結婚してから感じるようになった夫との身体の相性の悪さ。性交痛があることもあって、どんどんセックスへの嫌悪感が募っていきました。夫の転勤がきっかけで慣れない都会での生活を始めたことで、精神的に不安定な日々が続いていました。

12月25日のクリスマスから逆算して、よかれと思って入れた全身脱毛の予約。でも毛の抜ける周期をよく知らなかった私は、この逆算を誤ったうえ思わぬハプニングにも見舞われ「悲劇」を生むことに……。今となっては笑い話ですが、当時は「このまま消えてなくなりたい」と願ったほど恥ずかしい思いをしたんです。

幼稚園の年長頃から歯が抜けだして、小学生の低学年ですべて生え変わった永久歯。母に似た小さい顎に、立派な大きい歯が生えてきてしまった私は、ガタガタの歯並びに……。さらに前歯が飛び出していて、あだ名は「ビーバー」……。洋服やメイクで隠せない、いつも人にさらされている歯というパーツの苦しみは、私から笑顔を奪い去っていったのでした。

小学校のとき突然襲われた、どもり。動悸、息切れ、大量の汗……、周囲の冷たい視線を、今も忘れることができません。そのきっかけは「父の死」でした。それまで、社交的で天真爛漫だった私を180度変えたできごとです。

中高一貫の女子校に通っている私はレズビアンです。自分がレズだと気付いたのは、同じ学校にかよっていた2つ歳上の女の先輩を好きになったのがきっかけ。親に申し訳ない、友だちにあらぬ誤解をされたくない……そんな思いから、誰にもカミングアウトできずにいました。

「モデルみたいでいいなー」「◯◯ちゃんの身長ほしい」……そんなひと言ひと言が、高身長女子にとっては辛いもの。身長が高いだけで、モデルみたいにスタイルがいいわけじゃないし、あげられるもんならあげたいよ！……一般的な男性より頭ひとつ分大きい身長を持つ私が、コンプレックスを感じるようになったのは、小学生のころでした。

大きなプロジェクトのリーダーを任され、激務ながらも充実した日々を送っていた私。週に一度の経営会議にも参加し、進捗の報告をしていました。でもその会議で役員や経営陣から問いつめられたり、叱責されたりするうちに、恐怖を感じるようになってしまったんです。

私は、小さいころからアトピーに悩まされてきました。常に体中がかゆく、夜も眠れなかったことが幼いころの記憶として残っています。年齢を重ねても、アトピーは治ることがなく、年々重症になっていました。外に出るのも億劫になり、必要最低限以外の外出は一切せず、引きこもりの生活を送るようになりました。

普通の女の子として過ごしていたある日、私は自分が異常なほどの汗っかきであることに気付きます。多汗症との闘いがスタートします。小学生の頃から続く多汗症の症状、幼い私はその体質を隠そうと必死でした。周りを気にしすぎてますます吹き出る汗。でも汗だとバレたくない一心でウソをつき続け、それがトラウマに…。

海外では美しい歯並びであることは、身だしなみのひとつだと考えられているそうです。私は子どものころからずっと自分の歯並びにコンプレックスを持ってきました。そして、28歳で歯列矯正を決意し、治療に臨むことにしたんです。