-
「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.9 直感力と想像力
2013-07-29 13:00220pt直感力を磨き、使いこなす
よく、運も実力のうち、とか、言われますよね。
確かに、運が良い人と悪い人、いるような気がします。
ところで、僕は運が良い、悪い、はあまり気にしません。
ジャンケンやクジの時は、自分って運がない方だな、と思うし、一方で人生がかかっているような場面では、運に恵まれているなぁ、と思ったりします。
運が良い、悪い、を気にしないのは、おそらく主人公の生き方をしているからだと思います、
僕の場合、運を気にするよりもずっと大切だと思っていて、意識的に心がけていることがあります。
直感力を磨くことです。
直感力が強く正しく働いていると、
人生に関わる大きなチャンスを逃さずつかんだり、 人生を変えるような人との出会いが多くなったりします。
重要な判断も、直感力が働いた結果だと、 結果的に納得のいく答えになっています。
頭で考えるだけでは乗り越えられないことに対して、 直感力は大きな力を持ってます。
さて、直感力を磨くコツですが、まずは、
気持ちを、赤ちゃんのような偏りのない、無心の状態に保つ
ことが、基本です。 その状態で、 五感を研ぎ澄ます ようにしていきます。
直感力は、五感に飛び込んでくるメッセージを ちゃんと察知する能力
ですから、五感を研ぎ澄ますのは大事です。
その状態で、 -
「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.8 さらなる次の秘訣2つ
2013-07-22 13:00220pt前回は、ちょっと寄り道をして僕の話を書きましたが、あのような状況の中で自分らしい人生を進めていくために、当時の僕が切実に思ったことがありました。
今回はその説明から、次の新しい秘訣のご紹介に移っていきたいと思います。
当時の僕が切実に思ったこと、それは、
「仕事を自分の足元に置きたい」
というものでした。
それまでの僕は、プロのミュージシャンではありましたが、やっていたのはオーダーされるままに音楽を演奏したり作ったりするだけでしたから、ほとんど、ただ好きなことをしているだけで、やはりどこか学生、気楽なものでした。
でも、就職して会社員となったら、そうもいきません。
組織の中で、色々な責任や義務を把握しつつ、ある程度のルールに従って、ミスやトラブルに注意しながら、課題をクリアしていかなければなりません。
おまけに、僕にはスタッフの素養がなく、むしろ苦手なほう。
それでいて、大きな使命感を持っているため、早く第一線で暴れなければ、という気持ちも強く、焦ってしまう。
そんな中、見よう見まねで仕事を始めて、すぐに気づいたのが、「仕事が、自分の上にある」
という感覚でした。
このままではダメだな、いくら頑張っていてもあがいているだけになるし、何かと時間もかかる。第一、これでは自分が主人公じゃない・・・。 そう直感した僕は、痛烈に「仕事を自分の足元に置きたい」と思ったのでした。
つまり、あくまで主人公である自分が、一番上にいて、仕事に関することに決して振り回されたりせず、自分がしっかりコントロールする、という状態にならなきゃ、
ダメだ、と気づいたわけです。
ここまでは、僕の話です。***************************
では、一体どうしたら良いのでしょう。 自分以外の色々な人と影響し合い、コミュニケーションしながら進めていく、 そして義務や責任の伴う、仕事や作業・・・。
それらに支配されることなく、きっちり自分の足元におく方法・・・。
僕のように、その役割り自体が苦手だ、という場合もあるでしょう。
自分が映画の主人公であるために、こういった壁は、どうしても乗り越えたいものですが、こんな場合、どうしたら良いと思いますか?*************************** これは、「仕事が自分の上にある」という感覚が、どこから生まれてくるのか、その理由・原因を考えれば、答えは見えてきます。
理由・原因はとても簡単です。
-
アーティストを愛する人へ そしてTaijiへ
2013-07-17 00:15220ptなあ、いったい、人間って何人いるんだ?
