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記事 817件
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第30回 桑田佳祐「日本じゃ何でも『道』になる」

    2020-08-06 05:00  
     柔道、剣道、合気道。茶道、華道にエロ道、任侠道、カラオケ道、フェリーニの『道』なんていうものまで。
     日本人の「道」好きは、ホントに筋金入りである。何でも「道」にしておいた方が、どこか安心出来るというものか?
     ま、いかにも「極めてる」感じがするもんね、「道」を説いたり、それに従っている方がラクっていうか。
    その(1)【ポンタさんのドラム道】
     かつて私もよく演奏でご一緒させて頂いた、日本が誇る名ドラマー、村上“ポンタ”秀一さん。
     彼の演奏はおろか、生き様や楽器に対する態度もまた、「ポンタ道」「ドラム道」を追求してやまないと思えるものだった。 
  • 阿川佐和子のこの人に会いたい 第1310回 河岡義裕〈東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長〉

    2020-08-06 05:00  
    新刊『新型コロナウイルスを制圧する』を上梓した、ウイルス学の世界的権威の河岡さん。開発中のワクチンの話から、抗体についての素朴な疑問、そしてウイルスに対する、日本の初期対応への評価もうかがいました。
     
  • 夜ふけのなわとび 第1660回 林真理子「ワルグチの根元」

    2020-08-06 05:00  
     ワイドショーのコメンテーターというのは、そこそこ有名な人がやるものだと思っていた。
     しかし詳しい人が言うには、単にプロデューサーの知り合い、という人もレギュラーになれるらしい。
     そしてごくまれであるが、背筋がざわっとするような人が登場してくることもある。
     私はこのあいだまで、某出版社のカリスマ編集者とかいうのが出てくるたびにチャンネルを変えていたが、セクハラ問題で降板してくれて本当によかった。
     だけどもう一人残っている。外見、態度が尋常ではない。最初見た時から、ヤダッと心が拒否していた。
     2チャンネルの元管理人だと。こういう人が表に出てくるのは間違っている。人の心の暗黒を集める仕事を始めたんだったら、一生陽のあたる場所に出てくるべきではない。
     同じように「噂の真相」の元編集者の肩書きで、平気で雑誌に書いている女性ライターもいるけれど、彼女もそう。
    「裏社会を歩きます」
     と決めたんだったら、それを貫くか、全く別の仕事をするかだ。 
  • 伊集院静の「悩むが花」第438回「コロナを怖れ、近づかぬことに徹することだ」

    2020-08-06 05:00  
    Q 先生がくも膜下出血から回復されたことを知り、大変嬉しく思いました。でも、私はコロナにかかるのではないかと不安な日々を送っています。これからコロナとどうむき合えばいいのでしょうか。(36歳・女・専業主婦) 
  • ツチヤの口車 第1157回 土屋賢二「高齢者の読書離れ」

    2020-08-06 05:00  
     一か月に一冊も本を読まない人は、日本人全体の半数近くにのぼる。驚くことに、一か月に一冊も読まない人が一番多い年齢層は七十代だという。たぶん二百歳以上の人を調べれば、読む人はほぼいないことが判明するだろう。
     なぜ高齢者は本を読まないのか。視力が衰え、小さい活字が見づらいためかもしれない(視力が劣化していない幼児向けの本はなぜか活字が大きい)。だが、視力はなくても、高齢者には資力と時間がある。 
  • いまなんつった? 第597回 宮藤官九郎「放送は8月10日です!」

