Stars」とは、うまく表現できないのですが私にとって「これぞミリオンライブ!の楽曲だよな」というタイトルです。曲調とかやや攻撃的な歌詞とか。いまさらですが「今日はミリオンライブ!のライブなんだな~」と終幕に向かうステージにしみじみとしたのでした。
39.恋のLesson初級編40.Precious Grain
41.未来飛行
ミリオンライブ!の中心である3人、春日未来(CV.山崎はるか)、最上静香(CV.田所あずさ)、伊吹翼(CV.Machico)のソロ曲がまだということは最後にまとめてなのだろう。誰もがそう思ったはずですが、その通りとなりました。未来飛行はソロ曲で唯一フルコーラスだったのですが、それぞれのエピソードはあれど、やはりミリオンライブ!は未来ちゃん(とプロデューサー)の物語だと思っています。彼女が特別な存在であることは間違いありませんから、最後を任されることも納得です。
42.UNION!!ミリオンライブ!楽曲は数多くあれど、どれか1曲を選ぶとしたら「UNION!!」一択。それぐらい特別な楽曲です。アンコール含めて残り3曲。フィナーレ目前の重要な局面で歌唱されたということは、特別な楽曲だと思っている人が多いということなのでしょう。ステージに39人全員がそろって「ひとりじゃ 届かない ひとりも 手放さない 行こう We are all MILLION!!」。この瞬間が見たかった。でも「夢路に終わりはない」のです。これからもプロデューサーとして精進しようと決意したのでした。 -
白鷺城/ホワイト・キャッスル(The White Castle)|ボードゲーム体験記
「白鷺城/ホワイト・キャッスル(The White Castle)」はゲームタイトルとなっている白鷺城こと姫路城を舞台に、播磨姫路藩主・酒井忠恭に取り入り、自藩の地位を上げていくボードゲームです。4人まで遊べますが今回は3人、全員が初プレイとなります。初回は推奨通りにキューブやタイルを配置します。両面に異なる絵が描かれているタイルを並べる作業はやや面倒。2回目からは本来のスタイル、すなわちランダムに並べたのですが、こちらもコツが必要だと感じました。とはいえゲームの面白さから考えれば、これらの手間は些末なことです。老中首座として権勢を極めた酒井忠恭に取り入ろうとするプレイヤーは4藩。それぞれ家紋が描かれていますが、ここでは色でのみ表現。私は「黄」、残りの2人は「赤」と「緑」。今回「青」は使われませんでした。ルールはほかのゲームと同様、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝利となります。勝利点の獲得方法は主に2つ。庭師・藩士・侍を白鷺城に送り込むか、白鷺を飛ばして季節を進めるか。なお季節の進み具合は最終得点だけではなく、手番順にも影響します。さて初回開始。じゃんけんによりキサギ・ミドリサギ・アカサギの順となりました。まるで早口言葉ですね。まずは初期資源を選択。しかし何が有利か分かっていないため、私は雰囲気で選ぶことにしました。サイコロは橋の端から選択。逆・一休さんです。初手、私は黒ダイスの右端、数値の大きい方を選び、勝利点を手っ取り早くもらえる庭師(御庭番=忍者という含みはないようです)を配置します。ダイスの差額で1文、庭師のボーナスで3文をゲット。金銭面で優位に立ちます。この調子で庭師を送り込めばよいのでは……と思いますが、庭師を送り込むために必要な米が不足していることに気付きます。ふと自藩ボードを見ると米よりも、灯籠アクションで得られる鉄の方が入手しやすそうな気がしてきました。そこで方針を変え、第2ラウンドは戦場に侍を送り込むことにします。しかし戦場に侍を送り込んでも、その活躍を報告する者がいなければ勝利点獲得とはならないため、藩士を登城させます。こうして第2ラウンドが終了。季節の進み具合を示す白鷺も最も遠くまで飛んでおり、順調に影響力を上昇できていると感じます。しかし第3ラウンドになると鉄は余っているものの、それ以外の資源が枯渇します。特に深刻なのが家紋です。家紋がなければ白鷺は夏を超えられません。しかし、ほかのプレイヤーもリソース不足に悩まされているという点では同じです。あれが足りない、これが足りない。3人とも四苦八苦しながら最終ターンが終了します。結果は次の通りでした。1位:緑 362位:赤 293位:黄 27緑の勝因は、勝利点2を獲得できる戦場に3人の侍を送り込んでいること。即時もらえる勝利点が勝敗を分けたことからも、全員が思い通りにプレイできなかったことは明らかです。こうして2回目のプレイが始まります。手番は1回目の順位を採用。緑が1番手、赤が2番手、黄が3番手となりました。漠然とプレイしていても勝利点を得ることは難しい。そこで私・黄藩は、重点的に藩士を送り込むことにします。そのため真珠を大量に仕入れてのスタートとなりました。藩士を送り込むことで灯籠アクションのボーナスが充実される。