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記事 12件
  • 日本の首都の顔 3代連続作家で決まり?

    2012-11-27 20:00  
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    まもなく都知事選の告示となる。次の日本の首都の顔は果たして誰になるのか。遅れた公職選挙法の縛りとメディアによる自主規制の風で何も言えなくなる前に勝手に論評しようと思う。本命は間違いなく猪瀬直樹副知事だろう。石原知事の電撃的な辞任の裏には、対立候補に準備期間を与えず、事実上の後継指名を成功させるというものがあった。石原氏のその狙いはものの見事に的中した。猪瀬氏にとって最強のライバルになりうる東国原英夫氏は、きょう都知事選への再出馬断念を決めた。準備不足もあるが、国政にシフトを変えたとも言えよう。前回の都知事選で石原氏に次ぐ得票数を得た候補者の不出馬で、さらに猪瀬氏の勝利は近づいたといえるだろう。また、猪瀬氏には別の追風も吹いている。野田首相の突然の解散により今回の都知事選は衆院選とのダブル選挙になった。 
  • ネットと政治 時代の先頭に立つ政治家は誰だ?

    2012-11-27 08:00  
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    自由報道協会での都知事選予定候補者討論会が終わった。きのう(25日)のことだ。今日からは衆院選の各党代表者の記者会見が始まっている。早速現在、山口那津男公明党代表の会見が自由報道協会で開かれている。きのうの会見では、候補者たちはツイッターやブログなどでの告知し、主催側の自由報道協会もネットのみの告知だったが、視聴者数は約三万人(ニコニコ生放送等)を超え、通信の世界でも確実に政治への関心の高さが上がっていることをうかがわせた。私自身も都知事選候補者討論会では一年半ぶりとなるモデレーター(2011年は東京青年会議所主催)を担った。印象としては、当時よりも議論は白熱し、各候補者ともより深い政策を戦わしていたと思う。とくに松沢成文元神奈川県知事がネット選挙の解禁に触れ、公選法などの矛盾を突いた点や、猪瀬直樹副知事がツイッター利用に触れて、双方向であるネットが政策実行において有用であることを指摘するなど、候補者の間でもインターネットと政治の親和性の高さが浸透してきた印象を受けた。いよいよ日本でもネットと選挙を切り離すことのできない時代に突入したことを実感したものだ。それに比して、圧倒的に遅れているのは政治と行政と大手メディアである。日本のこの分野での決定的な環境整備の立ち遅れは、米国や欧州は言うに及ばず、アジアや中東、あるいはアフリカ、南米などと比べてもうんざりするほどの劣悪さだ。 
  • ネットと選挙 周回遅れの日本

    2012-11-26 08:00  
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    事実上の選挙戦が始まった。東京では3年ぶりの総選挙と都知事選が重なり、関係者は準備に追われている。もちろんメディアも例外ではない。テレビも新聞も、ラジオもネットも選挙特番のために準備に大わらわだ。私自身も選挙が迫ると途端に忙しくなる。毎回どこかの特番に出演し、場合によってはハシゴして各局を回ったものだったが、今年は大きなミスをしでかしてしまった。毎回MCを続けていた東京FMの選挙特番『上杉隆の選挙特番』と、北海道文化放送(フジテレビ系)の選挙特番でダブルブッキングをしてしまったのだ。正確にはハシゴが可能だと思って、双方に返事をしてしまったことが発端だった。愚かなことに私は飛行機での移動時間を計算に入れていなかったのだ。さらに言い訳をすれば、衆院選(UHB出演)と都知事選(TFM出演)のダブル選挙の予想も外した。さらに自らのメディアカンパニー「NOBORDER」での選挙特番も考えている。果たして、私はどうするのか。他人事ではなく自分事であるが推移を見守りたい(笑)。 
  • いのししと放射能 ドイツと日本

