こんにちは!
今回の相談、皆さんはどう感じますか?ご意見をコメントいただけると嬉しいです!
■雨さん(28歳)の相談
28歳、雨と申します。
過去、アルテイシアさんに相談にのっていただき、何とか優しい男性と交際にまで発展いたしました。ありがとうございました。
まだ付き合って半年程度ですが、大切な出会いだと思い、私の両親にも紹介しました。
しかし、母には交際を反対されています。
その理由は、私が子供を欲しいと思っていないからです。
子供が欲しくない私と付き合うことは、彼の時間を無駄にしていると、親は言います。
確かに彼は将来、普通に子供を育てて家庭を築いていきたいようです。
私も子供自体は嫌いではないのですが、どうしてもずっと自分のことが好きになれず、私のDNAを半分受け継ぐ子供がかわいそうだと思ってしまいます。もし私のような何するにも怖がりで、人目にいつもビクビクしている子供だったら。私は子供に、自分と同じ欠点を見つけて自己嫌悪に陥るのがこわいです。
絶対に子供はいらないという明確な意思もないため、彼にもまだ伝えてはいませんが、母の言う通り、彼の20代という貴重な時間を搾取している罪悪感もあります。
この場に相応しくないような相談でしたら申し訳ございませんが、友達は普通に子育て中、妊娠中であるためなかなか相談できる人がいません。
私は、彼と明確に話し合うべきなのでしょうか。何かアドバイスをいただけると幸いです。
■回答
メールを読んで私が一番気になったのは、
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あと、ご相談の中で「普通に子育てする」というような表現が2回出てきましたけど、普通か普通じゃないかで分けると、私はいつも死にそうになります。子育て中はとくにです。どうにもならない理由で普通じゃなくなることだらけです。
雨さんが死にそうでなければ別によいのですが、私は「普通」という基準も、自分の本当の気持ちをわからなくさせるものだと思っているので、まずはその言葉を使わないことが大事だと思って実践しています。
>>8
>好意を持った人とお付き合いしてるだけの雨さんには、何の責任もないと思います。
>勝手に責任を負わせようとしてくる雨さんのお母さんの考えは、全く理解できません。
私もまったくその通りだと思います!
あと雨さん自身が「子どもを欲しくない自分は普通じゃない」と感じているのかもしれませんね。私も若い頃は「自分は普通じゃない、できそこないだ」というコンプレックスが強くて、彼氏に対して「こんなできそこないの私と付き合うと不幸になる」と思ったりしました。でも夫と出会って「割れ鍋に綴じ蓋」とすごくホッとしたので、やっぱマッチングだな~と感じます。「普通という言葉を使わない」もとても大事なことだと思います!
初めまして。
アルテイシアさんの回答一理あるなぁ、と思ったので私は別視点?での回答案を
出してみたいと思います。
お母様の言う通り別れれば?
です。
で、後悔したらいい。
後悔して欲しいと思っていますが、なんとなく雨さんは後悔しないような気もしました。
子どもを欲しいと思っていないから。
子どもを望まない人とマッチングした方がいいのかもしれない。
後悔しなかったなら、それはそれでアリだし、それも雨さんの人生かなと。
その人生でいいのかは知りませんが。
と、冷たい意見を言うのは、雨さんが自分を嫌いな人だから。
起こってもいない未来をマイナスに想像して、バカかと思います。
雨さんの良いところが半分似るかもしれないじゃないですか。
今流行りの「逃げ恥」の回想シーンで出てくる地味子ちゃんみたいに
悲劇に酔ってませんか?
欠点だってとらえ方次第で長所たりえるし、
代理出産、養子etc という手だってある。
ダメな理由を並べるより出来ることを考えませんか?
それが嫌なら別れるのも、一つの道と思います。
>>10
コメントありがとうございます!葵雪希さんのおっしゃること、よくわかります。ただ親の影響(洗脳)って本当に強力で、変わりたくてもそう簡単には変われないんですよね。
(雨さんのご家庭がどの程度かわかりませんが)田房永子さんの本を読んでも、本人が一番苦しんでいるんだけど、どうしても思考のくせが抜けない。そして本人の苦しみは本人にしかわからない。田房さんも結婚して出産された後もずっと苦しんでいて、紆余曲折を経て、最近ようやく少し楽になれた、というような経緯を作品に書かれています(雨さんには「キレる私をやめたい」「呪詛抜きダイエット」あたりを読んでほしいです)
うちの親は支配系と言うよりネグレクト系で「子どもより自分がずっと大事」という自己愛パーソナリティーだったので、私は「自分は誰にも愛されていない」「そんな自分などどうなってもいい」と自暴自棄になっていました。当時は「自暴自棄はやめろ」と言われても「そんなの自分が一番やめたいけど、でもどうやったらやめられるの?」と苦しんでいました。私も33歳くらいでようやく「もう大丈夫かな」と思えるようになったけど、今でもごくまれに引っ張られることがあります。それぐらい、子どもの頃から受けてきた親の洗脳はキツいんですよね。。でも少しずつでも変われるので、雨さんにもできることをしてほしい、そして少しずつでも自分を好きになってほしいと思います。
以前、発達障害の当事者としてコメントさせていただいたものです。
アルさんはあえて伏せていらっしゃるのかもしれませんが、つまるところ「毒親」というものですよね。
私の両親もそうです。そしてそのことに気付いてみると、毒親育ちの子供ってたくさんいるんですよね。
