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35歳からのエンジニア生存計画
2017-05-31 08:1153pt
昔、プログラマ35歳定年説というのがありました。実際のところどうなのかは分かりませんが、周囲で35歳を過ぎてもプログラミングしている人は大勢います。むしろ経験によって磨きがかかり、新卒の方よりも生産性が高い方多いです。
とは言え、35歳から現在の定年である65歳までをプログラマとして過ごすのはまだまだ時間が長いと言えるでしょう。そこで今回は35歳以上になったエンジニアがいかにエンジニアとして生活していくかを紹介します。エンジニアとして、なので一発当ててアーリーリタイアするといったことは想定していません。
社会人としてはまだ30年ある
大事なのは35歳から65歳までまだ30年もあると言うことです。22〜23歳から働き始めたとして、まだ12年しか経っていない計算になります。そうした中で早々にリタイアしたり、中間管理職的な立場になっていたとして、何が残るでしょうか。
大企業が倒産した際に困るのは50歳前後の人たちと言います。元々はエンジニアであった人であってもいつの間にか技術から離れてしまい、トレンドから取り残されて何も残らない人が多くいます。今はどれだけ大きな企業であっても一寸先は闇な状況です。会社はともあれ、自分が食いっぱぐれないための方法を考えるべきでしょう。
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オープンソースのプラットフォーム化
2017-05-26 12:0453pt
オープンソース・ソフトウェアはソースコードが公開されており、ソフトウェアだけで収益をあげるのは困難です。しかし世の中にはビジネス的に成功しているオープンソース・プロジェクトがたくさんあります。
今回はそんなビジネス化する上でポイントになるプラットフォーム化について紹介します。
プラットフォームとは
プラットフォームとは環境や基盤と言えます。ソフトウェアとして機能を提供しつつ、その上で動くソフトウェアやサービスを作れるようになっているものが多数あります。よく知られたところではWordPressやDrupal、MovableTypeなどのCMSが挙げられます。
そうしたプラットフォームを使うことで、すでに数多いるユーザに対してアプローチが簡単になります。一からソフトウェアを作るのに比べて安価でもあります。以下はプラットフォーム上でどう収益をあげるかを紹介します。
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技術者に分かりやすい文章を書くための6つのポイント
2017-05-17 08:2353pt
今回は文章の書き方です。特に技術者をターゲットして考えてみたいと思います。技術者とそれ以外の方で大きく異なる点はありませんが、仕様書や設計書など技術者が目にする文書はどれも分かりづらいものばかりです。
そこでどう書けば読みやすく、きちんと伝わる文書になるかを紹介します。
読者目線
文章を書くときは常に読者を意識して書かなければいけません。自分たちが書きたいことを書くのではなく、受け手を第一に考えた上で文章を構成すべきです。読みづらかったり、読み飛ばされる文章は大抵自分勝手だったりします。
また、上から目線で書いたり、逆にへりくだっている文章も読みづらいです。セミナー資料などであれば良いのですが、文章として読む際にはそういった文体は嫌がられるでしょう。
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業務で使えるオープンソース(228)「データベース管理」
2017-05-16 22:5253pt
今回のテーマはデータベース管理です。現在、データベースと一口にいっても多彩な種類が存在します。商用、オープンソース、RDBMS、NoSQLなど選択肢は数多く存在します。プロジェクトごとに選択肢が異なる場合も多いでしょう。
今回はそうした多彩なデータベースを管理するためのツールと、その選定法について紹介します。
対応しているデータベースの種類
プロジェクトで採用しているデータベースが使えないのは問題外ですが、なるべく選択肢の多いソフトウェアが良いでしょう。プロジェクトによって選定されるデータベースが異なった場合でも同じ管理UIが使えるのは便利です。
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北京のインターネット事情
2017-05-09 23:1553pt
開発者向けの広報活動、DevRelのカンファレンスであるDevRelCon Beijingにて登壇するため数日間北京に行ってきました。よくいうグレートファイアウォール(金盾)がある国ですが、実際のところどんなものだったのかを紹介します。
旅行前に香港SIMを買っておきましょう
北京の空港で買えるSIMは金盾の中で動くものになります。これではFacebookなどの各種サービスは使えません。なので旅行前に必ず香港SIMを手に入れておきましょう。今回は2GB×2枚買っておきました。
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2017年04月の人気ソフトウェアまとめ
2017-05-02 11:0053pt
過去分はこちら。
01月
02月
03月
先月はCMSを取り上げた記事が多かったようです。CMSはWebサイトの基本であり、サイトの特性に合わせて最適なものを選ぶのが良いでしょう。
Dropbox Paper - DropboxとGitを組み合わせた運用フローに
Dropboxは便利な仕組みですが、企業によっては導入できないという話も聞かれます。自分が使っているのに上司が使ってくれないというケースもあるでしょう。自分だけでもバックアップ目的でDropboxを使いたいと考えている人は多いはずです。そんな方に使ってみて欲しいのがDropbox Paperです。GitとDropboxを組み合わせたワークフローを簡単に実現します。最初に初期化をします。これはローカルのディレクトリをDropboxの中にコピーしてくれます。なお、ディレクトリ自体があらかじめGit管理されている必要があります。
mdpdf - スタイル設定が指定できるMarkdown to PDF
MarkdownはHTMLだけでなく、他のフォーマットに展開する際にも使える便利な記法です。よくあるのはPDFではないでしょうか。しかし殆ど装飾も行われないシンプルなPDFなので、業務や報告書で使うのはちょっと躊躇してしまいます。そこで使ってみたいのがmdpdfです。スタイル設定などが可能なMarkdownからPDFへの変換ソフトウェアです。別なスタイルシート。文字が大きすぎて被ってしまっていますが、修正すれば問題ないでしょう。
Cosmo - SPA用CMS
最近はSPA(シングルページアプリケーション)が流行っています。Ajaxを使わなかったとしても一つのページだけで表現されているのは閲覧者にとっても利便性の高いものになるでしょう。Cosmoを使えば一見すると管理しづらそうなSPAを上手にメンテナンスできます。ペラのHTMLファイルで作るのに比べてデータのアップデートが手軽にできますので、SPAサイトにお勧めです。CosmoはPHP製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
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