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山田玲司のヤングサンデー 第201号 2018/8/27
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わかっているけど、フラれるのは辛い。
好きな人に「あなたはいらない」と言われるのだから、これはもう世界の終わりだ。
漫画家にとっての「フラれる」は「打ち切り」だ。
毎週始まる「新連載」でヒットする漫画はほんの数パーセントにすぎない。
実際長く続くヒット作は10本に1本あるかないかだ。
世間では「売れた漫画」の話しかしないので、90%以上の「切られた漫画」の話はしない。
かくして「ほとんどの漫画」が「シュレディンガーのネコ」となる。
ところが。
歴史的名作には「打ち切り作」が多いのだ。
ああ・・
また僕はこんな事を書いてる。
なんで書いているかと言えば、先週の「主題歌決定戦」がその理由だ。
もちろん選ばれた曲は最高だし、なんなら毎日聴きたいくらいなんだけど、やっぱり僕は「選ばれなかった曲」の方に気がいってしまって今回も苦しかった。
とにかく僕の人生の大半は「努力しても選ばれなかった」事だからだ。
今回も「この曲が選ばれないの?」という事が多くて参った。
ところが、そんな悪魔の選考バトルの裏では、今やすっかり盟友となったヤンサン音楽部の連中がリアルタイムでチャットしてたみたいなのだ。
みんなそれぞれ自分の曲を応募している。
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