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記事 8件
  • 2013年に紹介した中から厳選してWebソフトウェアを紹介!

    2013-12-27 09:18  
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    2012年版はこちら。かなり絞り込んだのですが、それでも100近いソフトウェアを掲載しています。HTML5の盛り上がりもあって、オープンソース・ソフトウェアにおいてもやはりWeb化の波が強いです。アプリとWeb、この両輪が来年以降もIT業界を牽引していくのは間違いないでしょう。
    2013年の特徴としては、デザインフレームワークがたくさん出てきたという印象があります。それぞれに売りは異なりますが、レスポンシブは基本としてさらにウィジェットやカスタマイズ性の高さを売りにしていたりと選択肢が大きく広がった印象があります。
    後はEmscriptenの凄さが良く感じられた年でもありました。まだまだ速度的に気になる場合もありますが、Mozillaの開発しているasm.jsのようにネイティブ並の速度で実行できる技術も出てきています。またハードウェアも日進月歩で進化しており、iPhone/iPadなども数年前のPC並かそれ以上の速度が出るようになっています。今はまだまだと思っていても2年後にはどうなっているか分からないのではないでしょうか。
    ではここからカテゴリに分けて紹介していきます。
    タスク
    HTML5コンテストで優勝したタスクアプリ「JDI」

    HTML5で何ができるのか、そんなコンセプトで行われたコンテストがHTML5 is Ready Contestです。そして見事優勝を勝ち取ったのがJDIになります。JDIはHTML5でできたTodoアプリです。Webブラウザベースなのでデスクトップはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使えます。そして現在作業可能な時間を入力すると作業可能なタスクをピックアップしてすべき作業をリストアップしてくれる面白い仕組みがあります。システムとしてはSencha Touchを使っているのが特徴です。JDIはHTML5/JavaScript製、GPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。
    Brimir – メールサポートを効率化するWebチケットシステム

    サポート部署ではユーザからの要望、質問がメールでばしばし飛んできています。メールでの管理はとても煩雑になりがちで、複数人でうまく運用するのはとても大変です。そこでWebフォームを使ったサポートシステムなどが作られる訳ですが、思った通りに入力ができなかったり探すのも難しくてユーザストレスが大きくなったりします。ということで使ってみたいのが今回紹介するBrimirです。Brimirはメールベースのチケット管理システムになります。
    Timecard – クリエイター向け。Rails製の課題ベースの時間管理

    Timecardのコンセプトは“クリエイターが好きな時に好きなだけ働ける環境をサポートする仕組み”とのことです。これだけ見てもわくわくしますよね。ということでどういったシステムであるのか見てみたいと思います。どこにいってもタイムトラッキングが動いていますので、今何をやっているかを忘れないで済みます。Timecardではプロジェクトの登録とそれに伴うタスクの管理、そしてタスクごとにタイムトラッキングシステムとコメント機能が追加されます。さらにGitHubでログインしていれば、その課題と同期した動きが可能になるとのことです。
    開発補助
    Facebook製。操作を記録しスクリーンショットを撮る「Huxley」

    HuxleyはPython製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。Webサービスのテストをしていて面倒なのがエラーが起きた時の再現性です。そしてエラーウィンドウを閉じてしまったらもう二度と同じ表示ができないかも知れません。そこで使ってみたいのがHuxleyです。HuxleyはPython製のソフトウェアと、Seleniumを使ってテスト時のログとスクリーンショットを残してくれます。録画とプレイバックができるようになっています。Facebook製とあって、実用性高いソフトウェアなのではないでしょうか。
    Codebrag – Subversion/Git対応のコードレビューシステム

    チームのコード品質を向上し、ひいてはシステム品質の向上を目指すためにはコードレビューが欠かせません。工業製品のように一定の品質を担保する技術がない以上、チーム全体でコード品質をあげていくのが最もいい方法ではないでしょうか。単純に書いたコードを見せるだけでなく、Web上で確認、コメントできるようにすればより優れたコードレビューができるようになると思います。そこで使ってみたいのがCodebragです。Codebragの特徴としてはGIt/Subversionをサポートしているということがあります。バージョン管理システムの問題なので、GitHubやBitBucketといったWebサービスは必須ではありません。
    Huboard - お勧め!GitHubの課題管理をカンバン化

    個人的にも仕事のプロジェクトでもタスク管理をGitHubで行うようにしています。イシューの汎用性が高いので便利なのですが、それでも数が多くなってくるとなかなか管理がうまくいかなくなります。どうにか解決したいなと思っていたのですが、まさにそのためのツールがありました。それがHuboardです。HuboardはGitHubの課題管理をカンバン化するソフトウェアとのことですが、まさにカンバンとしてアジャイル開発に役立てられそうです。Huboardは月額の有料サービスも提供していますので、自社のサーバがなければそちらを使っても良さそうです。
    Selenium VBA - 自動テストがExcelパワーで一気に便利に!

