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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第13回「政治・宗教・野球・芋煮」
2024-11-14 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第12回「落語家らしい一日」
2024-10-31 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第11回「家内同伴」
2024-10-17 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第10回「上野も寂しくなるね」
2024-10-03 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第9回「もうええでしょう~」
2024-09-19 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第8回「ようやく夏休み」
2024-09-05 05:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第7回「ファイナルアンサー?」
2024-08-28 08:00 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第6回「理事のお仕事」
2024-08-28 07:006月21日(金)
朝、ニッポン放送『あなたとハッピー!』生放送。そのあと寄席のかけもちで上野鈴本→新宿末廣亭。21日は10日興行の初日、縁起を担いで『狸の札』を口演。「興行の客入りが良くなる」「芸人が面白くなり売れる」のを、俗に「化ける」という。ということで狸や狐のような化ける動物の噺は縁起が良い。あと泥棒の噺ね。「財布を狙う」=「実入りが多くなる」ということで縁起良し。『ガマの油』はサゲ間際で「腕を刀で切ってしまう」=「金が身に入る」ということで縁起良し。コジツケですけどね。夕方の新幹線で静岡、在来線で清水へ。この秋に真打昇進予定の弟弟子、朝之助改め春風亭梅朝(ばいちょう)と「しみず寄席」なる地域寄席に出演。満員御礼。終演後、梅朝の母上とご姉兄様が楽屋に挨拶に来てくれた。兄上が梅朝そっくり過ぎて驚く。打ち上げを失礼して静岡へ戻るタクシーの車内で、落語会も開いている寿し鐵さんへ電話。にぎ -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第5回「おーい、中2のときのオレ!」
2024-08-28 07:006月7日(金)
ニッポン放送『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』の生放送→上野鈴本→夜、我が故郷、千葉県野田市での独演会。主催者が野田のソウルフード「ホワイト餃子」を楽屋に差し入れしてくれた。しかも焼きたてだ。本来出前はやらないのだがホワイト餃子本店さんの御厚意。46歳中年男性でも20個は余裕でいける小ぶりでまるまるとした可愛いフォルム。そしてなにより冷めても美味いのがこのホワイト餃子。いや、私はむしろ冷めたほうがいける。夜中、トイレに起きた時、ふらりと台所に立ち寄りつまみ食いするホワイト餃子はなにかヤバいモノが入ってるのでは? と思うぐらい中毒性があるのだ!!……ホワ餃のおかげで独演会のことはまるで覚えていない。 -
春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第4回「うちのロビーで儲けるな!」
2024-08-28 07:005月27日(月)
昨日は大阪で落語会。一泊して帰京し、そのまま映画の試写会に渋谷へ。キャリーケースをガラガラ引きながらスクランブル交差点を過ぎるといつもと風景が違った。東急百貨店が解体されて穴が開いたようになってるじゃないか! 渋谷にはなんの思い入れもないが「あー!」とけっこうな大声が出た。恥ずかしい。映画『マミー』鑑賞。1998年の和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚は本当は無実なのではないか……という視点に立つ、事件の検証とその家族を追うドキュメンタリー作品。新たな証言や事実を掘り進んでいくと作り手も妙なアドレナリンが吹き出すのだろう。ドキュメンタリーを観ていると作り手側のリミッターが外れる瞬間がある。終盤「おいおい、マジか」と声が出そうになったが我慢。8月3日公開予定。必見。
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