すなわちダイスは左端からとなるのですが、そうなると今度は銭不足に悩まされることになります。1回目は主に右端のダイスを選んでいたため気付きませんでしたが、左端を選ぼうとすると銭不足になるのです。しかも藩士の登城には入城料として2文が必要。最初のうちは右端のダイスを選び、銭の支出を防ぐしかありません。もっとも序盤は灯籠アクションのボーナスも充実していないため、右端を選択することが正着のようです。そうなると3番手は厳しい……。また藩士を送り込むと決めたものの、ボードを見ると「鉄5必要な戦場が熱い!」と気付きます。このゲームは手番が9回しかないため通常であれば合計9コマまでしか藩士・庭師・侍を送り出せないのですが、この戦場に侍を送り込めば、もう1回侍を任意の戦場に送り込むことが可能となります。もしかして侍を送り込むことに特化すべきだったかも……。やや後悔しつつも、初志を貫くことにします。藩士を送り込むと灯籠アクションのボーナスが充実される。この効果は理解していましたが、もう1つ効果があることに気付きます。自藩のボードから藩士を取り除くと、自藩ボードに赤ダイスを置いた際に得られる米の量が増えるのです。リソースを得るだけに1手番を使うことは痛手ですが、追加で侍を戦場に送り込めるようにしておけば、部下を白鷺城ボードに送り込む機会をロスせずに済みます。ここまで行くと、全てがうまく回ります。最終的に庭師1人、藩士4人、侍3人を白鷺城ボードへ送り込むことに成功。2位に10点差、3位に11点差を付けての勝利を収めたのでした。 -
エーテルグライダー(ETHER GLIDER)|ボードゲーム体験記
宇宙商人となって銀河で一番の大金持ちになる。「エーテルグライダー(ETHER GLIDER)」は5人まで遊べるボードゲームです。
https://h-pencil.com/works/eg/このゲームの魅力は、さまざまな勝ち方があることです。私は過去2回、3人で遊んだのですが、最初はヤツノセ幕府のオウカ・サラツギが後見人となり、高レベルの宇宙怪獣(デンジャーカード)を打倒することで勝利点を獲得。2回目はシール上天大公国のジルエルが後見人となり、乗客輸送で勝利点を獲得。いずれも1位となりました。今回は3連勝を懸け、5人プレーに挑みます。このゲームで一度に登場できる国家は4つまで。今回は初プレー2人がいるため、推奨通り、ウオノメハイツ小惑星群、超銀河大図書館ソリダスター、グランマキア帝国、ディエン・ハー統合領をセットします。プレーヤーは5人。必然的に少なくても1人、登場しない国家から支援を受けるプレーヤーが出ることになります。ただ、ボードに登場する国家から支援を受けるからと言って、それが有利だとは限りません。収入が最初から「1」あり、最初から乗客を乗せられるものの、スタート地点が該当国家の支星に限られます。一方ボード上に支援国家のないプレーヤーは、貨物を積み込んだ状態で(積み込まなくても良い)ボード中央の3カ所のいずれかからスタートすることになります。今回1番手となった私の後見人は、企業国家デル・エルガンデのヒルダ・プリエルデ。2番手はグランマキア帝国のシャイアー・カサネ・マキアⅣ世、3番手はディエン・ハー統合領のランシー・ファータイド、4番手はヤツノセ幕府のオウカ・サラツギ、5番手はヘルヘイム鉱山星系同盟のハルキー・ハルキールが、それぞれ後見人となります。過去2回のプレーは、支援国家の得意とするアクションを重点的に行うことで勝利を収められました。そのため今回も同様にプレーしようと考えます。企業国家デル・エルガンデはどうやら、投資を行うと良いようです。投資はお金をつぎ込むことで、効率的に勝利点を得ようと思うのですが……。数ターンほど、漫然と依頼をこなしているうちに、あることに気付きます。「あれ、投資に必要なお金が全く貯まらないのだけど……」宇宙怪獣を倒すことが得意な国家や、貨物を運ぶことが得意な国家の場合は、それらのアクションを行うことで自然とお金“も”集まるのですが、企業国家デル・エルガンデは金を集めてからが強い国家。初期投資に必要な金を集めるため、きちんと工夫する必要があったのですが、なんとなく依頼をこなしていただけなので、思うように金が集まりません。序盤は即金がもらえる依頼、あるいは航路の開拓をこなす必要があったのです。気付いた時には完全に後手。実績ボードを整えて勝点を獲得しようと試みるのですが、競合なしで次々と宇宙怪獣を倒していくヤツノセ幕府、次々と依頼をこなしていくヘルヘイム鉱山星系同盟、投資や建造を進めるディエン・ハー統合領の後塵を拝していることは明らか。なんとか逆転しようとあがきますが、最後の繁栄キューブが取り除かれて万事休す。結果は4位となりました。1位:ディエン・ハー統合領 2032位:ヘルヘイム鉱山星系同盟 2003位:ヤツノセ幕府 1914位:企業国家デル・エルガンデ 1645位:グランマキア帝国 147
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