• このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年4月の記事 25件

2012年有料メルマガ大賞(総合1位)

2012年に私が購読した有料メルマガの中から、面白かったタイトルをランキング形式で発表します。(タグマ!からの転載記事となります。リンク先がタグマ!になっている場合があるので、その点はご了承下さい)5位:ゆるオタ残念教養講座(紹介記事はこちら)4位:小寺信良の「金曜ランチボックス」(紹介記事はこちら)3位:ハックルベリーに会いに行く(紹介記事はこちら)これまでに5位から3位までを発表しているのですが、この記事にて2位と1位を発表させていただきます。まずは2位から。◆「量」ではなく「質」へのこだわり2位:宇都宮徹壱公式メールマガジン「徹マガ」(紹介記事はこちら)「徹マガ」は「2012年有料メルマガ大賞(サッカー編)」でも1位に選出したのですが、非常にクオリティーが高い有料メルマガです。「量」で勝負する有料メルマガが増える中、1本あたりの「質」で勝負をしていることが選考の理由です。たくさんの原稿執筆者を抱えたり、配信の頻度を上げたりすれば、必然的に「量」は担保されます。また、「量」は文字数だったり配信本数だったりといった「数字」で示せるため、容易に「お得感」を演出できます。しかし、それは同時に、読み手にとって「負担」となります。「徹マガ」も決して文字数は少なくないのですが、むしろ、インタビューのセッティングや写真の選定といった、「質」へのこだわりが強く感じられます。一言で表現するならば、「配信ペースが適切に守られた津田メルマガ」。サッカーに興味がない人には強くオススメできませんが、個人メルマガの完成形として、購読しても損はしないと思っています。さて、次は1位の発表です!◆今、一番知りたい情報が手に入る1位:NEWSを疑え!/毎週月曜日・木曜日/1000円https://sriic.org/index.html著者:小川和久(@kazuhisa_ogawa)、西恭之ほか◆選考理由1.日本の国防に関する状況を分かりやすく解説している2.最新の軍事・安全保障に関する最新の技術を取り上げている3.現実的な提言を行っている◆2012年、私が一番知りたかったこと 

「プロブロガー」海燕氏の挑戦(『桃井はるこのメールマガジン「しえすた」』ほか)

「4月14日~4月20日に届いた有料メルマガ+有料コンテンツ」の中から、「注目!」に値する記事を紹介します。「注目!」マークを付けた有料メルマガの数が多かったので、数回に分けて掲載します。 ◆ハックルベリーに会いに行く/特殊(ほぼ毎日)/840円http://ch.nicovideo.jp/blog/huckleberry/nico4月17日配信号のタイトルは「最後のナショナリズム」。岩崎夏海氏のナショナリズムに対する考察も興味深かったが、私が気になったのは、むしろ、以下の序文である。これから書くようなことを無料ブログに書くと、絶対に荒れる。しかしながら、これは何も荒れることを目的に書いているわけではない。だから、無料ブログを書いている時は、こういう話題について書けなかった。しかしながら、有料ブログを始めたことにより、初めてこういう話題についても書けるようになった。その意味で、有料ブログはぼくにとって福音だった。 実は、同じようなことを言っている人物がいる。それは桃井はるこ氏だ。◆桃井はるこのメールマガジン「しえすた」/15日・30日/525円http://kotorisu.com/?page_id=434月25日に東京・有楽町で行われた「#jz2 吉田尚記の場外ラジオ Vol.2」というイベントに参加したのだが、そのゲストが桃井氏だった。対談のテーマは有料メルマガと関係なかったが、途中、桃井氏が有料メルマガについて触れていた。桃井氏が有料メルマガを始めた理由は、無料で文章を公開した場合、どれだけ長い文章を書いても、ある一部分だけを抜き出し、文脈を無視した批判をされるからだと説明していた。また、「ブロマガ」のような有名なメルマガスタンドではなく、「ことりす」から配信したことも、自分のファンだけに読んでもらいたいという意図があったと説明していた。なお、4月15日配信の11号では、桃井氏がTwitterで「沈黙」を続けている理由を説明している。◆ゆるオタ残念教養講座/特殊(ほぼ毎日)/315円http://ch.nicovideo.jp/blog/cayenne3030/nico4月22日に配信されたブロマガにおいて、海燕氏は自身を「プロブロガー」であると宣言した。私は、海燕氏はイケダハヤト氏の影響を受けていると思っていたのだが、それは正解だったようだ。 

常見陽平氏は論壇ブライト・ノアを目指すべきである(『帰ってきた愛と怒りのシゴト論』ほか)

「4月14日~4月20日に届いた有料メルマガ+有料コンテンツ」の中から、「注目!」に値する記事を紹介します。「注目!」マークを付けた有料メルマガの数が多かったので、数回に分けて掲載します。これは有料記事なのですが、常見陽平氏に伝えたいことがあるので、そこだけ切り取り、無料部分として公開します。◆帰ってきた愛と怒りのシゴト論/第1・第3木曜日/315円http://biz-spice.jp/public/detail/1024/1363/4月18日配信の『帰ってきた愛と怒りのシゴト論』27号にて、常見氏は次のように記している。若手論壇ブームなんて言いつつ、誰と仲がいいかで派閥があるらしい それに対して、常見氏は「派閥には属さない」とし、「これからも論壇島耕作で行く」と宣言している。そのこと自体に異論はないのだが、どうせならば、常見氏には『機動戦士ガンダム』シリーズの主人公である、ブライト・ノアを目指してもらいたい。そして、可能ならば、人物相関図を作ってほしいと思っている。なぜ、ブライト・ノアなのか。その理由は1つだけ。私が『島耕作』シリーズを読んだことがないため、『機動戦士ガンダム』の方が分かりやすいからである。例えば、池田信夫氏は『島耕作』シリーズに出てきた△△社長というよりも、池田信夫氏はレビル将軍と言った方が、圧倒的に分かりやすいはずだ。以上、常見氏に伝えたい部分はここまで。以下は、常見氏のメルマガとは、直接は関係しない文章となる。◆有料メルマガは「誰」が書いたかが大事 

渡辺文重の有料メルマガ批評

面白いと思った有料メルマガや有料ウェブマガジンを紹介します。ただ、知らない人にオススメされてもピンと来ないでしょうから、私が日々、どのようなことを考えているのか、日記として掲載します。有料記事がない月もあるため、購読をする前にフォローすることをお勧めします。購読料は“投げ銭”だと思ってください。

著者イメージ

渡辺 文重

1973年6月29日生まれ。福岡県北九州市出身、現在は東京在住。本業はライター、編集者、および有料メールマガジンおよびWebサイトのコンサルティング業。スポーツ、エンタテインメント全般を得意とする。2003年に有限会社ブンヤを設立。原稿執筆の依頼、業務の相談はメール(yqw00461@gmail.com)にて受け付けます。

https://www.facebook.com/bun.ya.net
メール配信:あり更新頻度:不定期※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