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ごきげんよう。有料メルマガ評論家の渡辺文重です。最近は時間さえあれば、12月29日(日)から31日(火)にかけて、有明・東京国際展示場にて開催される「コミックマーケット85」に向けた情報を収集しています。
◆有料メルマガは「割高」である
さて、有料メールマガジンにおきましては、しばしば、新聞や書籍などに比べて「値段が高い」との意見が聞かれます。こうしたご意見に対して、私が言いたいことは「その通り!」ということです。ほぼ毎日、朝と夕方に届けられる新聞から得られる情報量は膨大です。有料メルマガおよび有料Webマガなどを月当たり3万円以上購読している私がそう思うのです。多くの人は、私の感想に共感していただけると思っています。
しかしながら、有料メルマガが新聞よりも「割高」だとしても、そうした主張をすることに、大した意義は感じられません。新聞には新聞の長所があるし、有料メルマガには有料メルマガの長所がある。ただ、それだけなのです。この優劣を論じることは、UHFアンテナを買えば無料でTV番組が見られるのに、なぜ、スカパー!やWOWOWに加入するのかと聞くことと同じぐらい、不毛なことにように思われます。
こう考えていきますと、話題を有料メルマガに限定しても、情報量(文字数)を比較することも無意味となります。例えば、「A」という有料メルマガ(月額500円)は毎週配信で1回あたり10万文字なのに、「B」という有料メルマガ(月額1000円)は月2回の配信で、1回あたり1万字しかない。このような場合、「A」と「B」を比較すると、「A」の方が情報量が多いという結論が導き出されます。
しかし、「B」よりも「A」の方が優れているとは限りません。結局は、読者がどのような情報を欲しているかが重要となるからです。100円で購入できる10リットルの「水」よりも、1000円する0.05リットルの「栄養ドリンク」の方が重宝される場合は、いくらでも存在するのです。
◆広義すぎる「有料メルマガ」という言葉
情報量を比較しても意味がない。確かに「その通り!」なのですが、そうは言っても、月額1000円(月4回配信)の有料メルマガの文字量が、1回あたり5000文字程度だったら、「それって、どうよ?」と思ってしまうことも事実です。
書店で本を買う場合ならば、そのボリューム感(ページ数)を、手に取って確認できます。また、アマゾンでもページ数を確認することは可能です。しかし、有料メルマガは、「初月無料」や「サンプル号」がある場合を除き、実際に購読するまで、そのボリュームを確認できないのです。このことは、有料メルマガの「課題」と考えてしかるべきです。
こうした「課題」が発生する原因の1つに、「有料メール“マガジン”」という言葉が、あまりにも広義に使われていることがあると、私は考えています。現状では、1回あたり10万文字を超えるような、文字通り「マガジン」のような内容でも、1回あたり5000文字程度の「薄い本」のような内容でも、同じく「有料メルマガ」と呼ばれているのです。
2014年。もし、イケダハヤト氏が予感するように、有料メルマガが「第二弾の花盛り」(http://www.ikedahayato.com/20131211/1532427.html)になるとしたら、有料メルマガは、二極化が進むと考えられます。具体的には、紙の雑誌の代わりとなるような「マガジン」と、あくまでも小規模な個人メディア、言うならば「同人誌」に分類されると考えております。仮にネーミングをするならば、従来通りの「有料メルマガ」と「有料同人メール」となるでしょうか。こうしたネーミング予想は、ほぼ確実に外れるため、無意味な気もしますが……。
というわけで、コミケの情報収集に戻ります。
◆有料メルマガは「割高」である
さて、有料メールマガジンにおきましては、しばしば、新聞や書籍などに比べて「値段が高い」との意見が聞かれます。こうしたご意見に対して、私が言いたいことは「その通り!」ということです。ほぼ毎日、朝と夕方に届けられる新聞から得られる情報量は膨大です。有料メルマガおよび有料Webマガなどを月当たり3万円以上購読している私がそう思うのです。多くの人は、私の感想に共感していただけると思っています。
しかしながら、有料メルマガが新聞よりも「割高」だとしても、そうした主張をすることに、大した意義は感じられません。新聞には新聞の長所があるし、有料メルマガには有料メルマガの長所がある。ただ、それだけなのです。この優劣を論じることは、UHFアンテナを買えば無料でTV番組が見られるのに、なぜ、スカパー!やWOWOWに加入するのかと聞くことと同じぐらい、不毛なことにように思われます。
こう考えていきますと、話題を有料メルマガに限定しても、情報量(文字数)を比較することも無意味となります。例えば、「A」という有料メルマガ(月額500円)は毎週配信で1回あたり10万文字なのに、「B」という有料メルマガ(月額1000円)は月2回の配信で、1回あたり1万字しかない。このような場合、「A」と「B」を比較すると、「A」の方が情報量が多いという結論が導き出されます。
しかし、「B」よりも「A」の方が優れているとは限りません。結局は、読者がどのような情報を欲しているかが重要となるからです。100円で購入できる10リットルの「水」よりも、1000円する0.05リットルの「栄養ドリンク」の方が重宝される場合は、いくらでも存在するのです。
◆広義すぎる「有料メルマガ」という言葉
情報量を比較しても意味がない。確かに「その通り!」なのですが、そうは言っても、月額1000円(月4回配信)の有料メルマガの文字量が、1回あたり5000文字程度だったら、「それって、どうよ?」と思ってしまうことも事実です。
書店で本を買う場合ならば、そのボリューム感(ページ数)を、手に取って確認できます。また、アマゾンでもページ数を確認することは可能です。しかし、有料メルマガは、「初月無料」や「サンプル号」がある場合を除き、実際に購読するまで、そのボリュームを確認できないのです。このことは、有料メルマガの「課題」と考えてしかるべきです。
こうした「課題」が発生する原因の1つに、「有料メール“マガジン”」という言葉が、あまりにも広義に使われていることがあると、私は考えています。現状では、1回あたり10万文字を超えるような、文字通り「マガジン」のような内容でも、1回あたり5000文字程度の「薄い本」のような内容でも、同じく「有料メルマガ」と呼ばれているのです。
2014年。もし、イケダハヤト氏が予感するように、有料メルマガが「第二弾の花盛り」(http://www.ikedahayato.com/20131211/1532427.html)になるとしたら、有料メルマガは、二極化が進むと考えられます。具体的には、紙の雑誌の代わりとなるような「マガジン」と、あくまでも小規模な個人メディア、言うならば「同人誌」に分類されると考えております。仮にネーミングをするならば、従来通りの「有料メルマガ」と「有料同人メール」となるでしょうか。こうしたネーミング予想は、ほぼ確実に外れるため、無意味な気もしますが……。
というわけで、コミケの情報収集に戻ります。
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渡辺文重の有料メルマガ批評
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