前回の舛添要一氏についての記述から時間が経ってしまった。
　その間、予想通りではあるが、12月28日に宇都宮健児氏が出馬表明（講演時）、その前後に、国政案件ではあるが、首相の靖国参拝、沖縄米軍基地辺野古移設容認などが続き、私自身も都知事の取材、情報収集、さらには分析とまさしく家に帰る間もなく動きつづけることになった。
都知事選はその激しさゆえに「お化け選挙」とも言われる。
　

　猪瀬直樹都知事の辞職に伴う都知事選の日程がほぼ固まった。 　2014年1月告示の2月初旬の投開票、投票日の日付は2日か9日となる予定だ。
　各候補予定者、もしくは噂されるビッグネームは様子見、選挙戦はまだ混沌以前、何も見えないのが正直なところだ。 　ただこれも「後出しじゃんけん」が有利とされる過去の都知事選を考えれば当然のことだろう。
　

　国会が閉じた。安倍首相はきょう（9日月曜日）にも記者会見に臨み、自画自賛の国会総括を行なうだろう。　　確かに見事な国会運営だった。衆参合わせて100時間にも満たない審議時間で成立させた特定秘密保護法、それだけではない。そのウラで一気に押し進めた「カジノ（IR)法案」の提出（継続審議）、武器輸出三原則の見直し（自公合意）など、これまで、いかなる政権でも成し得なかった政治課題を次々と進ませたのだ。　　真に大事なことは、少し大事なことの裏で為される……
　

　久しぶりに麻生太郎さんと会った。といっても新幹線の中の偶然の出来事である。
　新しい名刺を差し出しながら、「インターネットメディアカンパニーNOBORDERの社長になりました上杉隆です」と挨拶した。
「おう、やっと堅気に戻ったのか。悪名高き上杉隆が…」と破顔一笑で返してくる。
　

　エンジン01に行って来た。三枝成彰さんと波頭亮さんから誘われて参加したのが５年前。今回は「第二の故郷」山梨県での開催である。
　いきなり話は逸れるが、よく聞く「第二の故郷」とはどういうものだろうか。私の場合「第二の故郷」がはっきりしない。そもそも「出身地」も微妙である。
　

「ラジオマン」が届いた。
　吉田照美さんの新著、自らのラジオ人生を振り返るという本である。アマゾンで注文していたのだが、なぜか発送されず、昨日、引っ越しの作業の最中、ようやく到着した。