この世を去っていった人もすべて含めると
無数だ
数えきれないよその人間 全員に
日々の暮らしがあって
悩みがあって 喜びがあって
絶望があって 幸せのひとときがあるオレたちは
数えきれない無数の人生を
ほとんど知らないまま
死んでいく不思議だよ生まれた時から「自分」を意識していて
「自分」だけが味方だし 頼りなはずなのに
会ったこともない「自分」じゃない人のことを好きになったり
尊敬したりする「その人」の想いや感覚から生まれた雫を
感動しながら心に溶かして
幸せになるそして 実のところ
オレたちは「その人」の人生をほとんど知らない知っているのは「その人」が生んだ
雫だけだオレたちは
たいして長くもない人生の中で
少しは幸せになりたくて
あがきながら 生きてるだから雫を探す
心が欲しいと叫ぶ
雫を探す見つけて 味わって豊かになる幸せをもらうお互い、 -
「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.7 あるできごと
2013-07-15 13:00220pt引き続き、今の時代に提案したい生き方のヒントや秘訣をお伝えしていこうと思いますが、今回はちょっと、僕のことを書こうと思います。 というのも、僕のある過去についてご紹介することで、これからどんどんお伝えしようとする色々なことが、届きやすいかも知れない、と気づいたからです。 22才の僕に何があったのか。 簡単なプロフィールでは伝わらない、僕の人生に大きな変化をもたらした、ある出来事と、僕自身が、人生を映画のように作品にしていくんだ、と考えて毎日を過ごしてきた背景に、実際には何があったのかを、少しお伝えしたいと思います。
また、人生は映画という考え方と作曲家/音楽プロデューサーという職業の関係も、今回のお話でわかって頂けると思います。************************************** 前回までご紹介してきた曼荼羅図というアイデアは、ちょうど僕が大学を卒業して、会社に入った直後に思いついたものでした。
今思い出してみると、なぜそういう事をしていたのか、よくわかります。
その当時、僕はある決断をして、ソニーミュージックという、業界の中では大きな会社の社員になったばかりで、自分らしい人生を創っていくために、新たなスタンスを再び、作り直さなければならなかったんです。
その原因は、それから1年前ほど前に、僕が自分に下した、ある決断から始まっていました。(当時の正式な会社名はCBSソニーグループでしたが、わかりやすく今回はソニーミュージックと表記します) ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
14才でビアノと作曲を始め、生きる目的を音楽に決めて、自分らしい生き方を形にしたくて毎日を送っていた僕は、大学の最終学年を迎えた頃になると、演奏やアレンジ、サウンドプロデュースが、少しずつ仕事として成立し始めていました。 その頃の僕は、当然のこととして、フリーランスの作曲家/プロデューサーという道を突き進むつもりでいたのです。
そんなある日、演奏とライブアレンジを担当していたソニーミュージックの、あるアーティストのマネージャーから、突然、うちの会社のディレクターにならないか、という誘いを受けました。
僕は、音楽的な部分ならともかく、スタッフの素養など微塵も持ち合わせていないことを自分自身で分かっていたので、驚き、戸惑いました。
-
輝く作品を自由に創って、どんどん世界へ発信していこう! Vol.5
2013-07-12 13:00220pt7. ボーカルメイク
レコーディングしたボーカルトラックの素材からベストテイクを選び、エディットを施して完成形のボーカルトラックを作る、いわゆるボーカルメイクについて説明します。 ここでもテクニックや手法に関しては省きます。
まず、録った複数トラックの中から良いテイクを選んでいく、セレクト作業ですが、テイク選択の基準はもちろん、「ちゃんと主人公であるテイクを選ぶ」です。 もし、良いコンディションで録れたテイクが5つあったとしたら、その5つのテイクの、聴きたい場所を順番に聴いていき、最も主人公性の高いテイクを選んでいきます。
聴き比べる場所の長さは、1コーラス、1セクションなど、好きな長さで良いですし、テイクを選んでいく長さも自由、短い場合は1センテンス、場合によっては1ワードの場合もあります。
ここで知っておくと良いのは、「主人公性の高いテイク」は、実は「ボーカリストの集中力が高い -
「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.6 自分の曼荼羅図を書く ③ そして・・・
2013-07-08 13:00220pt4. 自分が本当にやりたいことや挑戦したいことが、新たに見つかる
曼荼羅図を見渡して分かること、最後のひとつを説明します。
それは、現在の自分を曼荼羅図で確認しているうちに見えてくるものです。
たった今、自分が向かい合っているいくつかの対象と、自分について考えてみます。
「関係」を見直ししている時に、あるいは自分の本質を見極める時に、既に充分見て、
考えてきたことと思いますが、ポイントは、
あなたがもし、今の自分や、自分と対象との関係に 不満や物足りなさを感じたら、そこに焦点をあてる
