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記事 6件
  • 2015年の振り返り(その6)「Web」

    2015-12-25 11:39  
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    2015年のWeb系としてはEvernote、Slackなどのクローンサービスがあったり、Bootstrap管理画面系テンプレートが数多くありました。今取りかかっている開発案件にも使えるライブラリも多数ありますのでぜひチェックしてみてください。
    Paperwork – PHP製のEvernoteクローン
    Evernoteは便利なのですが、クラウド系でありつつもクライアントアプリやサーバが重たいような気がします。ノートを保存しておくという観点で考えるともっと軽快にストレスなく動作して欲しいと思うでしょう。そこで機能的には絞り込まれるものの、自前でノートアプリケーションを立ててしまうのはどうでしょう。今回はその一つ、Paperworkを紹介します。PaperworkはEvernote、Microsoft OneNoteそしてGoogle Keepの代替として開発されているようです。機能的には本家には劣るものの、自前のサーバで保存したデータを自由に再利用できるのが便利です。個人はもちろん、部署やグループで使うのも良さそうです。
    Knowledge - 社内で使えるナレッジベース
    社内のナレッジを蓄積するにはどこかに書きためる場所を用意しなければなりません。従来、この手の試みは悉く失敗しており、例えば掲示板であったりWikiであったり、Q&Aなどなかなか動かないと言った問題がありました。もっとカジュアルにさくさく書ける仕組みが必要なのかも知れません。そこで使ってみたいのがKnowledge、その名の通り、知識を共有するシステムです。Knowledgeの特徴としては、記法にMarkdownを利用、記事のタイトル、本文を全文検索できる、添付ファイル(検索対応)、公開範囲の設定があります。社内で立てて、個々人が好きな時にナレッジを共有したり、議事録を登録したりと言った使い方が便利そうです。
    Staytus - サービスの状態を可視化するダッシュボード
    Web APIを提供していると、サービス利用者向けにサービスのステータスを表示したいと思うことがあります。定期メンテナンスであったり、障害でサービスが停止している場合も、ユーザに適切に情報発信できる必要があります。GoogleやApple、Amazonなどは行っていますが、Staytusを使えば小さなサービスであっても手軽に実現できるようになります。StaytusはAPIを使ってステータス更新を自動化したり、手動で変更もできます。サポートの状態を可視化するのは良さそうです。Staytusを別サーバに立てて、監視と一緒に組み合わせて使うと便利そうです。
    ExcelJS – node.jsからExcelファイルを読み書き
    Windowsなんて嫌だ!Officeファイルなんて嫌い!なんて言いつつもシステム開発時にお世話になるのがExcelです。CSVファイルを出力したり、逆に読み込む機能は良く作るのではないでしょうか。わざわざCSVを介さずにExcelファイル(xlsx)をそのまま読み込んだり、書き出せるのがExcelJSです。node用の便利なライブラリです。逆に読み込んだ場合。各セルの値やシート名などデータがとれます。値が入っているセルの範囲も取得できます。
     

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  • 2015年の振り返り(その5)「Windows」

    2015-12-18 13:34  
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    2012年版、2013年版、2014年版もあります。MOONGIFTの記事を見てみたところ、2015年はWindows系ソフトウェアの紹介は約40くらいしか紹介していません。要因としては既に必要十分なソフトウェアが存在すること、スマートフォンやタブレットアプリ化が進んでいるからだと思われます。Windows 10もリリースされたことで、状況は変わってくるでしょうか。
    Windows Slack Notifier - Windows用のSlack通知
    Slackを社内用のチャットツールに採用する企業が増えています。確かに見た目のUIがシンプルで分かりやすく、外部サービスとの連携も簡単とエンジニアにとってはとても使いやすいサービスになっています。そんなSlackをより便利に使うためのツールがWindows Slack Notifierです。Windows用のSlack通知ソフトウェアになります。Windows Slack Notifierは単体で使うものではなく、Slack NotifierというGoogle Chrome機能拡張と、SlackTrayというソフトウェアを組み合わせて使うようになっています。Google Chromeを見ていない時でも通知に気付けるようにする便利なユーティリティです。
    Chemrtron - 多数の開発用ドキュメントを閲覧できるGUIアプリ

