脇汗が多い人は、汗かき体質か多汗症かもしれません。汗が増えるのには生活習慣やホルモンバランスが関係していて、食生活の見直しやリンパ冷却、制汗剤などで対策を。多汗症は医療機関での治療が適していて、内服薬、外用薬、ボツリヌス菌の注射などが広く用いられています。

汗の中でも、特に気になるのが「脇汗」。「デート中、気づかないうちに脇部分が汗ジミになっていて、恥ずかしい思いをした....」「暖房のきいた部屋なのに、汗ジミが気になってジャケットが脱げない....」なんてことがあるよう。病院での脇汗の治療など、根本を見直すことも必要かもしれないけれど、その前にまずは小さな対策を心がけることで、多少の悩みは解決できるかもしれません。

いつも手が湿っている、書類が汗で濡れてしまう、パソコンのキーボードに水滴が溜まる……。そうやって、日常生活に支障をきたす「手掌多汗症」。それが私の幼いころからのコンプレックスでした。毎日ハンカチが手放せず、握手をする場面が憂うつ……。そんな思いから解放されるために、大学1年生のときに受けたETS手術。これでやっと普通の生活ができる……と思った矢先、今度は代償発汗に悩まされることになるんです。

もし、大好きな彼の脇汗がシャツにじっとりと染みていたら、どうしよう……。はっきり指摘してきまずくなるのを防ぐには、インナーでこっそり脇汗対策をしてあげるのが、いいかも。また身に付けるだけで済むインナーなら、「脇汗パッドや制汗剤を使うのはどうも抵抗がある」「面倒だ」という男性でも使いやすいはず。

脇汗の悩みから開放されるには汗そのものを抑えるのが効果的。つまり出てきた脇汗をカバーするのではなくて、脇汗をかくこと自体を抑えるのが1番ということ。そこで汗の予防対策として有効な制汗剤や塗り薬、食べ物を紹介します。自分の汗のタイプとマッチするアイテムで、嫌な脇汗を抑える方法を見つけましょう。