ということです。 不満や物足りなさを感じた、ということは、現状とは違う何らかの状態を、あなたの心が求めているわけですよね。
それなら、心が望むとおりになるよう、未来に向けて改善した方が良いはずです。
こういった、自分の見直しのようなことは、曼荼羅図を書かなくても日頃しているとは思います。
ただ、曼荼羅図では、いま改善しようと考えている対象以外に、自分に関わる全てが描かれていますから、その改善するための手がかりを、色々なことから得ることができます。
前回「関係の見直し」をした時と同じ要領ですね。
いま見直しをしようとしている対象とは、全く関係なく見えることがらが、改善のヒントになったりします。
あるいは、まだ不満や物足りなさを感じていない、まったく別のことがらがヒントになったりしますし、よく考えてみると、そちらの対象の方に改善の必要を発見してしまったり・・・ などという場合もあります。
さらに、前回考えた自分の本質や特性も、改善への大きな力になるかも知れません。
なぜなら、いま曼荼羅図に描かれているすべては、まだ自分が自分の本質や特性をこの曼荼羅図で見直す前に書かれたものだからです。 もし、その見直しで新しい自分が見え始めていたら、改善のヒントのいくつかは、きっと新しく見え始めた自分の本質や特性にあることでしょう。
さて、そんな風に改善について考えていると、不満や物足りなさを感じたその先に、それを改善した自分をイメージできるようになってくると思います。
そうすると今まで漠然としていた、自分が本当にやりたいこと、なりたい姿、などが浮かんできます。
このあたりから、実は「未来を自分で創る」というステップに入っています。
そうです。もうお気づきでしょうか? 実は・・・ -
輝く作品を自由に創って、どんどん世界へ発信していこう! Vol.4
2013-07-05 13:00220pt6. ボーカルレコーディング
さて、オケのレコーディングについては前回、最近の実態に合わせ、アレンジの一環としてレコーディング&アレンジという形で扱いましたが、今回は、ボーカルのレコーディングを取り上げたいと思います。(今回説明するボーカルは、3次元について、です。ボーカロイドについては触れません) これまで読んで頂いた方はお分かりだと思いますが、このブロマガは、テクニックやハウトゥーをお伝えするのではなく、輝く作品を創るための、目で見えない大切なポイントとして、 ・オリジナリティ ・創作エネルギーを作品にちゃんと込めること ・聴き手にちゃんと作品の魅力を伝えることなどの大切さと、それらを実現する秘訣を、お伝えしています。 そういった意味で、オケのレコーディングについての手法や技、などの説明は省いてきましたが、ボーカルのレコーディングについては、上に書いた3つと密接に関わる内容があるので -
「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.5 自分の曼荼羅図を書く ②
2013-07-01 13:00220pt2. 自分と周りの全ての関係を見直すことで、自分を進化させることができる さて、ここでとても大切で有効なことを説明します。
書き出した「関係」を、ひとつずつ確認していくのです。
そのままで良いのか、それとも変えるべきなのか。
変えるとしたら、どんな関係がベストなのか。
つまり、 あなたという主人公と、それをとりまく全てとの関係の見直し
です。 自分と人や組織などの関係を見直す、ということは、日頃、無意識にやっているかも知れません。
ちょとした原因で言い合いをしてしまった相手と自分のこと。 学校や仕事先で、もっと自分を正しく理解してくれないだろうか、という不満。 飼っている犬を、親まかせにしないで、もう少し自分が世話をしようかな、という反省。
みんな、自分と対象との関係を見直しているわけです。
そういった「見直し」を、紙に書き出した全ての関係について、やってみるのです。
おそらく、始めてみると色々な発見があると思います。
関係をしっかり考えている相手もいれば、それほど関係を意識していない相手もいるでしょう。
対象が人でなければ、「関係」についてじっくり考えたことがまったくない、というケースが、さらに増えるかも知れません。 学校や仕事先、さらにクラスや部活、仕事をしているセクションや複数のお店など、人ではなく組織になると、その組織と自分の関係を、与えられたまま、当たり前に受け取っているかも知れません。 最初からこういうものだ、と固定概念に縛られているかも知れません。 でも、曼荼羅図では、自分が主人公です。主人公として、しっかり自分と対象の関係を考え、見直しをしてみて下さい。
そんな風にして、あらゆる対象と自分の関係を、じっくり考えて、今後に向けて見直しをしてみて下さい。
見直しのやり方は、もちろん自由です。
もしも、あなたがこれからの夢や目標についてはっきりとしたビジョンを持っていて、その曼荼羅図に書いていたら、きっとその夢や目標を達成するプロセスについて考えながら見直しをするでしょう。
もしもあなたがある人間関係について深く悩んでいたら、その解決のきっかけを考えながら、書き出した色々な人との関係を改めて考えるでしょう。
この曼荼羅図の大きな特色は、そういった、 自分に関わる「全て」を一望のもとに見渡せるところです。
「全て」である結果、こういったことも見えてきます。
例えば
1 / 1