    2012-11-24 08:00  
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    新潟県での講演が終わった。かつて通い慣れたこの地に、まさか「放射能」の話をしに来るとは夢想だにしなかった。10年以上前、私はある政治家の実態を探るため、毎週末のようにここ新潟の地に足を運んだものだった。訪ね歩いた家々では、メディアで伝えられるその政治家の評価とは正反対の話が次から次へと出てくる。私は驚いた。自らの取材自体が信じられないほどの衝撃を受けると同時に、日本のメディアの報道とはいったいなんなのかという素朴な疑問に捉われていたのだ。あれから10年余、その政治家、田中真紀子氏はまたしても閣僚となり、メディアは自らの反省も検証も行うことなく、再び、──今度は批判的だが──、彼女を表層的に報じている。もはや私が、彼女の政治家としての資質について語ることはないだろう。それは上梓した二冊の本で十分に記したつもりだ。そう、私はここ新潟に、田中さんの話をしにきたわけではないのだ。 
  • ある政治家の独言

    2012-11-22 08:00  
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    【ある政治家の独言】「私の成し遂げることのできなかったことに既得権益との戦いがあります。政権交代を実現させてすぐに、強い批判や抵抗が出てきました。その中で既得権を持つ人々からはとくに厳しい抵抗が示されるようになりました。もちろん、それまで大臣経験のなかった私自身が未熟だったという点もあります。しかし、既得権を持つ官僚機構からの抵抗は相当厳しいものでした。既得権の二つ目が企業、産業界です。そして三つ目が大手メディアの既得権でした。官邸の記者会見をすべてのメディアに公平に開くべきだと、私は就任した当日からずっと指示してきました。ところが大手メディアの猛反発に遭って、やっと会見を開くことができたのは半年が過ぎた3月、そして在任中もたったの二回だけのフルオープンの会見となりました。私は、いまでも大手メディアから叩かれ続けていますが、これも記者クラブの既得権に触れたことが原因かもしれません。 
  • オフレコメモ 海洋放射能汚染前夜 政府の本音

    2012-11-20 18:00  
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    けさ、久しぶりに築地市場を訪れた。旧知の仲買いに話を聞くと次のように返ってきた。「全体の5分の一くらいは店を閉めたんじゃないか。都の補償対応もまったく進まんし、もううちも限界だよ」ようやく築地にも外国人観光客(西洋人)の姿が戻ってきたようだ。それでもまだ3・11前と比べたら少ない。放射能事故による日本経済への影響は計り知れない。それは世界でも有数のブランド力を持っていた日本産海産物の輸出などの経済的打撃をみれば明らかだ。東京電力福島第一原発の放射能事故は、福島県のみならず、東京、いや日本の台所である築地にも決定的な一撃を食らわした。海洋リークによる地球規模の生態系破壊と日本への不信感はいまだに拭えない。少なくともあの4月4日深夜、政府の意図的な約1万1500トンの放射性汚染水の放出だけでもなければ、海外政府からはもっと違った目で見られていただろう。なぜ、日本政府(菅内閣)はあの日、犯罪的行為を決断してしまったのか。故・日隅一雄さんらと追及したあの夜を振り返りながら、私は、40万メモリークの中のひとつを公開する。 
  • 「週刊朝日」の連載中止は、雑誌の自己否定 「夜のズバッ!とマスコミ検証!」全文書き起こし(後半)

    2012-11-20 11:00  
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    メディア界に激震をもたらした『週刊朝日』問題。それからおよそ2週間経った2012年10月30日、元ジャーナリストの上杉隆の番組「夜のズバッ!とマスコミ検証!」が、niconicoで生放送されました。ブロマガ「上杉隆の東京脱力チャンネル」と連動する番組としては第3回目。キャスターに花音(かのん)さん、ゲストに政治ジャーナリストの藤本順一さんとノンフィクション作家の森功(もり・いさお)さんを迎えました。
    今回のテーマは、大阪市の橋下徹市長の出自などを報じた『週刊朝日』(朝日新聞出版・10月26日号)の連載記事について。この記事をめぐっては、橋下市長が出版元の朝日新聞出版だけではなく、親会社の朝日新聞社を痛烈に批判。朝日新聞出版は謝罪と編集長の更迭、さらに連載中止に追い込まれました。
    番組後半の有料放送部分では、橋下市長が朝日新聞の取材拒否した手法について上杉が意見を述べました。「公人としてちょっとフェアじゃないと私は思いますけど。関係ないところに圧力をかけるわけですから」とした上で、次のように指摘しました。
    「(圧力をかけられる方が)僕は問題だと思うんですよね。やはりメディア機関であるんだったら、そういうのがあっても、本気でやったんだったら『ノー』と言うぐらいの気概がないといけない」
    さらに上杉は、「簡単に(連載を)取り下げるということは、雑誌自体が否定されたというか、自己否定したんじゃないか」と指摘しました。「上杉隆の東京脱力チャンネル」に加入すると、放送後半の全文書き起こしが読めます。
  • 【ニュースの見方】誤報の本質 BBCとNHK