そしてそういう、「感情の屈折した毒親育ちの子の気持ち」は、そうでない人には全く1ミクロンも想像し得ない。これはある意味、発達障害のそれに近いです。
ですが最近、毒親というのは発達障害よりもっと厄介なのだとわかってきました。発達障害は「行動」の部分で生活に支障が出ることが多いです。もちろんそれにより失敗経験を積み続け、後天的に鬱や自己喪失につながることもあります。
ところが、毒親というのは脳の・・・いや心の奥深く深く見えないところにまで浸透し、支配し、洗脳するんですね。だから小手先の対応や意識の変革ではどうにもならないんです。そして、発達障害というのはある程度の工夫と周囲の支援があれば、プラスに働くこともあるし、少しずつ適応できるようになるんです。
しかし、毒親というのはどうも2つしか解決方法がない。①自分か親が死ぬ。②法的に離縁する。これは恐ろしいことです。極論で言うとどっちかが死ぬしか無いんですね。
しかも、毒親というのは往々にして死んだ後も支配するわけです。たとえば親が作った借金、親が言いふらした親戚への子供の悪口等々・・・親が死んでも毒親から逃れられない人も多いのだそう(ex: 松本耳子さん)。
そして最大の悪弊が「親が死んでも自己肯定感・効力感は戻らない」ということです。
あとは本人がどれだけ本気で親を棄てられるか・・・というところにこの問題の難しさがあります。
まずは相談者の雨さんには、『毒になる親 一生苦しむ子供』スーザン・フォワード、『毒親育ち』松本耳子、『母がしんどい』田房永子あたりを読んでいただき、今後の自分の人生についてお考えになると良いかと思います。
僭越ながらコメントさせていただきました。
ちなみに余談ですが私は以前のパートナーと別れたあと母親に
「つぎはもっと美人な人と付き合いなさいね。あんな顔の子と結婚するのはやめてね」
と言われました。
こういう親は、食べるもの、着るものから、どういう仕事をするか、ということまであらゆるものを支配し、「あなたのためなのよ」「私はあなたに幸せになってほしい、それだけなの」と泣きながら言ってくるものです。
これが、「毒親」です。
私は男性ですが、将来的にも子どもは欲しくないと思っていて、けっこう意思は固いです。
周りをみていると、やはり多くの女性は「子どもがほしい」、もしくは、「今はほしいと思ってなくても、時間が経って周りの友達に子どもができたりし始めると、自分も欲しいと思うようになる」のかなという先入観があります。
せっかく付き合って上手くいっても、いざ結婚とかを考える段になって、そういう考え方の違いで別れる事になったら、すごく辛いだろうなと思うと、恋愛に対して躊躇してしまいます。
やはり、子どもが欲しい、欲しくないって、人それぞれそれなりの理由があって、なかなか譲れない部分だと思うので。
>>12
私も昔『毒になる親 一生苦しむ子供』スーザン・フォワードを読んで、毒親に対する理解が深まりました。田房永子さんの本とあわせて読んでほしいです。『毒親育ち』松本耳子も読んでみたいと思います。コメントありがとうございました!!
>>14
たしかに「子どもがほしい」という女性は多数派だとは思いますが、私の周りは「子どもほしくない」または「べつにいなくてもいい」という女性が結構多いです。気になる女性がいたら、世間話っぽい感じで探ってみてはどうでしょう?たとえば「山口智子さんの産まない選択の記事が話題になりましたよね~」みたいな流れとか。
あとTMPさんがおいくつかわかりませんが、アラフォー女性を視野に入れてはどうでしょう?三十代後半以降の女性は「欲しくてもできないかも」という思いがあるため、むしろ「絶対に子どもが欲しい!という男性は避けたい」と考える人が多いですよ!
「子供が欲しくないなら別れるべきか」についてはアルテイシアさんや他の方同様、そもそもお母さんが決めるこっちゃない、に一票なので、他の側面から書かせてください。
子供を持つのが不安、という意見は巷でもよく聞きますけど、最初から親として自信がある人なんてまずいないです。
それでも多くの人が親として何とかやっているのは、助けてくれる人達がいて、少しづつ要領を覚えていくからです。
(配偶者だったり、プロの保育士さんや幼稚園や療育の先生だったり、自分の子供より少し年上の子供を育ててるお母さん達だったり)
信用できる人を信用し、付き合い助け合いながら生きていけば、子供はちゃんと育てられます。
怖がりという雨さんの性格も、使いようによっては強みですよ。
同じように怖がりな子供の気持ちが分かれば、その子が言って欲しい言葉をかけられるじゃないですか。
どんな性格の子供だって、その子なりに幸せになれたらそれでいいんじゃないですか。
今の雨さんは自分が好きじゃないからなかなかそこまで考えられないかもしれませんけど、雨さんが幸せになっていいのと同じくらい、雨さんに似た子も優しくされて幸せになっていいと思うんです。
というか、似ない可能性だって高確率ですけどね。
うちの母親も超怖がりだけど、私も他の兄弟も全っ然似てないし。
子供を持つ持たないはどちらでもいいけれど、「自分に似た欠点がある子供は欲しくない」って考え方はタンマして欲しいです。
誰だってどういう肉体と精神を持って生まれてくるかは選びようがなくて、でも同時に生まれつきの性質がどんな風に枝葉を広げていくかは未知数です。
養子をとる場合も同じで、幼児の段階で引き取った子供がどう育つかなんて誰にも分からんです。
子供の性格は選べないし、雨さんには決められない。
自分が決められないことに拘るのは、お母さんが今、雨さんにしていることと同じだと気づいて欲しいです。