    2020-08-06 05:00  
     冒頭から堂々と宣伝させて頂きます。NHKで単発ドラマ『JOKE~2022パニック配信!』というドラマを、生田斗真くん主演でやります。8月10日放送です。
     制作するに至った経緯が非常にレアなので、その話をします。
     覚えてますでしょうか。昨年の今頃、芸人さんが立て続けに不祥事を起こし、謝罪会見、そして自粛という魔のループが繰り返されたこと。ネットやSNSで集中砲火を浴び、民放各局は対応に追われ、お茶の間の顔が突然TVから消える。気の毒に思うと同時に違和感もあった。
     そもそもテレビじゃなきゃダメなのかな。
     若者がテレビを観ないと嘆く一方で、YouTubeから多種多様な才能がテレビに流れている。そろそろテレビに見切りをつけて、動画配信に活路を見出す若手芸人が出て来るんじゃないか? という発想からプロットを組み立てました。
     干された自粛芸人が、謝罪する代わりに自宅から動画を配信したら、TVに出てた頃より知名度も収入もアップして、すっかり天狗になる。ところが生配信中に1本の脅迫電話がかかって来る。姿の見えない敵に脅かされ、視聴者が無責任に投稿するコメントに翻弄され……。監督の水田伸生さんも面白いと乗ってくれたのですが、現実に追いつかれてしまった。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1156回「きよしが“明治座感”を出さず世界基準のフロア感を出していた」

    2020-08-06 05:00  
     いつの間にかCDが配信/データものに取って代わられつつあるこの時代にひとつ実感するのは、シングルという概念のますます古臭くなっていっていることだろう。その先に待っているのが、果たしてチャートの陳腐化なのかどうかはまだ何ともいえないが、ネットなどで見て、面白いなと思った楽曲が、実はシングル盤にはなっていないというケースが増えたのはたしかだ。
     そうした状況と関係があるのかどうかはともかく『キニシナイ』もシングルになっていない。残念なことである。
     ある日TVをつけたら、氷川きよしの最新MVが話題だった。なんでも本人のディレクションで、iPhoneで撮影が行われたのだという。それは興味深い。どんな感じなのかいなと待っていると、動画が始まった。そしたらば、絵も音もやたらとカッコいいのである。それで、これはてっきり次のシングルなのだろうと、早とちりをしてしまった。
     この頁には、始まって以来、取
  • 人生エロエロ 第397回 みうらじゅん「初恋のキミ」

    2020-08-06 05:00  
     人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
     いろいろあるのが人生だけど、その時の気持ちまでよーく覚えてるのは初恋と初体験である。でも、初恋の思い出というものは後に随分、美化してきた気がする。
     初恋の人と添い遂げたケースを『新婚さんいらっしゃい!』で何組か見たが、中には互いが初恋の相手で、しかも初体験がその相手という夫婦もいた。
     そんな初ものづくしのラブ・クレイジーこそが“赤い糸で結ばれてた運命の人”というものであろう。
     しかし、大概は初恋と言っても名ばかりで、どちらかが勝手に初片想いをしたに過ぎないわけで―― 
  • 川柳のらりくらり 第817回 選・柳家喬太郎 お題「プラモデル」

    2020-08-06 05:00  
     さて今週のお題はプラモデル。
     プラモデルかぁ、プラモデルねぇ。もう何年作ってないだろ。いや何十年かな。なんだか懐かしいなぁ。
     好きな方は本当に好きですよね、プラモデル。精巧な大作を、じっくり時間をかけて丹念に組み立ててね。色だって、本物より本物らしく塗装して、惚れ惚れするような作品を作り上げる方がいらっしゃいます。
     僕はね、そんな凄いの作った事ありません。中学生の頃かな、少ない小遣いでも買える、簡単な、はめこむだけで出来上がるようなやつ。ロボダッチってシリーズが好きだったな。学校に持ってって先生に叱られたもんでした。 
  • 町山智浩の言霊USA 第539回「Get in Good Trouble.(いいトラブルに身を投じろ)by ジョン・ルイス」

    2020-08-06 05:00  
    「Don’t get in trouble(トラブルに巻き込まれないでね)」
     出かける息子にアメリカのママがよく言う言葉。「いい子にしてるのよ」的なニュアンスだ。
     逆に「トラブルに身を投じなさい」と言ったのは、7月17日に80歳で亡くなった連邦下院議員ジョン・ルイスだ。「いいトラブル。必要なトラブルにね」。
     ルイスは1940年、人種隔離が続く南部アラバマで黒人の小作人の家に生まれた。1955年、アラバマ州都モンゴメリー市のバスが白人席と黒人席に分けていたことに抗議して、キング牧師がバス・ボイコットを指揮した。これでバスの人種隔離を撤廃させるのを見た当時15歳のルイスは公民権運動に目覚めた。