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記事 9件
  • 業務で使えるオープンソース(199)「GitHub Issues」

    2016-07-29 10:14  
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    今回のテーマはGitHub Issuesです。最近のシステム開発ではGitHubを使うことが増えてきました。さらにそのGitHub Issuesは開発の際に生じた問題はもちろん、今後実装していく機能などもまとめて管理できるので便利です。
    今回はそんなGitHub Issuesの使われ方と関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。
    タスク管理
    最もベーシックな使い方です。オープンソースの場合、ソフトウェアを使っていて生じたエラーであったり、技術的な問題点を話し合われることが多いように思います。そして誰かがアサインして、課題を解決してコードと紐付ける形でコミットします。
    企業で使っている場合、カンバン的に今後実装していくであろう機能もタスク化することが多々あります。ただし粒度がまちまちであったり、タスクの優先順位なども読みづらいので、個人的にはGitHub Issuesを使うのはお勧めできません。具体的に実装が決まったものだけを掲載すべきでしょう。
     

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  • 業務で使えるオープンソース(198)「IDE」

    2016-07-26 11:44  
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    今回のテーマはIDEです。従来のIDEというと、Visual Studioであったり、Eclipseであったりと大型なものが殆どでした。最近ではスクリプト言語に特化していたり、特定のフレームワークに特化した、軽量なものが多数あります。
    そこで今回は最近のIDEの特徴と、関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。
    フレームワーク特化型
    Ruby on Railsであったり、Reactなど人気のあるフレームワークに特化したIDEが出てきています。その特徴としては実行ファイルを起動するだけで開発が開始できる点で、何かと環境設定が面倒なものほど喜ばれます。
    また、そのフレームワークに特化することで開発を効率的にするキーボードショートカットや、機能が搭載されているものが多くあります。
     

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  • 業務で使えるオープンソース(197)「Webブラウザ画像加工」

    2016-07-22 09:54  
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    今回のテーマはWebブラウザベースの画像加工です。JavaScript、HTML5による新しいAPIの追加によってWebブラウザでも画像の加工がとても簡単にできるようになっています。とはいえ、Canvasを使った処理はテクニックが必要です。
    今回はそんなテクニックを手軽に導入できる各種ライブラリと、特性を紹介します。
    サーバサイドの負荷軽減
    JavaScriptベースで画像加工ができるのでサーバ側で何らかのライブラリを用意したり、都度変換したりする手間がありません。サーバ側の設定も変えないのでトラブル可能性が低く、Webアプリケーション開発者の裁量で導入できるメリットは大きいです。
     

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  • 業務で使えるオープンソース(196)「資産管理」

    2016-07-19 14:33  
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    企業内にはたくさんの資産があります。従業員ももちろん資産ですが、今回は主にソフトウェア、ハードウェア系の資産を対象とします。適切に管理、運用しなければ余計な費用を払うことになったり、逆に違反した使い方をしている状態になったりする可能性があります。
    そこで今回は社内の資産管理に関するTipsと、主なソフトウェアを紹介します。
    リースと購入のいずれが得か
    IT系でよくリースの対象になるのが複合機ではないでしょうか。決して安くないだけにリースを選ぶ企業が多いように思います。リースでは途中解約が問題になったりしますが、多くの場合別なリースに乗り換えることで違約金を支払ってもらえたりします。
    個人的にはリースで巨大な複合機を一台よりも、小さなコピー機とプリンタを数台そろえた方が同時に印刷ができるので便利ではないかと思います。綺麗に印刷したい場合は外部の印刷業者を使った方が品質が高いでしょう。今時FAXも殆ど使いませんし、巨大な複合機の時代は終わった気がします。
     

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  • 見積もりの精度を上げる方法

    2016-07-15 10:04  
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    人は見積もりが苦手です。1週間で終わると目論んでいたのが1ヶ月かかったり、5月末でローンチできるはずがずるずる伸びて未だにローンチできていない…なんてことも良く聞かれます。
    そこで見積もりの精度をあげる方法について紹介します。精度が上がればプロジェクトの進行もスムーズになり、メンバーのストレスも軽減されることでしょう。
    計測し、振り返る
    見積もりがいつまで経っても粗いのは見直ししないためです。なぜ見直しをしないのかというと、そもそもの根拠が希薄で、大した意味がないからです。そうではなく、もっと科学的に見積もりを行わなければなりません。とは言え、ファンクションポイント法やWBS、画面数などの計算が正しいかと言われるとそんなことはないと感じます。
    見積もりは経験則によるところが大きいですが、それだけに経験を重ねることによって精度が上がってくる可能性があります。しかしそれも見直しをし、効率的な学習を繰り返さなければ意味がありません。そのためには、