    Seleniumと言えばブラウザを擬似的に操作してテストを自動化したり、ちょっとしたスクレイピング系の操作をするのに便利なソフトウェアです。Google Chrome/Firefox/IE/PhantomJSなどに対応しており、マルチブラウザでテストができます。そんなSeleniumはRubyやPython、Java、C#といった言語向けにテストコードを出力できるのですが、さらにVBAでも使えるようにしたソフトウェアがSelenium VBAです。インストール後は普通にSelenium IDEを動かして、そのコードを取得するだけです。
     

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  • 2013年に紹介した中から厳選してWindowsソフトウェアを紹介!

    2013-12-24 08:30  
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    2012年版はこちら。MOONGIFTの記事を見てみたところ、2013年はWindows系ソフトウェアの紹介が例年になく減っているようです。要因としてはWindows 7まででソフトウェア自体が十分に増えてきたこと、Windows 8ではオープンソース・ソフトウェアがあまり多くなくなってきたこと、そしてWebアプリケーションへの移行が進んでいるというのが挙げられるかと思います。
    来年以降はまだ分かりませんが、Windows XPのサポート期限が切れる中、Windows 7/8への移行が進めばソフトウェア市場も活性化するかも知れません。という訳で今回はWindows系ソフトウェアをまとめて紹介していきます。
    1. MarkdownView - 好きなエディタを使いつつMarkdownプレビュー

    Markdownのプレビューだけを行うソフトウェアです。
    2. Slife – アプリケーションごとの実行時間を測定するタイムマネージャ

    アプリケーション、Webサイトの閲覧履歴をとるソフトウェアです。
    3. Selenium VBA - 自動テストがExcelパワーで一気に便利に!

    Excelを使ってSeleniumの自動化、ログがとれるソフトウェアです。
     

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  • 2013年に紹介した中から厳選してMac OSXソフトウェアを紹介!

    2013-12-20 10:20  
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    2012年版はこちら。2013年もiOS人気にあやかってシェアを伸ばしてきたMac OSX。MOONGIFTでも数多くのMac OSX用ソフトウェアを紹介してきましたが、今回はその中から厳選して面白そうなソフトウェアを紹介していきたいと思います。一部クロスプラットフォームで動作するものもあります。
    1. Janus Notes – Dropboxを使ってMac OSX/iOSと共有できるメモ帳

    Dropbox連携型のメモソフトウェアです。
    2. Hyro - node製のデスクトップHTML5エディタ

    node製ながらデスクトップで動作するHTML5エディタです。
    3. MMD-Editor – Mac OSX用のMultiMarkdownエディタ

    Markdownの拡張記法MultiMarkdown対応のエディタです。
     

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  • GitHubをもっと便利に使うためのツールを一気に紹介!

    2013-12-17 08:59  
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    数多くのプログラマーにとってもはやなければならないツールになっているGitHub。企業ベースでの利用も増えており、その周辺サービスも数多く出揃ってきています。MOONGIFTでもこれまで多くのGitHub関連ソフトウェアを紹介してきました。
    そこで今回はGitHubのデータを利用したり、もっと便利にするためのソフトウェアを紹介します。GitHubでソフトウェアを公開しているケースが多く、単にサイト内検索だけでは抽出しきれません。そこで直接データベースを掘り返して探してみました。
    外部利用
    GitHubは開発者向けのソーシャルサービスとあって、その活動をアクティビティに活かす試みが数多く存在します。またWeb APIが公開されているのでそれを使ってデータ操作を行う試みも増えています。

    gist-it – GitHubのファイルをGist風に埋め込み表示|オープンソース・ソフトウェア、ITニュースを毎日紹介するエンジニア、デザイナー向けブログ


    OSS活動の証に。GitHubプロフィール/リポジトリをカード化「Github Cards」


    raw.github.comをラッピングして正しいmime-typeを付与「rawgithub」


    GitHubのAPIを使ったコメントシステム「comcom」


    ブログにどうぞ。WebページにGitHubリポジトリを埋め込む「Repo.js」


    GitHubプロジェクトのフォーラム機能を持たせる「Ostio」


    GithubのアクティビティをFacebookのタイムライン風に表示「Gitspective」


    ブログに貼ってみよう。GitHubのフォロワー数をバッジ表示「GitHub Watchers」


    GithubのAPIを使ったマッシュアップを作る際に。開発者一覧を表示する「contributors」

     

