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記事 5件
  • 山田玲司のヤングサンデー 【第159号】憂鬱に効く「鳥作戦」

    2017-10-30 07:00  
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    いくら「ご機嫌」に生きて生きたくても憂鬱な気分はやってくる。

    ここの所。「ものすごく楽しい事」が沢山あって、それはもう最高の日々ではあるのだけど、そうもいかない「悪い知らせ」ってのも容赦なく届くもので・・。


    その多くが「売れない」だの「努力が認められない」とかいう、「いつものやつ」なんで、それはそれで「対処法」はあるし、「心の筋肉」だけはマッチョなんでなんとかなるんだけど。

    今回の「総選挙」には久しぶりにうんざりした。


    あれだけ「国民は現政権に怒っている」という話があって、無党派層も今回ばかりはさすがに投票に行くかもしれない、とか聞いていたので少しは「でたらめ政府の終焉」に期待していたのだ。

    今週の放送で僕は「ペルム紀に興味があるんだよ!選挙なんかどうでもいい」みたいな事を口走ってたけど、そんなわけない。

    選挙は「命の問題」だ。
  • 山田玲司のヤングサンデー 【第158号】トルコハラスメントとハリウッド女優

    2017-10-23 07:00  
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    その時僕らは「イスラムのヒゲ男」に陵辱されていた。
    事件が起きたのは、ヤンサンのサロン、ゴールドパンサーズ(通称ゴルパン)のオフ会の打ち上げの時だった。
    オフ会はいつものワニスタで、おっくんの旅仲間のジェダイとあずみんを招いて「旅トーク」だった。
    いい感じに盛り上がって、おっくんオススメの「うざいおっさん」がいるトルコ料理屋に行こうという流れだった。
    店には絨毯が敷かれ、でかいラクダのオブジェがあり、天井1面に華やかなトルコランプが下がっていて、まさに「イスラム」という、いい雰囲気。
  • 山田玲司のヤングサンデー 【第157号】「とんねるず」という弱者

    2017-10-16 07:00  
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    その頃、暴れていたのは彼らだけじゃなく、高田純次や、鶴太郎や、鶴瓶なんかも暴れてはいたのだけど、とんねるずの暴れ方は1つ違っていた。
    彼らは巨大なテレビカメラを引き倒し、破壊した。
    定かではないが、それは数千万もするカメラだとか言われていた。
    その時代、みんなが「とんねるずの番組」を観ていた。
    僕もまた、そんな彼らが「退屈で保守的なお笑いの世界」で革命的な悪ふざけしているのを「新鮮な驚き」をもって観ていた。
    とんねるずは、よく制作スタッフの個人名を口にした。
    芸能事務所や、テレビ局内部の力関係をギリギリのラインまで暴露しているように見えた。
    そして、彼らは無名の事務所から出てきた「その辺にいる元高校生」だった。
  • 山田玲司のヤングサンデー 【第156号】「ネアンデルタール人」になりそうな人のために

    2017-10-09 07:00  
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    ヤンサン3周年祭りのイベント放送は終わりに近づいていた。

    僕はこのイベントのまとめに「ネアンデルタール人が滅んだ話」を用意していた。

    要約すると、約20種類も現れた人類の祖先の中で最後に残ったのは「言葉が使えたホモ・サピエンスだけだった」という話だ。

    当時栄えていた「もう1種の旧人類」ネアンデルタール人は、身体も大きく寒さにも強かったのに、たまたま「声帯の位置が高かった」ために「言葉」が使えず、仲間と情報交換できなかったために滅んでしまったという。

    つまり「自分の体験」や「考え」を人と共有する事で、我々の祖先は生き残ったわけだ。
  • 山田玲司のヤングサンデー 【第155号】こんな時代に効く映画とは?

    2017-10-02 07:00  
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    ダークナイトでお馴染みのクリストファー・ノーラン監督最新作「ダンケルク」。
    敵を倒すのではなく「仲間を逃がす」という戦争映画は新鮮で、まるでVRのような「1兵士の目線」に特化した演出も素晴らしかった。
    CGを使わないで本物の戦闘機を使った撮影が見せる映像は、戦闘機以外の光る海や空の美しさを引き立てていて、これもまた素晴らしい。
    「こんな美しい空の下で、自分たちが作った地獄に苦しんでいる人類」という存在が本当に哀れで小さく見えてくる。