    開発ドキュメントはオンラインで見られるようになっていますが、Webアプリケーション開発しながら別なタブで見るというのは若干不便に感じられます。検索機能などにおいてもWebブラウザはあまりよくありません。そこで使ってみたいのがChemrtronです。Electronを使ってオンラインのドキュメントを閲覧する専用アプリケーションです。Chemrtronを起動したところです。最初は何も表示されませんが、バックグラウンドでデータの取得が開始されます。デフォルトでMDN、CPANなどが取得されるようです。
    uncap - Caps Lockを別な入力に入れ替え
    Caps Lockはタイプライターの時代に大文字ばかりを入力する手間を減らすために作られた仕組みと聞きます。その当時は役だったかも知れませんが、今の時代において使っている人がどれくらいいるのでしょうか。むしろ間違って押してしまってストレスを感じる方が多いかと思います。そこで使わないCaps Lockキーに別な役割をつけられるのがuncapです。Caps Lockの特性は残したまま使えるのがユニークです。これでCaps Lockキーの役割を変えることができます(上記の場合は左Ctrlキーにしています)。例えばCtrlキーにしたり、Windowsキーにすると言った具合です。もちろんCaps Lockキーなので押しっぱなしと同じ状態になります。
     

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  • 2015年の振り返り(4)「Markdown」

    2015-12-15 08:43  
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    2015年の振り返りです。これまでの内容は次の通りです。

    React


    デザインフレームワーク


    チャット

    今回はMarkdownがテーマです。今年もまた、とても数多くのソフトウェアが開発されています。
    エディタ
    Markdownエディタはとても種類の多い分野です。新しいフロントエンドの技術が出ると、それに合わせて開発されています。かつてのWikiを感じさせる勢いです。基本は2画面で、右側にプレビューが表示される形式になっています。
    もう一つの形式はWYSIWYGエディタで、よりビジュアル的に編集しやすくなっています。こちらは初級者向けと言えるでしょう。個人的にはあまりエディタは使いませんが、HTMLへの変換用にLightPaperの有償版を購入しています。
     

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  • 2015年の振り返り(3)「チャット」

    2015-12-08 09:38  
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    2015年の振り返りです。これまでの内容は次の通りです。

    React


    デザインフレームワーク

    今回はチャットがテーマです。リアルタイムコミュニケーションは今年一年でずいぶん浸透してきたように感じます。
    Slackクローン
    企業からコミュニティまで数多くのSlackクローンが登場しています。チャットの中で話される話題はとても込み入ったものが多いので、外部にデータを預けがたいというニーズは確かに分かります。
    とは言えSlackの魅力は表面的なデザインだけではないので、その点が劣っていると粗悪版と言った印象になってしまう可能性があるでしょう。
     

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  • 2015年の振り返り(2)「デザインフレームワーク」

    2015-12-04 17:19  
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    2015年の振り返りです。これまでの内容は次の通りです。
    React
    今回はデザインフレームワークについてです。Bootstrapが登場して以降、未だに多数のフレームワークが登場しています。
    モバイルファースト
    Bootstrapは多機能なフレームワークですが、モバイルを主眼には置いていません。どちらかというとデスクトップが主体でしょう。
    最近出てきているフレームワークの中ではモバイル、タブレット向けを最初に開発するものが多くなっています。軽量さであったり、iOS/Androidなどで安心して使えるのはメリットと言えるでしょう。
     

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  • 2015年の振り返り(1)「React」

    2015-12-01 18:07  
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    早いものでもう2015年最後の月に入りました。年初に目標を決め、それに向かってまっすぐに突き進んできた方、ちょっと寄り道した方、早々にそんな話はすぐに忘れてしまった方、さらに年初には思いもしなかった方向に方針転換しているという方もいるかも知れません。
    今回から2015年をキーワードで振り返りつつ、オープンソース・ソフトウェアを紹介していきたいと思います。まずは「React」です。
    Webからネイティブアプリまで広く対応
    Reactはビューライブラリですが、画面の状態を意識せずに作れるという点がウケて広く取り入れられるようになっています。さらにWebだけに限らず、iOSとAndroid、さらにコミュニティベースでMac OSXやWindowsアプリも作れるようになって注目度が高まっています。
    アプリの仕組み自体はかつてのTitaniumを彷彿とさせる方法なのですが、Facebookが持ち込んでいる技術とあって熱量が圧倒的に高いのが特徴的です。
     

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