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  • タスクを見える化するカンバン方式導入のススメ

    2013-12-13 12:25  
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    今回はカンバン方式についてです。トヨタの生産方式の一つとしてよく取り上げられるカンバンですが、本来はかんばんらしいです。今はアジャイル開発の中で度々取り上げられることが多くなっています。
    今回はそんなカンバン方式について、アジャイル開発とは切り離して取り上げてみたいと思います。カンバンを実現するためにアジャイル開発にしなければならないという訳ではありません、その良いところだけを取り入れられればプロジェクト管理に限らず便利に使える場面があるはずです。
    やっていることが明確になる
    チームで仕事をしている時に大事なのは、誰が何をやっているのか分かるようにすることです。それが分かれば安心感が全く違います。怖いのはチームが考えていることと個人の考えとがずれ、全く違う仕事をしていた時です。
    アジャイル開発の場合、作業開始のタスクは作業中のボックスに移動されます。それによって作業が行われる、行うと言った意思確認ができるようになります。あまり長時間ボックスに入っているようであれば、状況を確認すれば良いだけです。
     

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  • 手に馴染むランチャーを探そう。各プラットフォーム別ランチャー25選

    2013-12-10 09:36  
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    今回はアプリケーションやファイルの起動を簡単にしてくれるランチャーソフトウェアを紹介します。キーボード派であればショートカットキー一つでアプリケーションを呼び出したり、ランチャーを立ち上げてそこからアプリケーションを素早く呼び出せるとホームポジションから手を離さずに作業が続けられます。
    マウスを良く使う方であればマウスジェスチャーを使うことでキーボードショートカットやメニューから選択する手間がなくなり、さくさくと作業が進められるようになるでしょう。そこで今回はこれまでに紹介したランチャーソフトウェアを各プラットフォームごとに分けて紹介します。
    1. Mac OSX

    Mac OSX LionのLaunchpadで表示されるアプリケーションを整理する「Launchpad-Control」


    アプリケーション起動に特化したキーボード操作のランチャー「Chuck」


    マウス派に。モニタの四隅にマウスを移動して使うランチャー「CornerClick」


    Webサービスを使いこなすのに便利なランチャー「Alfred」


    Google版QuickSilver「Quick Search Box」


    古き良き動作を取り戻すランチャー「AppMenuBoy」


    ファイル名を指定して実行のMac OSX版「AppLaunch」


    Mac OSXでマウスジェスチャー「FlyGesture」


    クールなランチャー「QuickSilver」

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  • グローバルの次はローカル。地域情報を発信する価値とは&関連ソフトウェア

    2013-12-06 12:22  
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    インターネットの世界では広がりと収縮を繰り返して成長しています。あるサービスが立ち上がると、それのクローンができ、細かいセグメントでターゲットにフォーカスする傾向があります。それが乱立すると一元管理する類のサービスが登場するといった具合です。 その中でも特に生活に根ざしたものはその傾向が強くあります。今回はそんな地域情報に関連する利点およびオープンソース・ソフトウェアを紹介します。
    1. 広告
    地域情報と言えばまず思いつくのが広告ビジネスになります。狭いセグメントであればターゲットは絞り込まれてパイも小さいですが、それだけに新規参入のリスクも低く(取り合ってもお互いメリットがないため)、攻められる範囲も限られるので戦略が立てやすくなります。 ポストに投函されるタイプのフリーペーパーも各種ありますし、そのオンライン版も提供できるでしょう。そこで毎日アクセスしてくれるようなアクティブユーザが集まれば、それは地域に密着した人たちになりますので広告の提供もしやすくなるはずです。 

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  • 普通に使うには勿体ない。Gmailをさらに面白くするソフトウェアを一気に紹介!

    2013-12-03 09:13  
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    プログラマー、Webデザイナーであれば殆どの人が持っていると思われるGmailアカウント。普通のメーラーとして使っても便利ですが、今回はさらに一歩踏み込んでGmailと連携するソフトウェアを分類分けして紹介していきます。利用者が多いということは、そのニーズにマッチすれば利用者が一気に増える可能性を秘めているということです。iPhoneアプリとして一気に人気になったMailboxや、LinkedInの開発したGmailに送信者情報を追加するLinkedIn Introなども有名です。そういったチャンスが眠っている市場とも言えます。 さらに言えばビジネス面、プライベート面においてもメールの利用は常時発生していますので、その膨大なトラフィックの上に便利な機能を追加できればたくさんのユーザが使ってくれることでしょう。今回紹介するようなソフトウェアを見て、アイディアをかき立ててみるのも良さそうです。
    1. 通知
    情報ジャンキーに。GmailとGoogleリーダーに対応したデスクトップ新着通知「GWatchman」
    Gmailの通知を監視する「Gdow」
    Gmail/Googleカレンダーの通知をもっと便利に「Google+Growl」
    Google Appsにも対応したGmail新着メール通知「Gmail Notifr」
    Gmailの新着を通知する「Notify」
    ちょっと凝ったGmail受信チェッカー「GmailAssistant」
    GmailとGoogle Appsのメール未読数を同時にチェックする「Double Gmail Checker」
    時にはこんなド派手な通知も「[b2] Gmail Notifier」

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