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「質問コーナー」を読めば、有料メルマガの成否が見えてくる
2016-06-27 15:30110ptごきげんよう。ラジオと有料メルマガ評論家の渡辺文重です。趣味は、アニメ鑑賞と声優イベントに参加すること。詳しいプロフィールは、文末に記載しておきます。今回の記事は、タグマ!版『メディアの現場』限定コーナーからの転載です。元記事の配信予定日(毎週金曜日)の1週間後に配信しています。【参考】津田大介のメディアの現場http://www.targma.jp/tsuda/◆近況報告6月13日から14日に掛け、久しぶりに徹夜をしました。と言っても、ずっと作業をしていたわけではなく、先方の仕事が終わるのを待っていたのです。先方が仕事を終えると、メールが送られてきて、私が修正箇所をチェック。そして、私がメールを返信すると、先方が修正箇所をチェックする。締め切りが早朝だったため、深夜、この作業を繰り返し行っていた次第です。Webの仕事では、公開予定時刻のギリギリまで締め切りを伸ばすことが可能ですし、場合によっては延期もできます。しかし、雑誌など、紙の定期刊行物は、そうはいきません。雑誌発売日の数日前までに完成させておく必要があるのです。また、私のような編集者と異なり、印刷などを行う人々は、朝から夕方までが作業時間となっています。そのため、貴重な「朝から夕方」を、私たちが浪費することは許されません。その結果、徹夜で作業となるのです。さらに、徹夜明けに打ち合わせを行い、そして、ニコニコ生放送に出演と、久々にハードワークをした結果、その後の数日間は、仕事中に集中力を維持するだけで精いっぱいといった感じになってしまいました。◆注目のニュース[2016年6月10日~2016年6月16日]【注目】渡辺文重『週刊サッカー有料コンテンツ批評』第12回(6/3~6/9)「1stステージの天王山」http://j-ron.jp/jijijron20160610.php私が執筆した記事の宣伝です。【注目】『ミシャでタイトルを取れるのか!?』エルゴラッソ浦和担当記者が6月14日のニコ生番組にゲスト出演http://blogola.jp/p/64878ゲストで出演させていただきました。以下のURLで視聴可能です。http://live.nicovideo.jp/watch/lv266005487https://www.periscope.tv/w/1mnxenMekzoKXhttps://www.youtube.com/watch?v=r3haP1RqfPI【注目】人気だからこその難しさ TBSラジオがポッドキャストをやめた理由を聞いたhttps://www.buzzfeed.com/narumi/tbs-radio-cloudこの件の影響について説明を求められたのですが、前提として「TBSラジオは非常に人気がある」という情報を知っておく必要があります。【注目】バカと暇人のものではないネット空間を作ることはできるのかhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/tokurikimotohiko/20160613-00058760/記事の趣旨は「NewsPicks」関連の課題ですが、タイトルの問いに答えるならば、自分が暇人だと自覚することだと思います。はっきり言って、WebサイトやSNSをチェックしている時点で、暇な証拠なんですよ。本当に忙しかったら、ネットなんて見ている時間はないし、まして投稿なんてできない。休憩時間にWebサイト閲覧? それは結構ですが、それって本当に休憩になっていますか? Webの不確定情報に踊らされて心を乱されたら休息にはならないし、PCやスマホを見ていたら目が疲れますよね。意識の低い休憩ができる段階で、大して忙しくないってことですよ。しかし、どういうわけか、大して忙しくない(=暇人)に限って、「忙しい俺さまが、わざわざ時間を割いて投稿してやる」なんて態度を取るから、ネットはバカがあふれるわけです。もちろん、バカッターなどを見つけてさらす「まとめサイト管理人」のように、ネットで仕事をしている人もいるので、一概にそうだとは言い切れないと補足しておきます。◆注目の有料メルマガ【注目】高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド!http://www.mag2.com/m/0001673228.html月額:666円(税込)創刊:2016年6月主な執筆者:高橋ヨシキ「まぐまぐ」に掲載されたプロフィールによると「デザイナー、ライター。チャーチ・オブ・サタン公認サタニスト」。一般的には、映画に詳しい人と説明した方が分かりやすいでしょうか。【参考】高橋ヨシキのシネマストリップhttp://www.nhk.or.jp/suppin/movie.html内容については、「まぐまぐ」に掲載されているサンプル号を読めば、そのテイストは理解できるかと思います。コラムがあって、映画レビューがあって、質問コーナーがある。そして、第2号からは、ニュース解説コーナーが追加されています。創刊したばかりなので、今後もいろいろな変化がありそうです。 -
