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記事 97件
  • THIS WEEK【国際】“プーチンの戦争”に反対したベラルーシ外相急死の波紋

    2022-12-01 05:00  
     十一月二十三日、アルメニアの首都エレバンで開催された旧ソ連六カ国による集団安保条約機構(CSTO)首脳会議。この会議の場で、ロシアの求心力低下があらわになった。
     会議では侵攻に批判的なカザフスタンのトカエフ大統領が「和平を模索する時が来ている」と発言し、アルメニアのパシニャン首相は、「CSTOの機能不全」とロシア中心の体制を批判した。プーチン大統領はいつも通り「我々は結束している」と訴えたが、首脳会議に目立った成果はない。
     その中で、プーチンの“盟友”ルカシェンコ大統領率いるベラルーシの動きに注目が集まっている。開戦後もプーチンを支持し続けるルカシェンコだが、自国への参戦要請だけは断り、今回の首脳会議でも「流血を終わらせ、和平交渉が必要」と強調した。 
  • THIS WEEK【国際】観光大使就任で250億円 W杯でベッカム大炎上の理由

    2022-11-24 05:00  
     十一月二十日にカタールで開幕した中東初のサッカーW杯。ただ欧米ではカタールの人権軽視の姿勢に、開催が決定した二〇一〇年から批判が相次いできた。
     カタール側もそれに応えようと西欧化を一部では受け入れた。しかし同国では同性愛は犯罪とされ、イスラム教徒であれば死刑の可能性もあるなど価値観の違いは大きい。英ガーディアン紙は二〇二一年に「W杯の開催決定後、六千五百人以上の移民労働者が死亡し、三十七人がスタジアム建設に関わっていた」と報じた。今年八月には、賃金未払いに抗議した移民を国外追放したことも明らかになった。
     出場国が大会をボイコットすることはなかったものの、一部のチームの主将がLGBTQの象徴である虹色のキャプテンマークを着用する動きもあるという。 
  • プーチン敗れたり「ロシア兵悲鳴録」

    2022-11-17 05:00  
    「これが世界第二位の軍隊かよ!」
     ある動画の中で、ずぶ濡れのロシア兵はそう不満をぶちまけた。十一月十一日、ウクライナ南部の主要都市ヘルソンからロシア軍が撤退した。ロシア軍の兵士たちは、まさに生き地獄を味わっている。 
  • THIS WEEK【国際】金正恩に貰った犬を“政治利用” 新旧韓国大統領の無責任バトル

    2022-11-17 05:00  
     梨泰院事故の衝撃が収まらない中、韓国ではある犬を誰が飼育するかを巡り議論が起っている。この犬は、二〇一八年九月に行われた北朝鮮との南北首脳会談の際に、金正恩総書記が当時の文在寅大統領にプレゼントした「プンサン(豊山)犬」だ。豊山犬は虎を捕まえるほど勇猛な犬種とされる。
     文氏は、在任中オスとメスの二匹を青瓦台(大統領府)の公邸で飼っていた。 
  • 北朝鮮ミサイル乱射「日本5つの危機」

    2022-11-10 05:00  
    「北朝鮮は昨年の党大会で『国防五カ年計画』を打ち出し、ミサイル開発を加速させています。去年は六回でしたが、今年はすでに六十回もミサイルを発射しています」(外信部記者)
     そんな中、日本を襲う「五つの危機」とは――。 
  • THIS WEEK【国際】梨泰院圧死事故で警察vs検察 支持率29%尹政権の機能不全

    2022-11-10 05:00  
     韓国人が使う自虐的な表現に「○○共和国」がある。朴槿恵大統領(当時)は二〇一六年四月、非公開の内部会議で「わが国はチキン共和国なのか」と怒った。中高年層が退職した後の選択肢が、チキン店など自営業しかない現実を嘆いた言葉だ。
    「今の韓国は、検察共和国だ」。今月来日した、韓国進歩(革新)政権の元閣僚はこう嘆く。彼は十月二十九日に発生した梨泰院圧死事故も、「検察共和国」が引き起こした惨事だと力説する。「政府の要職に検事ばかりが起用されている。だから、梨泰院の事故に対応できなかったのだ」という。 
  • 韓鶴子ご一行 ラスベガスカジノで「64億円豪遊」文書入手

    2022-11-02 05:00  
     アメリカ南西部ネバダ州の砂漠地帯。夜通しネオンが煌めくラスベガスは世界最大級のカジノ都市だ。金と欲望が渦巻くこの眠らない街は、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と浅からぬ縁で結びつく――。 
  • 「プーチンの兵士」の阿鼻叫喚 装備は自腹、死傷率5割

    2022-11-02 05:00  
    〈何のために国民を戦争に送るんだ? 一九四八年製のヘルメットだと?〉
     布がほつれ、青いガムテープで補修された防弾チョッキを手にカメラを睨む若者。「動員されたロシア兵らの訴え」とされる写真に付けられたコメントだ。 
  • THIS WEEK【国際】「赤いファイル」に執着… 胡錦濤「強制退席」の真相

    2022-11-02 05:00  
     中国共産党の前総書記で国家主席でもあった胡錦濤氏(79)が第二十回党大会の閉会式(十月二十二日)の会場から追い出された衝撃的事件の真相を巡って様々な説が飛び交っている。
     胡氏の率いる共産主義青年団派が徹底排除された人事への抗議として、胡氏が党規約の改正を巡って内部会議で習近平総書記に強く反対していたことが原因ではないか、との新たな説が出てきた。
     海外メディアが撮影した三分余りの党大会の動画では、胡氏は自分の前に置かれた赤いファイルの中にある文書に終始こだわっていたことが分かる。 
  • THIS WEEK【国際】「戦争準備だ」台湾が戦慄した習近平 一人勝ちの“10年人事”

    2022-10-27 05:00  
     サプライズの連続だった。中国の将来を決める中国共産党の第二十回党大会は終わってみれば習近平総書記の一人勝ち。事前のメディアの予想はことごとく外れた。中国という人口十四億人を有する巨大国家は、外からの合理的な分析が一切通じない本当の独裁国家になったことを物語る。中国国内でも、大会の前からトイレのあちこちで「独裁はいらない、民主が欲しい」という書き込みが広がったとされているが、もはやそこしか理想を表現する場所はなくなったという人々の絶望を示している。