    2012-11-19 08:00  
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    ※ はじめに11月15日、私(代理人・永田町総合法律事務所)はNHNJAPAN(旧ライブドア)、アゴラ研究所、池田信夫氏の3者を名誉棄損で東京地方裁判所に提訴した。今後の経過などについては、これまでと同様の方針でHPなどに掲載する予定だ。双方の準備書面などが整い次第、その内容をお伝えしようと思う。親愛なるメルマガ読者の皆さんには、いましばらくの猶予をお許しいただきたい。さて、今後、当メルマガは【時事】(ニュースの読み方、ニュース解説)、【政治】(選挙情報、政局含む)、【メディア】(ジャーナリズム、記者クラブ)、【40万メモリーク】、【エッセー】、【日記】、【速報】など大まかな項目ごとに届けていく予定だ(たぶん重複もある)。ということで、本日は【時事】、次の「ニュース解説」を行おうと思う。                ※「BBC誤報問題」、なぜ、このニュースが世界中で大きな話題として扱われて、英国のメディアを揺るがす大事件となっているのか。はじめに答えを述べれば、実は、BBCが大きな誤報をしたということ自体がこの問題の本質ではない。そもそも、BBCは一年にいくつもの誤報を出しているし、今回もその誤報そのもの、それ自体を問題しているわけではないのだ。では、何が問題となっているのか? それは今回のBBCの報道には、世界のジャーナリズム(メディア)の原則(ルール)から著しく逸脱する行為があったからに他ならないからだ(除く日本)。さて、それは何か。若干勿体ぶりながら、BBCと同じ業態の公共放送であるNHKのニュースを引用しながら、解説を加えてみよう(〈  〉は引用)。 
  • キノコ鍋

    2012-11-15 08:00  
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    昨夜、久しぶりに恩人のひとりである雑誌編集長に会ってご馳走になった。約一年ぶりくらいだろうか、昨今の私へのバッシングを見かねて「あまりな言われようなので心配になって」と中華キノコ鍋に誘ってくれたのだ。〈年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず――〉そうは言うものの、変わらぬ人情というものもあるものだ。「嘘」、「捏造」、「盗用」とこの半年間、ネットの世界を中心に、確かに私は好きなように言われ続けてきた。そのほとんどは事実に基づかない誹謗中傷の類だったが、放置方針のもと、私は10月まで一切反応しないでいた。それにしても、事実を指摘していたにもかかわらず、肝心のその点は無視され、「嘘」「捏造」というレッテル貼りだけが独り歩きする日本の言論空間の単純さにはただただ驚くばかりだ。 
  • 40万メモリーク再開 海洋汚染スピン オフレコメモ

    2012-11-14 08:00  
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    (※ 40万メモの公開を再開する。すでにその多くは週刊文春、週刊SPA!、週刊金曜日、週刊プレイボーイ、DAYSJAPANなどの信頼できる編集者(記者)に分散して渡してあるが、上杉事務所での作業も進捗がみられたため、チェックの終えたモノから順次公開していくことにした)とくに隠したい情報のある場合、それよりも相対的に軽微な情報を敢えて流すことによって、メディアや記者たちの目を逸らす単純な手法である。英米の政治シーンでは基本中の基本であるこうしたスピンだが、実は2000年代以降、この種の手法はなかなか通用しづらくなっている。鼻が利き、疑い深いジャーナリストたちがこうした単純なスピンを容易に見破ってしまうからだ。ところが、日本ではいとも簡単に記者たちの目を欺くものとして使われている。記者クラブの記者たちはスピンに対して無防備なのだ。日本政府が東京電力福島第一原発の放射性汚染水の海洋リークを始めたのは2011年4月4日のことだった。周辺諸国への通告もファックス一枚という慌てぶり。その陰でこの簡単なスピンが行われていた。