自分は健康だとおごらず、日々、体調に気を遣うことの重要性
2016-06-19 13:30110ptごきげんよう。ラジオと有料メルマガ評論家の渡辺文重です。趣味は、アニメ鑑賞と声優イベントに参加すること。詳しいプロフィールは、文末に記載しておきます。今回の記事は、タグマ!版『メディアの現場』限定コーナーからの転載です。元記事の配信予定日(毎週金曜日)の1週間後に配信しています。【参考】津田大介のメディアの現場http://www.targma.jp/tsuda/◆近況報告6月4日(土)は「儀武ゆう子SUN祝3周年記念イベント~SUN加者求ム~」、5日(日)は「芹澤優・澁谷梓希トークショー in 横国」からの「大橋彩香ワンマンライブ2016」と、立て続けに声優イベントを楽しみました。その影響でしょうか、翌週は身体が重たく、すぐに眠たくなるなど、明らかに作業効率が落ちてしまいました。そうした中、鍼灸(しんきゅう)師の知り合いから電話があったので、「急なお願いですいません」と、鍼灸マッサージを依頼しました。こちらと先方の都合が合わず、半年ぶりの鍼灸マッサージだったのですが、「渡辺さん、めちゃくちゃ滞ってますね」とのこと。以前は毎月お願いしていたのですが、その時は「ちょっと体調が良くなったかな」程度なので、それほど重大に考えていなかったのですが……。毎月の鍼灸マッサージが、体調やコンディションの維持に、重要な役割を果たしていたのだと痛感しました。「ちょっとずつ」が大事なんですよね。◆注目のニュース[2016年6月3日~2016年6月9日]【注目】渡辺文重『週刊サッカー有料コンテンツ批評』第11回(5/27~6/2)「苦難に立ち向かう若獅子たち」http://j-ron.jp/jijijron20160603.php私が執筆した記事の宣伝です。【注目】これは便利!「更新通知機能」スタート!http://www.targma.jp/tetsumaga/2016/06/04/post1835/サッカー関連のWebマガジンは不定期更新が多いため、こういう機能は便利ですね。【注目】有吉「拍手されたらおしまい」エノケン「同情されたらおしまい」『昭和芸人 七人の最期』http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20160602/E1464793763329.html最近の「お笑い」には疎いのですが、読んでみようと思いました。個人メディアは、その個性を売り物にしているため、ある意味「芸人」に通じる部分があるかもしれません。【注目】TBSラジオ、ポッドキャスト終了 10年超の歴史に幕「収益化のめどが立たないため」http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/06/news112.htmlけっこう利用していたので残念ですが、確かに、無料のポッドキャストで利益を出すことは難しいですよね。【注目】昨今の「貧困コンテンツ」ブームが危険な理由http://toyokeizai.net/articles/-/121457「有料メルマガ」がブームになった時に、堀江貴文氏など一部の成功者しかスポットを当てていないことへ、同様の違和感を覚えました。で、ブームが終息した時には、撤退した人にスポットが当たる。ブームに関係なく、有料メルマガを続けている人が、数多くいるにもかかわらず……。自分も反省する必要がありますね。【注目】「ネット配信は契約違反」東京地裁http://mainichi.jp/articles/20160609/k00/00m/040/037000cラジオを聴収環境に少なからず影響があると思いますが、コンテンツを提供する側としては、そりゃ、見逃せないと思うんですよね。【注目】竹達彩奈、小倉唯ら女性声優6人が「イベント」を語った書籍が登場http://www.ota-suke.jp/news/169819これは面白そう! -
「MCタツのロスタイムTV」スタート! 個人メディアの覚悟とは
2016-06-10 14:35110ptごきげんよう。ラジオと有料メルマガ評論家の渡辺文重です。趣味は、アニメ鑑賞と声優イベントに参加すること。詳しいプロフィールは、文末に記載しておきます。今回の記事は、タグマ!版『メディアの現場』限定コーナーからの転載です。元記事の配信予定日(毎週金曜日)の1週間後に配信しています。【参考】津田大介のメディアの現場http://www.targma.jp/tsuda/◆近況報告最近、津田メルマガ連載「週刊○○レビュー」の影響もあり、動画を視聴する時間が長くなりました。特に、TVを見る機会が増えました。そうなると、TVで話題になっていることが気になってきます。例えば、北海道で起きた子供の置き去り事件。以前であれば、大して興味を持たなかったと思うのですよ。だって、これって町レベルで解決する「小さな事件」じゃないですか。いくらTVで日本全国、あるいは世界中に捜査状況が報道されても、TVを見ている私たちにできることは皆無なのです。