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宮城県議選、各種講演など
2015-10-30 20:11110pt石破 茂 です。 先週末応援に入った宮城県議会議員選挙は、自民1議席減、公明現有維持、民主大敗、共産倍増という結果となりました。 安保法案を争点化しようとした戦略は、結局共産党だけを利する結果となったようです。地方選と国政がそのまま連動するわけではありませんが、来年の参院選にいくつかの示唆を与えていることは確かです。
今週も、先週と同様、比較的平穏な日々が続きました。講演だけはやたらと多くて、週に10回近くこなすのですが、内容をリニューアルする時間的な余裕が無いのが目下最大の悩みです。 毎週いくつかの素晴らしい先駆的な取り組みを拝見させて頂き、三冊ぐらいの本や数本の論文を読むのですが、十分に咀嚼できないままに終わっているのが実情です。こんなことではいけませんね…。
今週29日水曜日、2015ワールド・アライアンス・フォーラム東京円卓会議「公益資本主義と成長戦略」にて冒頭挨拶を致しまし -
野党連携、学校農業クラブなど
2015-10-26 11:01110pt石破 茂 です。 今週は淡々と日常の公務や講演、選挙応援などをこなした、忙しいながらも比較的平穏な一週間でした。たまにはこのような日々があってもよいですね。
もっとも、横浜のマンション問題など、にわかには信じ難い事案も発生し、担当部局は大変なことだと思います。耐震偽装事件の教訓は一体何処に行ってしまったのでしょうか。 各国の中でも突出して高い空き家率、中古住宅市場の未成熟、住宅ローンを払い終われば上物(うわもの)の価値はほとんどゼロになるという不思議等々、日本の住宅政策はかなりの見直しが必要です。以前、リチャード・クー氏が「なぜ日本人は幸せを実感できないのか」という観点からこれを論じておられましたが、あれから20年近くが経過しても事態はあまり変わっていないように思われます。
共産党との連携に民主党・岡田代表が前向き、との報道を目にします。 他党のことはよくわかりませんが、「民主党は何故 -
内閣改造、TPP合意など
2015-10-16 18:53110pt石破 茂 です。 「一億総活躍」政策のもと、加藤勝信氏が担当相に就任されました。 私なりに考えると、これは「みんなもっと働け!」というようなことではなく、子供たちから高齢者の方々まで、「このように生きたい」という思いがあるはずで(中には「一生遊んで暮らしたい」という方もおられるのかも知れませんが)、それを阻んでいる要因をできるだけ取り除き、自己実現を図る環境を醸成する、というようなことではないでしょうか。 そう書いてしまえば簡単なことですが、具体論として、たとえば「介護離職ゼロ」を目指す場合、年間10万人ともいわれる介護離職者は、どのような年代・性別で、どのような理由で、どのような制度の不備があるのか、それぞれの地域において実態を正確に把握した上でなければ政策たり得ません。「施設から在宅へ」という路線との整合性も問われますし、労働法制の見直しも不可欠です。 GDP600兆円をいつまでに達 -
大臣再任、花御所柿など
2015-10-09 21:03110pt石破 茂 です。 一昨日行われた内閣改造で、引き続き国務大臣 地方創生・国家戦略特別区域担当 を務めることとなりました。 人事権はあくまで総理大臣の専権事項であり、役職は個人のためではなく国家国民のためにあるものだと思っております。 地方創生の取り組みを、総論ではなく各論において、そして全国すべての地域において具体化させるための仕事が、自分に課せられた責任であると考えています。 地域のサービス産業をはじめとする製造業以外の産業の生産性向上、コンパクトシティや「小さな拠点」事業の推進、CCRC実現の道筋の確立、中央政府機関の地方への移転など、地方創生の具体化へ向けた膨大な作業はこれからです。 政府に陳情して補助金や交付税を獲得する、という従来の手法とは全く異なった取り組みであるため、地域の意識も根本から変えていただかねばなりません。このような相当の難事であり、かつ、かつて大臣を務めた農 -
水月会、高橋一郎先生など
2015-10-05 09:16110pt
石破 茂 です。 新政策集団「水月(すいげつ)会」が28日発足致しました。 政策の練磨を最優先とし、国民の納得と共感を得るべく、常に国民と正面から向き合うように行動する、あるべき政策集団を目指してまいります。 昭和59年、渡辺美智雄先生は、「政治家とは、勇気と真心をもって真実を語るのが仕事である」と私たちに述べられました。 「真実」を真摯に探究することは極めて困難な作業であり、しかも見出した「真実」は、安全保障であれ、社会保障であれ、産業・エネルギー政策であれ、往々にして国民の耳に心地良いものではないことが多いものですが、それを語る勇気を持たねばなりませんし、それを実現するためには「あの政治家が言っていることには耳を傾けてみよう」と思っていただける「真心」が必要なのだ、という意味だったと思います。 初めてこれを聞いたときには、至極当然のことと思ったのですが、何故か心に強く残るものがあり
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