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これからは地方について考えることがブームなのでしょうか?
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これからは地方について考えることがブームなのでしょうか?

2014-06-09 23:20
    ごきげんよう。有料メルマガ評論家の渡辺文重です。住まいは東京都北区滝野川です。

    ◆イケダハヤト『イケハヤマガジン』/月3~4回/648円
    http://magazine.livedoor.com/magazine/85

    さて、2014年6月9日からイケダハヤト氏が住まいを高知県に移されたようです。その理由は、イケダ氏のブログに記されています。

    ・イケダハヤトが高知県に移住した10の理由
    http://blogos.com/article/87602/

    私にとってイケダ氏は頻繁に会う人物ではないので、世界のどこに住んでいても気にならないのですが、そういえば、最近、関東以外の地方に言及する有料メルマガの記事を読んだ気がするので、いくつか紹介したいと思います。

    ◆ほぼ日刊惑星開発委員会/ほぼ毎日/864円
    http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga

    2014年6月5日配信・86号では「過疎化する地方でタクシーが果たす使命ーー日本交通・川鍋一朗が描く「交通」の未来」(http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar546858)という記事を配信。要旨はタイトル通りとなっています。かなり興味深い内容なので、購読をお勧めします。なお、私は自動車の免許は持っていないこともあり、「僕は東京の高田馬場に住んでいるのですが、車の免許を持っていません。でも、今から免許を取ろうとは思わないんです。というのも、都市に住んでいると、車の維持費よりタクシーの方が安いからなんですよ」という宇野常寛氏の考えには、完全に同意です。

    また、宇野氏は佐賀県で行われた「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」を訪れたり、佐賀県知事の古川康氏と対談したりしています。

    ・「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」完全レポート!
    http://ch.nicovideo.jp/article/ar485743

    ・なぜ佐賀はロマサガとコラボするのか?――佐賀県知事・古川康が描く地方自治体の未来像
    http://ch.nicovideo.jp/article/ar529543

    ちなみに、イケダハヤト氏は自動車免許を持っているようですが、2013年7月29日の記事では「筋金入りのペーパードライバー」であると記しています。

    ・「痛ましい自動車事故」を過去のものにする、無人自動車というイノベーション
    http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/25915
    ぼく自身、自動車免許は持っているのですが、結局一度も乗っていません。教習車しか乗ったことがないという、筋金入りのペーパードライバーです。何のために免許取ったのやら…。
    ◆家入一真『家入学級』/第1・第3火曜日/648円
    http://yakan-hiko.com/ieiri.html

    2014年6月3日配信・15号より。『フルサトをつくる』の著者である伊藤洋志氏と対談したという家入一真氏。伊藤氏の「ナリワイ」(http://nariwai.org/という活動を紹介します。
    彼は「ナリワイ」といって、和歌山県熊野で古民家を改装したシェアハウスをやったりしています。熊野はすごく田舎だけど、移住してくる若い人が少しずつ増えている。日本中のそういったところに古里を作っていこう、という提案をしています。
    「都知事選に出た僕が言うのもなんだけど、地方での可能性には以前から着目していました」という家入氏は、次のような希望を持っているようです。
    移住って考えるとハードルが高くなってしまって、なかなか踏み切れない。だったら移住までいかなくても、2~3カ月に1回行って、数週間滞在するような古里を持ってもいいんじゃないか。年に1回くらいしか行かなかったら別荘と変わらないけど、古里だったら東京を行き来するのは生き方としてバランスがいいんじゃないかって。僕も古里を持ちたい。
    なお、家入氏は福岡県出身なのですが、「別にそこじゃなくてもいいかな」と記しています。具体的な候補地などは、購読して確認していただければと思います。

    少し本筋から離れるのですが、この号ではインターネッ党の活動についても言及しています。
    僕がそんな感じなので、インターネッ党の方も今はあんまり動いてない。でも、相変わらず政治家の方たちからの連絡はあるし、地方へ行ったときに、市議会委員や若い市長なんかが、僕のことを知ってくれているので話がしやすいですね。
    「僕がそんな感じ」とは、前段で記されている「自分がツイッターやフェイスブックに飽きていている」を指しています。この号全体を読んでの印象ですが、家入氏の興味は、地方に向いているようです。

    なお、高知県に移住したイケダハヤト氏については「6月中に会いに行くつもり」としています。

    フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方
    フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

    ◆少年 佐藤秀峰/週3~5回/540円
    http://ch.nicovideo.jp/shuhosato/blomaga

    イケダハヤト氏の高知県移住を意識しているのかは不明ですが、佐藤秀峰氏は2014年6月5日配信の「漫画家になるためには東京に出てきたほうがいいですか?」(http://ch.nicovideo.jp/shuhosato/blomaga/ar547745)で、東京の優位性を記しています。詳しい内容は購読して確認していただければと思いますが、「ビジネスチャンス」という観点からすれば当然の結論というのが私の感想です。

    有料メルマガ評論家という職業なんか、地方でもやって行けそうな印象ですが、有料メルマガ配信者の多くは東京在住です。そのため、イベントなどに顔を出して、「いつも素晴らしい有料メルマガをありがとうございます」といった具合にあいさつして回る必要があるのです。



    前々回の記事「有料メルマガ評論家が王子法人会の青年部会に参加してみた!」を読んでもらえば分かる通り、東京在住でも、若い人が減っていく、高齢化に伴う閉塞(へいそく)感は体験できるため、ことさら東京と地方を対立軸にして騒ぎ立てることもないのかな、というのが私の本音です。ただ、私のように、アニメ視聴環境や声優イベントへの参加を重視する人間からすれば、東京以外に選択肢はないとは思っています。

    もっとも、私の父親も後期高齢者ですし、介護だ何だと考えれば、やすやすと両親の住む東京を離れられないのが実情ではありますが……。

    のんのん日和
    のんのん日和

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