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記事 4件
  • 都議発言、滋賀県知事選など

    2014-06-27 15:07  
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     石破 茂 です。
     東京都議会における不規則発言(野次)については様々なご意見を頂きました。  昨年の今頃、自民党公認の都議候補が全員当選という結果を得てとても有難く思ったのですが、都民の期待に背く結果となってしまったことに対し、あの選挙でほとんどの候補のところを廻ってお願いした者として、また党全体の責任者として深くお詫び申し上げます。  先週21日土曜日朝のテレビ番組で「本人自ら名乗り出るべき」と申し上げました。発言自体はしてしまった以上どうにもならないのですが、その後の対応に「潔さ」が感じられれば良かったのに、と思うのです。もちろん自分が他人を批判できるほど立派な人間だとは全く思いませんが。  件の女性都議についてもその後あれこれ報道がなされていますが、相手がどうであれ、発言そのものが全く不適切であったのですから、いずれにせよマスコミに取り上げられた以降の展開について、ダメージコント

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  • 国会閉会など

    2014-06-20 19:29  
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     石破 茂 です。
     通常国会は事実上本日閉会となりました。多くの法案が成立し、予算も順調に仕上がり、内閣支持率、自民党・与党支持率ともに高水準で推移しています。国会閉会中も、研鑽を怠ることなく緊張感を持ってすべてのことに臨んでいかなくてはなりません。
     安全保障法制、就中集団的自衛権行使容認の閣議決定は閉会後に持ち越されることとなりました。個別事例ごとの検証作業は、問題点の要素を多く包含したものであるだけに、法律的な細部の議論が世の中には解り辛くなっているのかも知れません。「これは必要なことだ」ということを解って頂くために、個別事例の検証は極めて有効なのですが、これを法律論的に整合した形でご理解をいただくためにはさらに工夫が必要であるように思われます。私自身、「自衛権再考」(知識社刊・昭和62年)に収録されている諸論文を理解したいと以前から思いながら、なお果たせずにおります。「他人のため

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  • 農協改革など

    2014-06-13 14:52  
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     石破 茂 です。  農協改革についての党内議論が一段落致しました。取りまとめに当たった関係議員の努力に感謝しております。  「骨抜きか?」などという批判も一部にありますが、この後、農業協同組合法の改正作業の段階で細部まで詰めた制度設計が行われるのであり、実際の改革の成否はその場に委ねられます。  農政における「農業者」とは一体どのような者を指すのか。専業農家なのか、副業的農家、更には「土地持ち非農家」まで含むのか、という問題を15年前に自民党農林部会で私が提起した時、明確な答えを引き出せないまま今日に至ってしまったことが、今日までこの問題を引きずってしまった要因の一つだと考えています。その後、総括政務次官や大臣を務めながら改革を果たせなかった責任を痛感するからこそ、この議論には最後まで関わりたいと思っています。
     内容こそ違え、「警察権と自衛権の間隙を埋める法整備」を巡る議論も構図はほと

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  • 農業改革、与党協議など

    2014-06-06 18:26  
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     石破 茂 です。
     あまり大きく報じられてはいませんが、農業団体の改革をめぐって自民党内では様々な議論の応酬が激しくなっています。  5月14日に政府の規制改革会議のワーキンググループが提示した「農業改革に関する意見」の中に全農の株式会社化、中央会制度の廃止、信用・共済事業の廃止などが盛り込まれていたため、「総合農協の解体である」「実態を無視した急進的な提言だ」などとの批判がJAグループから一斉に挙がり、自民党の地方組織まで動員して大々的な反対要請運動が展開されています。  5年前、麻生内閣で農水大臣を務めていた時、米政策の転換と農業団体組織の改革を掲げ、「史上最低の農林水産大臣だ」「大臣はしばしば交代するが自民党農林族は永遠だ」などと当時の農林関係議員から猛反発を受けた時のことが思い出されます。
     様々な意見がありますが、そもそも農協のあり方を規定した農業協同組合法第1条には、「農業者

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