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山田玲司のヤングサンデー 【第192号】自分の中にいる「誰か」を見えるようにする(寺山修司と山田玲司)
2018-06-25 07:00220pt中には「1日のほとんどを何も考えないで生きています」という強者もいるかもしれないけれど、人間てのは誰かの話を聞いている時でさえ「自分」と話している生き物だと思う。
それは「自分A」と「自分B」の対話である場合もあるし、「あの時の自分」とか「あの時の風景」
「あの時の後悔」などの「自分アーカイブ」と対話している事もある。
「何であいつばっかりいい思いしてんだろう、自分はこんなに頑張ってるのに・・」
なんていう「問い」にも、答えているのはやはり「自分」だ。
1人でいるのに疲れるのはこういう状態ばかりが続いてしまう時だ。 -
山田玲司のヤングサンデー 【第191号】自分の作りたいものは何ですか?
2018-06-18 07:00220ptコラムを書いてくれと頼まれた。
テーマは「自分の作りたい〇〇について」だという。
いい質問だ。
2つ返事で受けてしまったものの、この答えは「何か」を明らかにしてしまう「ヤバい質問」でもある。
「自分の作りたいものは何か?」
よかったらちょっと考えてみて欲しい。 -
山田玲司のヤングサンデー 【第190号】「女にモテない男」から見えること
2018-06-11 07:00220pt女の人に「どんな男が嫌い?」という質問をすると、必ずと言っていいほど出てくる答えに「店員さんに偉そうな態度をとる男」というのがある。
「不潔」や「自慢」などと並んで、かなり不評ポイントが高い。
なのにまだこれをやる男がいる。
特に「年長の男」に多いので情けない。
何でこんなにみっともない事を女性の前でやるのか?
おそらく彼らは「自分は偉いと思われたい」とか「店員はお金をもらっているのだから自分よりも下の立場」みたいな事を無意識に思っているのだろう。 -
山田玲司のヤングサンデー 【第189号】消えた「失恋コンテンツ」
2018-06-04 07:00220pt【コスパじゃねえ】
先週の放送は「バーチャルアイドル」の話だったんだけど、結果的にゲストの「ねりな君」のアイドルへの「ガチ恋話」で恐ろしく盛り上がった。
ねりな君は本気でアイドルに恋をして、年間100公演も追いかけ続けた「本物」だ。
いかに「アイドル」が「仕事」で、それが「虚構」であることはファンはわかっている。
「わかっているけどやめない!」「なぜなら彼女が好きだから!」という「正しい恋愛モード」に心は決まっているのだ。
なので「そんなに追いかけても、貢いでも、彼女は君を愛してはくれないんだから、もっと身近で現実的な相手にしなよ」なんて言葉は聞かない。
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