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記事 14件
  • テレビ健康診断 第797回 戸部田誠(てれびのスキマ)「カズレーザーが教える『デマの怖さ』の衝撃の結末」『しくじり先生 俺みたいになるな!!』テレビ朝日系 月 24:15~

    2020-10-29 05:00 21時間前 
     教室に「個人的に調べていることを授業します」と入ってきたのはカズレーザー。『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)は、元々、著名人が犯した「しくじり」の原因や教訓を本人自ら先生役となり、事前に作成した「教科書」を使って授業形式で講義するという番組だった。2014年に深夜番組としてスタートするとすぐに評判を呼んで翌年にはゴールデンタイムに昇格。だが、約2年で放送時間を変えると2017年9月でレギュラー放送は一旦終了した。それでも2019年4月、深夜番組として復活。その間、著名人のしくじりだけではなく、歴史上の人物や映画、ゲーム会社など多様なジャンルのしくじりも扱うようになった。
     今回、カズレーザーが行ったのは「ガセネタに惑わされないための授業」。 
  • テレビ健康診断 第794回 戸部田誠(てれびのスキマ)「コント業界に革命を! 第7世代の優しく愛らしい生放送」『お助け!コントット』テレビ朝日系 不定期放送

    2020-10-08 05:00  
     いわゆる「お笑い第7世代」のコント師であるハナコ、ゾフィー、かが屋、ザ・マミィによるユニットコント番組『お助け!コントット』(テレビ朝日系)の第2弾が早くも放送された。第1弾が7月に放送されたばかり。異例の早さだ。それだけではない。8月には、まったく同じメンバー、しかも同じ局で、スタッフだけは違う『東京 BABY BOYS 9』というコント番組も放送されているのだ。もともとゾフィーの上田、かが屋の加賀(今回は休み)、ハナコの秋山、ザ・マミィの林田で「コント村」というライブを開催している仲。即完売する人気ライブだ。「村長」の上田は、「それだけコントの熱い話を聞きたい人間が山程いるのに食えていないやつが多すぎる」とコント師たちの現状を訴えていた(AbemaTV『日村がゆく』19年12月11日)。 
  • テレビ健康診断 第791回 戸部田誠(てれびのスキマ)「裏話満載の生トーク番組で半沢が見せたサービス精神」『生放送!!半沢直樹の恩返し』TBS系 9/6放送

    2020-09-17 05:00  
    「一体どうしてこういうことになったの? 白状しちゃいなさいよぉ」
     黒崎(片岡愛之助)が、半沢(堺雅人)と渡真利(及川光博)に厭らしい表情で詰め寄る。これに眉間にシワを寄せ答える半沢。
    「放送に間に合わせるべく全力で挑んでまいりました。しかし、感染を予防しながらの撮影で、どうしてもスケジュールが延びてしまい、今日の放送を見送らざるを得ないことになりました」
     そんなしっかりと作りこんだ“半沢コント”から始まったのが『生放送!!半沢直樹の恩返し』(TBS)だ。第8話の撮影が間に合わず、キャスト陣による生トーク番組に差し替えられたのだ。笠松役の児嶋一哉からは「あれを撮る時間があったら本編撮れるんじゃない?」という当然のツッコミが入るが「恩返し」というタイトル通りのサービス精神だろう。もし、一昔前のようにレギュラーのコント番組があれば間違いなくパロディコントが作られていたであろうドラマだが、それを本人たちが全力でやってしまうのだからスゴい。 
  • テレビ健康診断 第785回 戸部田誠(てれびのスキマ)「日本一目線が低い! ドローンネズミでお宅訪問」『電気ネズミとチーズ泥棒』テレビ東京系 7/20(月)放送

    2020-07-30 05:00  
     次に何をやってくれるのだろう? そんな期待を抱かせる作り手がいる。その筆頭が『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズを手がけているプロデューサー・上出遼平だ。ヤバい人たちの食事を撮るという手法で極限のリアルを見せてくれたが、彼が企画・演出した番組はこのシリーズのみだった。上出Pの次の一手が見たい。そんなハードルが高く上がりきった状況で彼が出してきたのは「日本一目線が低いタレントお宅訪問番組」と銘打たれた『電気ネズミとチーズ泥棒』(テレビ東京)だ。内容が一目瞭然なわかりやすい番組タイトルがトレンドの昨今で、まったく意味不明なタイトル。しかも、メインキャストは何をやってくるか予測不能な芸人である野性爆弾のくっきー!だ。その訳がわからなさほど、興味をそそられる。 
  • テレビ健康診断 第782回 戸部田誠(てれびのスキマ)「コロナ禍の変化が描かれた秀作揃いだった」『あのとき、タクシーに乗って』NHK総合 6/22(月)放送(『ストーリーズ』シリーズ)より

    2020-07-09 05:00  
    『ストーリーズ』(NHK総合)は、ナレーションを一切使わない「ノーナレ」、事件のその後や周辺を追う「事件の涙」、ある場所に100台のカメラを設置する「100カメ」といったこれまで不定期で放送されていたドキュメントシリーズをまとめた30分枠の番組だ。
     6月の放送は、コロナ禍での変化が描かれた秀作揃いだった。81歳になった漫画家・ちばてつやに密着した「屋根裏のちばてつや」では、徐々にコロナの影が色濃くなっていく過程がちばの日常を通して克明に描かれ、新宿で老舗の麻雀店を営んでいる母をディレクターである娘が追った「新宿ダイアリー」はコロナ直撃で翻弄され苦悩する姿に迫った。「誇り高き悪魔 KISSジーン・シモンズ」ではミュージシャンの側面だけでなくビジネスマンとしてのジーンの側面も描いた。 
  • テレビ健康診断 第779回 戸部田誠(てれびのスキマ)「東大生の“壁”をリモートで実現 逆境からの再開だ」『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』フジテレビ系 6/6(土)放送