    見積もりの論拠


    ずれた原因


    改善ポイント

    を積み重ね、文書化し、社内で共有していかなければならないでしょう。
     

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  • 良い休み方と悪い休み方

    2016-07-12 18:25  
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    間もなく夏休みやお盆など、夏期休暇がはじまります。人によってはそんな余裕は全くないという方もいるかと思いますが、もしかするとある程度まとめて休みが取れるという方もいるかも知れません。
    そんな方にしてもきちんと予定を立てている人もいれば、単に休むだけという方もいるでしょう。そんな特に予定がないという方向けに良い休み方、悪い休み方を紹介します。
    休憩こそ計画的に
    普段の仕事がタスクや時間管理に終われているのに、なぜ休みの日まで計画を立てなければならないのかと思うでしょう。しかし計画を立てると自分がしようと思っていることが明確になり、それに合わせて時間を考えるようになります。
    計画を立てないと、何かしようと思った時には電車の時間が合わなかったり、チケットが売り切れになってしまっていたりします。何もせずに怠惰に過ごすというのも意外に大変なので、ゲームをする、本を読むにせよきちんと計画通りに行った方がすっきりするでしょう。
     

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  • そんな先まで決める必要がある?決めない選択

    2016-07-08 14:01  
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    仕様書であったり、年間計画、四半期毎の計画など組織は計画を立てるのが好きな存在です。しかし、そこに所属する人たちというのは計画通りに進むコマではありません。大抵問題が勃発し、計画はずれていきます。多くの場合悪い方向にずれます。
    今回はそもそも計画を立てないという施策についてです。無計画という訳ではありませんが、計画のずれによるストレスは防げるはずです。
    計画ではなく目標
    人はタスクに対する見積もりが苦手です。ある仕事が2時間ちょうどで終わるかどうか判断することさえできないでしょう。思いもよらないところでハマったり、逆に簡単な解決策を思いついたりします。それが達成できないからといって個人を攻めるのは間違っています。
    綿密な計画を立てるのではなく、目標だけ立てておいて、それに合わせて部署、グループ、個人がどう貢献できるかを検討すべきです。組織と個人の目標、目的のずれが生じないことが大事です。
     

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  • 企業がお金を払うポイントについて

    2016-07-05 14:04  
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    Webサービスの企画で相談に乗ることが多いのですが、収益を得る部分についてあまり考慮されていないことが多いようです。なんとなく良いサービスを作れば買ってもらえるんじゃないかといった雰囲気があります。
    そこで今回は企業がサービスを購入する際にお金を出すポイントについて紹介します。実際には企業側の思惑に左右される部分もありますが、基本形として知っておいてもらえれば。
    固定費が下がる
    固定費としてよくあるのは人件費や家賃かと思います。もし人件費が1/3になるようなサービスがあれば、その何割かを支払うといっても企業側は問題ないでしょう。顕著なものとしては人材派遣があります。
    また、システム化によるオートメーションによって人件費を抑えることもできます。多くの日本企業の場合、人を削減するのは難しいので、システム化によって現状の費用を維持しつつ売り上げを拡大させるといった施策になるかと思います。
     

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  • フリーミアムモデルの限界から見えるもの

    2016-07-01 09:56  
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    先日Evernoteが価格と機能の変更を行いました。多くの失望する声が聞こえてきましたが、恐らくEvernoteの中でも多くの会議がなされた上での決定だと思われます。
    2008年くらいからフリーミアムと呼ばれるビジネスモデルが注目を集めましたが、限界が見えてきたのでしょうか。今回はそんな現状について考えてみます。
    フリーライダーは顧客にならない
    顧客とは「自社の商品・サービスを販売する対象」(via コトバンク)だそうです。だとすれば無料で使い続けるユーザは顧客ではないのでしょうか。半分正解と言えます。彼らのことは見込み顧客と言えます。
    そして恐らく見込み顧客はWebサービスのビジネスモデルにおいては顧客になりづらいというのが実感です。インターネット上には多くの選択肢があり、彼らは不便さえ乗り越えて無料のままでい続けようとします。場合によっては別なサービスを買ってまで無料でいたいと考えることさえあります。
    収益モデルを考えるにあたって、無料ユーザの数%が有料ユーザになってくれると考えているはずで、恐らくサービスの伸びが鈍化するのに合わせて計算が合わなくなってきたのではないでしょうか。
     

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