• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 5件
  • 沖縄など

    2013-11-29 18:25  
    110pt
    石破 茂 です。
     沖縄・普天間移設問題に明け、それに暮れた1週間でした。  その間に特定秘密保護法案の衆議院における可決・参議院への送付という難事が挟まり、いつにも増して辛い日々ではありましたが、沖縄県選出自民党議員や自民党沖縄県連の苦悩を思えばとてもそのようなことは言っておれません。  多くの方がご存知のことと思いますが、沖縄における報道はそれ以外の地域とは全く異なるものであり、その現実を理解することなくして沖縄問題は語れません。沖縄における厳しい世論にどう真剣かつ誠実に向き合うのか。私は現地の新聞に「琉球処分の執行官」とまで書かれており、それはそれであらゆる非難を浴びる覚悟でやっているので構わないのですが、沖縄の議員たちはそうはいきません。  繰り返して申し上げますが、問われているのは沖縄以外の地域の日本国民なのです。沖縄でなくても負うことのできる負担は日本全体で引き受けなくてはなら

    記事を読む»

  • ケネディ大統領の伝記など

    2013-11-22 19:35  
    110pt
     石破 茂 です。  今週も普天間基地移設と特定秘密保護法案への対応で終わろうとしています。  どちらも予断を許しませんし、報道も相当に偏った、或いは皮相的な捉え方が多くて閉口することの多い日々ですが、最後に良い結果がありさえすればそれでよいのです。皆がそれぞれ好き勝手なことを言い始めて党内が混乱する事態だけは避けなくてはならず、それでは民主党の二の舞になってしまいます。  党内でその任にある人たちが、様々な批判に耐えながら日々頑張っている姿はやはり自民党ならではのものだと思っております。
     予算編成を控え、連日の如く多くの全国大会が開催され、党を代表しての挨拶をする機会が多くなっていますが、そのスピーチの内容を考えるのがまた一苦労です。  用意された原稿をただ読むだけならこんなに簡単なことはありませんが、それでは誰の心にも残らないし、何も伝わりません。あらゆる分野に蓄積があればこんなに苦

    記事を読む»

  • 小泉元総理発言、普天間移設など

    2013-11-15 19:32  
    110pt
     石破 茂 です。    小泉元総理発言への対応、徳田毅代議士の選挙違反問題、普天間移設に関する自民党沖縄県連との調整に追われた一週間でした。
     国会は後半に入り、特定機密保護法案などの重要法案を会期内に仕上げねばならず現場は大童、与党復帰後実質初の予算編成を前に、久々に復活した観のある陳情合戦と「○○実現総決起大会」のラッシュが並行して、なんとも慌ただしい中に一日が終わっていきます。
     小泉元総理発言はマスコミにとっては格好のネタのようで、政策というより政局がらみであちらこちらで取り上げられています。  議論を尽くした後に有権者に対して公約として提示した自民党の政策が小泉発言によって変わるものではありませんが、小泉氏という稀有の発信力の持ち主の存在は無視することが出来ません。単なる思い付きや、目立ちたい、などという思いでやっているとはどうしても思えませんし、その影響力を等閑視することはで

    記事を読む»

  • 「あけぼの」廃止など

    2013-11-08 18:56  
    110pt
     石破 茂 です。
     一週間のうち平日が四日しかないと、仕事がほとんど片付かないままに週末を迎えてしまいます。今国会は短い会期で重要法案を多く仕上げなくてはならず、現場の委員会や国会対策委員の諸兄姉は恐ろしく多忙です。  民主党の主張する「通年国会」もそれなりの意味がありましょうし、今後さらに深い議論がなされることになりますが、国会審議の効率化、合理化はもっと進度を上げていかなくてはなりません。それとともに、与党の法案事前審査の充実も喫緊の課題です。
     山本太郎議員の行動に対する取り扱いは、極めて重大な問題であり、このまま放置してはならないものと考えます。ここ何年も園遊会に行ってはいないのですが、あのような場で陛下に自分の主張を伝えるような行動をしてよいはずがありませんし、彼はそれを十分に承知の上ですべて計算づくでやっていたに相違ありません。  実に不愉快なことですが、あのような人物に一票

    記事を読む»

  • 名護市長選など

    2013-11-01 19:42  
    110pt
     石破 茂 です。
     沖縄県名護市長選挙を巡る移設容認派分裂の状況には深く憂慮しております。  しかし、昨日出馬表明した自民党県議の末松氏と前市長の島袋氏の目指す方向性は基本的に一致しているはずなのであって、一本化に向けた努力を最後まで続けていかなくてはなりません。  世上、感情的な行き違いが背景にあるようにも伝えられていますが、そのような原因で反対派が勝利して移設が頓挫し、原点であったはずの普天間基地の危険性除去が実現しないような結果となることだけは断じて避けなくてはなりません。普天間基地が固定化されるようになることは最悪の結果です。  両者が真摯に話し合う、一本化に向けた協議が必要であり、それは公開の場で行われるべきです。それはこの問題の本質を名護市民、沖縄県民のみならず全国に伝えるという大きな意義があると私は確信します。  感情的な行き違いや利益の対立は本件に限らずいつの場合でもある

    記事を読む»