例えば、消費税や社会福祉、震災復興、国際紛争であれば、報道を通じ、私たちが何らかのアクションを起こすことは可能です。しかし、北海道で行われている子供の捜索は、どれだけ大々的に報道されたとしても、私たちにできることは一切ありません。むしろ、子供の将来を思うならば、果たして大々的に報道する必要があったのか、疑問に思います。万が一、大々的な報道がキッカケで、両親の精神状態がおかしくなったり、親子関係がギクシャクしたりしたら、それって子供にとって幸せなことなんですかね? 子供の将来が、視聴者の味わう一時的なカタルシスとして「消費」されることを是として良いのか。どうしても納得できないのですが、そういうことを気にする人は、TV視聴に向いていないのでしょう。また、これだけ大々的に報道されると、「何か裏があるのでは?」と考える人が出てくることも、興味深いと感じました。例えば、「本当は子供を殺害していて、その事実を隠すために事件をでっち上げたに違いない」といった投稿を見ました。私も「その可能性はあるかも」と思いましたが、そうした推理をSNSに投稿することは控えました。仮に推理が正解していたとしても、得られるのは自己満足だけです。一部の人からは称賛されるかもしれませんが、そのメリットは些細なものです。一方で、推理が間違っていた場合のデメリットは甚大です。周囲からの評価は下がるでしょうし、名誉棄損や侮辱をしたとして訴えられる可能性もあります。刹那的に「満足を得たい」と思う気持ちも理解できますが、メリットとデメリットのバランスもできない人間は、結果的に自身の評価を落とすだけ。そんなことを、子供が無事保護されたというニュースを見ながら考えました。じゃんけんならともかく、事件に対するコメントは「後出し」で問題ないのです。いらすとや◆注目のニュース[2016年5月27日~2016年6月2日]【注目】渡辺文重『週刊サッカー有料コンテンツ批評』第10回(5/20~5/26)「仕切り直しの5月最終戦」http://j-ron.jp/jijijron20160527.php私が執筆した記事の宣伝です。【注目】“解凍”と呼ぶのはおっさんだけ? Twitterで“解凍”派と“展開”派の争いが勃発http://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/759537.html私は2005年までパソコンライターをしていたのですが、「解凍」というワードを使っていました。なお、「窓の杜」はWebサイトをリニューアルしたようです。【注目】継続課金マガジンの売上を確認するには?https://note.mu/info/n/n4b87ae593182誰(どのアカウント)が購読したか、配信者が分かることは「note」の特徴です。ほかのサービスは、数字しか分からないんですよね。【注目】東京都議会の取材に行ったら「ネットメディアは報道ではない」と断られた話https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/arent-we-news-mediaネットに限らずメディアは玉石混合。何らかの基準を設けることは必要かもしれませんが、「紙だから」とか「ネットだから」といった基準は、時代遅れのように感じます。【注目】スマホ写真を売買できるフリマアプリ「Snapmart」--“日常”写真に需要http://japan.cnet.com/news/service/35083550/まだ、サービスを試していないのですが、興味深いですね。【注目】「ヘイトスピーチ解消法」施行を前に - ウェブマガジン開始のごあいさつhttp://www.targma.jp/yasuda/2016/06/02/post44/安田浩一氏の有料Webマガジンがスタートしました。◆注目の有料メルマガ【注目】MCタツのロスタイムTVhttp://ch.nicovideo.jp/loss-time月額:540円(税込)創刊:2016年5月主な執筆者:MCタツ私の友人でもあるMCタツ氏が、個人メディアをスタートしました。まだ、何のコンテンツもないのですが、たまたま会う機会があったので、いろいろと話を聞きました。サッカーキングチャンネルの生放送「ハーフ・タイム」で実績を残したMCタツ氏ですが、現時点で苦労しているのは「環境」のようです。生放送を行うための機材やスタジオの準備などが、当面の課題とのこと。1人で放送するならともかく、ゲストを呼んで話を聞くとなれば、それなりの「環境」がどうしても必要なのです。【参考】サッカーキングチャンネルhttp://ch.nicovideo.jp/soccerking/live先週の「注目の有料メルマガ」では、「HoneyWorksチャンネル」を取り上げ、生放送がカギを握ると記したのですが、MCタツ氏は、まさに生放送を得意としているため、うまいこと行けば、人気のチャンネルになるのではと思っています。【参考】HoneyWorksチャンネルhttp://ch.nicovideo.jp/honeyworks -
「HoneyWorksチャンネル」に思う、生放送やイベントの重要性