    2020-06-18 05:00  
    「この番組が一番“超逆境”じゃないか」
     司会の佐藤二朗がそう苦笑いするのが『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』(フジテレビ)だ。約3ヶ月ぶりの放送となる2時間スペシャルの冒頭は、お詫びのテロップから始まった。「人数が不足した場合、『解答権のないエキストラ』を番組に参加させていました」と。この事実が報じられて以降、しばらく放送がなかったため、打ち切りも噂されていた。その裏ではコロナ禍で収録ができない状況をなんとか打破しようとスタッフはもがいていたのだ。何しろ、この番組は挑戦者に対して99人が“壁”=ブロッカーとなる“三密”の権化のようなクイズ番組。この休止期間、「100人が同じシステムの中に入る」「タイムラグがない」「それぞれが家でボタンを押すとMC・佐藤二朗のいるスタジオで解答音が鳴る」といった理想を技術スタッフに伝え、解答者がリモートで参加できる独自の早押しアプリを開発したという(「マイナビニュース」20年6月6日)。コロナ収束後も様々な形で活用できそうなシステムだ。
     今回は、99人の東大生が自宅からリモートで“壁”になった。 
  • テレビ健康診断 第776回 戸部田誠(てれびのスキマ)「何度も同じ人に声をかけてしまうミステリー」『家、ついて行ってイイですか?~特別編!』テレビ東京系 5/13(水)放送

    2020-05-28 05:00  
     終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに自宅へついて行き、その生活を取材する『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)の4時間半特番。コロナ禍の現在は新たな撮影はできないため、大半はこれまで登場した中から特に記憶に残る人たちのVTRを再放送し、リモートで取材した「その後」を加える形。
     中でも特に印象深かったのは、武漢出身の女性モデルだ。三島由紀夫を愛読する彼女は、元々、山田涼介が好きで日本語を勉強し始めたと照れくさそうに笑う。モデルの仕事はなかなかうまく行かず「私、生きていけるかな……」と悩んでいた。そんな彼女は現在、武漢にいた。 
  • テレビ健康診断 第770回 戸部田誠(てれびのスキマ)「不祥事芸人を画面から消す風潮への痛烈な皮肉?」『水曜日のダウンタウン』TBS系 水 22:00~

    2020-04-09 05:00  
    「この番組は2月8日に収録したものです」
    『水曜日のダウンタウン』(TBS)の冒頭、画面上部にそんなテロップが表示された。なにかあったかな? と思ったが思い当たるところはない。今のご時世だから、新型コロナの感染防止にそぐわないVTRがあったのかな、と漠然と思った。
     番組はいつものようにプレゼンターがスタジオにやってきて「説」を発表。それを検証するVTRを流すという流れで進んでいく。けれど、どこか違和感があった。この日の最初の「説」は「下層YouTuber地獄説」の第2弾。チャンネル登録者の少ないYouTuberの動画のクオリティの低さを紹介するもの。VTRが進むにつれ違和感の正体に気づいた。いるはずの人がいないのだ。こうしたヒドめのVTRを見ると誰よりも大笑いをしてワイプで抜かれていた男が。
     浜田雅功だ。 
  • テレビ健康診断 第767回 戸部田誠(てれびのスキマ) 「時に客を置いていくことも厭わぬ野田クリスタル」『R-1ぐらんぷり2020』フジテレビ系 3/8(日)放送 19:00~

    2020-03-18 05:00  
    「無観客で良かったわ!」
     審査員の陣内智則がななまがり・森下のネタを見終わって思わずそう叫んだ。森下は、上半身裸になって自分の乳首を自ら隠そうとするが、意に反して(?)、乳首を隠すことができないというあまりにもくだらないネタで最高だった。もし例年どおり、観客がいれば悲鳴があがってしまいそうだ。けれど、この日の『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ)は新型コロナウイルスの影響で異例の無観客。鳴り響くのはスタッフや審査員の笑い声だけ。芸人の晴れ舞台といえる賞レース番組としては少し寂しい状況になってしまったのだ。
     そんな中で圧倒的な存在感を見せつけたのが、マヂカルラブリーの野田クリスタル。 
  • テレビ健康診断 第764回 戸部田誠(てれびのスキマ)「脱線に次ぐ脱線。太田と伯山の毒舌相談室」『太田伯山』(『お願い!ランキング』内)テレビ朝日系 水 24:50~

    2020-02-27 05:00  
     2月11日、講談界の大名跡「伯山」を襲名した神田松之丞改め六代目神田伯山。この襲名に伴いいくつかのテレビ・ラジオのレギュラー番組名が変わった。『太田松之丞』改め『太田伯山』(テレビ朝日)もそのひとつだ。こうしたことは近年あまり例のないことだ。そもそも、昨今、伝統芸能の芸人が冠番組を持つこと自体異例なのだから。
    『太田伯山』は、『お願い!ランキング』内で不定期に放送されている爆笑問題・太田光と神田伯山によるトーク番組。『太田松之丞』時代からの大きな変更点は、以前は別スタジオでモニタリングしていた田中裕二が、同じスタジオに入り進行に加わったこと。通常は視聴者から寄せられた悩み相談に二人が答えていくが「悩みに答えない毒舌相談室」の副題のとおり、ストレートに助言することはほぼなく、脱線に次ぐ脱線で何の話をしていたかわからなくなることも少なくない。