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記事 73件
  • 阿川佐和子のこの人に会いたい 第1261回 坪田一男〈慶應義塾大学医学部眼科学教室教授〉

    2019-06-13 05:00  
    国内のレーシック手術の先駆者である眼科医の坪田さん。子どもが近視になる原因は外で遊ばないことだった!? 近視以外にも、レーシック手術や、白内障、緑内障、老眼といった、眼にまつわる最新の知見をうかがいました。 
  • 夜ふけのなわとび 第1606回 林真理子 「私はアナログ」

    2019-06-13 05:00  
     私のうちは住宅地にあるので、タクシーをつかまえるのが大変だ。
     朝はまず無理と考えた方がいい。十時を過ぎると、ぽろぽろ無線の電話がつながりはじめる。
     だから「JapanTaxi」のアプリが出来た時はどんなに嬉しかったことか。テレビのCMでも盛んに宣伝している。呼べばすぐそこに来てくれると。
     しかし、これでタクシーをキャッチするのは、無線で呼ぶよりもむずかしいことがわかった。私がスマホと格闘している間、ハタケヤマがさっさと電話でタクシーを呼んでくれる。こちらの方がずっと早い。
     ある時タクシーに乗っていたら、無線で、
    「何々さま、キャンセルー」
     という声が入った。
    「お客さん、これ、JapanTaxiで呼んだ車ですよ。キャンセルしてるでしょう。しかも二台」 
  • 伊集院静の「悩むが花」第407回 「家に帰るのが楽しみって亭主が何人いると思っとるの」

    2019-06-13 05:00  
    Q 二十歳年下の女性と結婚しました。初婚の上に若く美しい妻なので、家に帰るのが毎日楽しいです。ところが、同僚からは「そのうち話や価値観が合わなくなるぞ」とか、「夜の生活に満足できない妻に浮気されるぞ」と脅されます。「子供がいないと会話がなくなるぞ」とも言われました。歳の離れた夫婦が長続きする秘訣を教えていただけないでしょうか。(45歳・男・自営業)
     
  • ツチヤの口車 第1100回 土屋賢二 「仕事に関する七つの法則」

    2019-06-13 05:00  
     小学校では、仕事算や植木算などの問題を解かされる。たとえばこうだ。
    「半径八十メートルの池のまわりに木を二人が五メートルおきに植えようとしています。Aさんは一日に五本植えますが、五日に一日サボり、Bさんは一日に四本植えますが、三日に一度は病欠し、五年に一回忌引きをとります。二人が同時に逆回りに植えて行くと、池の水を全部抜くのに何日かかるでしょうか」
     こういう問題のせいで算数が嫌いになった人も多いだろう。わたしは植木と仕事が嫌いになった。 
  • いまなんつった? 第540回 宮藤官九郎 「何でも自分の事だと思わないで!」

    2019-06-13 05:00  
     ガチャガチャした映画を作るくせに、観客としては地味で静かな映画に惹かれてしまう。歳かな。
     アベンジャーズ、見たら面白いのは分かってるけど、目まぐるしいバトルと熱量と長尺、今の俺にはチャージが足りない。
    『希望の灯り』というドイツ映画を観ました。
     なぜ観ようと思ったか。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1100回 「LUNA SEAの五人が集まる理由が新曲を聞いてわかった気がした」

    2019-06-13 05:00  
     河村隆一のソロ名義の作品には何か不思議な魅力がある、といったようなことは、かつて私もこの欄で書いた記憶があるが、一旦解散ののち活動を再開した“バンド”の方の音に関しては、そういえばちゃんと聴いてこなかったかも。
     そんな訳で、今回久しぶりに味わうLUNA SEAのシングルなのだが、いくつか感じたこともあったので、素朴に感想を述べていきたいと思う。
     その骨子となるのは、河村隆一をはじめ、それぞれのメンバーにとってこのグループとは何なのか? ということである。精神的な部分もあれば、純粋に音のこともある。 
  • 人生エロエロ 第340回 みうらじゅん 「坊主になりたい」

    2019-06-13 05:00  
     人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
     将来、出家をするつもりでいた。
     小学生の頃、仏像の魅力にグッときて、中・高は仏教系の学校に通った。半ば、ノイローゼ。自分ん家が寺でないことを不幸に思い、せめてもの“業界入り”だった。
     その後、仏教系の大学に進み、僧侶の免許を取得。地方に点在するという無住の寺に入り込む計画。そうすれば、もれなく仏像も付いてくる。マイ仏像を前に一日中、タダで拝観出来ると考えたのだが。
     しかし、そんな煩悩を遥かに超えた思春期の嵐に巻き込まれ、しこたま童貞をこじらせることになる。 
  • 川柳のらりくらり 第760回 選・柳家喬太郎 お題「貯金箱」

    2019-06-13 05:00  
     先週の原稿を書き終えて、さて次回のお題は何にしようか……と、ぼんやり自室を見回していたら、埃をかぶったカネゴンの貯金箱に、ふと目が止まりました。カネゴンって、そう、ウルトラQに登場した、お金を食べるコミカルな怪獣、カネゴン。デフォルメされたカネゴンが、中身空っぽのまま、部屋の片隅にキョトンと佇んでおりました。
     そういえば、貯金箱なんてずいぶん長い間、使ってないな。資産運用なんて縁の無い僕は、普通預金を銀行に預けているだけです。でも今どき、利息なんて無きに等しい。だったら、貯金箱にチャリンチャリンでも変わらないのかもしれません。では今週ものらりくらりと。 
  • 町山智浩の言霊USA 第484回 「Charm Offensive(魅力攻勢)」

    2019-06-13 05:00  
     チャーム・オフェンシブ(魅力攻勢)――
     コロンビア大学の日米関係の専門家ジェラルド・カーティス教授は、トランプ大統領に対する安倍総理の外交姿勢をそう呼んだ。
    「魅力攻勢」とは本来、政治家が有権者の喜ぶことばかり言って票を得ようとすることだが、安倍総理はトランプを誰よりも手厚くもてなして、交渉を日本にとって有利に導こうとするということ。さすが、「外交の安倍」。
     今回も改元後、初めて新天皇に挨拶する国賓という名誉をトランプに授けようと、日本に招いた。その名誉に今ひとつピンとこないトランプを「200年以上で初めての機会です」「スーパーボウルの100倍大きなイベントです」と口説いて。目的のためなら天皇陛下すら利用する、安倍総理の素晴らしいガッツがにじみ出た殺し文句だ。 
  • 臆病者のための楽しい人生100年計画 第8回 橘玲「性愛編 『性愛こそすべて』の時代が到来した」

    2019-06-13 05:00  
     ビートルズが「愛こそはすべて(All You Need Is Love)」を発表したのは1967年で、ジョン・レノンが「君に必要なものは愛だけさ」と歌った。
     当時はベトナム戦争が泥沼化し、アメリカでは若者たちによる反戦運動が拡大していた。そんな時代を背景に、レノンはLoveに「平和をもたらす希望」の意味を込めたのだ。
     しかしその後、愛によって社会的な問題を解決できるという希望は急速にしぼんでいく。それにともなってひとびとの関心も、家族や恋人などとの親密な関係に集中していった。こうして「性愛こそすべて」の世の中が到来した。