2016-06-04 13:45110ptごきげんよう。ラジオと有料メルマガ評論家の渡辺文重です。趣味は、アニメ鑑賞と声優イベントに参加すること。詳しいプロフィールは、文末に記載しておきます。今回の記事は、タグマ!版『メディアの現場』限定コーナーからの転載です。元記事の配信予定日(毎週金曜日)の1週間後に配信しています。【参考】津田大介のメディアの現場http://www.targma.jp/tsuda/◆近況報告先日、ヴァンフォーレ甲府の取材に同行しました。私の役割は雑用係みたいなもので、選手や監督にインタビューするといった取材は行わなかったのですが、練習見学に来ていたサポーターに話を聞くことができました。取材時の甲府は未勝利が続いており、苦しい状況だったのですが、サポーターたちは選手たちを激励。選手・スタッフとサポーターの距離が近く、良い雰囲気だと感じられました。そのことについて聞くと、そのことを誇りにしているとのこと。ファン・サポーターがチームを支えているという意識が強いようです。その後、GM兼監督の佐久間悟氏への取材が行われたのですが、佐久間氏が話したチームの現状や課題は、サポーターの方が話していた内容と重なる部分が多かったことも印象に残りました。◆注目のニュース[2016年5月20日~2016年5月26日]【注目】渡辺文重『週刊サッカー有料コンテンツ批評』第9回(5/13~5/19)「アジアの頂点へ!」http://j-ron.jp/jijijron20160520.php私が執筆した記事の宣伝です。【注目】どとこいhttp://kuro.kilo.jp/dotokoi/以前、フリーゲームを紹介するムックで原稿を書いていたため、ちょっと懐かしいと思いました。最近は、スマホ用のアプリが全盛ですからね。ちなみに、一番好きなフリーゲームは「晴れたり曇ったりN」です。【参考】晴れたり曇ったりNhttp://inutoneko.jp/game/harekumo/harekumo_top.html【注目】アイドルでもないしヲタでもない!小金井刺傷事件の報道に感じるモヤモヤ|ほぼ週刊吉田豪http://n-knuckles.com/serialization/yoshida/news002249.html「なぜそういう感じの報道にならないのかというと、それによってある種の病の偏見を助長することになったらマズいって判断」という記述に、「なるほど!」と思いました。【注目】「予約の取れない店」が3年で閉店に追い込まれる理由http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160525-00001793-cakes-life前に読んだ記憶があるなぁ~と思って調べてみたら、初出は2013年9月20日でした。【参考】お店が無くなる理由https://cakes.mu/posts/3046「バー経営者として言わせていただきますと、お店を閉める理由はただひとつです。お店にお客さまが来なくなって、売り上げが少なくなって、経営に行き詰まったからです」という指摘は、有料メルマガでも同じです。林氏が記したような例外も、当然、有料メルマガにもありますが、大体これです。一方で、私が「有料コンテンツ批評」という有料Webマガを続けられている理由は、購読者がいるからなんですよね。一番の理由は「本業ではないから」ですが……。ただ、購読者がいなければ、原稿を執筆するモチベーションは上がらないですから、購読者の方々には感謝しかありません。◆注目の有料メルマガ【注目】HoneyWorksチャンネルhttp://ch.nicovideo.jp/honeyworks月額:540円(税込)創刊:2015年5月主な執筆者:HoneyWorks先日、映画館に行ったら、女子中学生と思われる5人組が、映画『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』の大きなポスターを背に、自撮り棒で撮影をしていました。【参考】ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~http://www.honeyworks-movie.jp/「動画総再生回数1億回を超えるクリエイターユニットHoneyWorksが生んだ恋愛青春群像劇 ついに劇場へ」と記されていますが、「本当に人気があるんだなぁ~」と思った瞬間です。文字だけならば、「大人気」なんて言葉はいくらでも使えますが、実際にファンを見掛けると説得力が増します。ラクエンロジックのショップ大会に行っても、男子高校生から「ハニワ(=HoneyWorksの略称)」という単語を聞くこともありますし、すごい人気なんだと思います。で、映画も見たのですが、甘酸っぱい!(ほめ言葉です)ちなみに、映画の中にもHoneyWorksは登場しており、チケットを取るのも大変な人気グループとして描かれていました。【参考】HoneyWorkshttp://honeyworks.jp/
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