大学に入って、社会で「当たり前」とされている事に対して反論するジェンダーの授業に私は引き付けられました。そして自分が誰に対しても性的魅力を感じない「アセクシュアル」という事がわかり、自分の個性を認められるようになり始めます。ですが、まだ、自分をどこかで否定する部分がありました。

私は小学生の頃から女の子が好きでした。彼氏がいたこともありますが、どうしても好きになれませんでした。社会人でレズビアンとして生きていくことを決意し、現在に至りますが、それまでの道のりは大変なものでした。今も続く苦悩や困難、これからのこと、カミングアウトのこと…、ここで全てお話します。

私はバイセクシャルです。もともとはレズビアンでしたが、今は男性も恋愛対象になりました。しかし、ここまでくるなかで、周りや両親に理解されずに苦しむことが何度も。初めての恋人が女の子だったので、両親に大反対され破局することに……。でも高校進学が転機となって、理解してくれる仲間に出会えたことで大きく変わりました。

「男性と女性が愛し合うもの...」それが「普通」だとは思わなかった私。その時は「ありのままの自分」を認めることができず、ウソの人生を歩んでいました。中学校時代にいつも仲の良かった男子から告白された事がきっかけで、私は人と違うのか思い悩むようになりました。

物心ついたころから女の子が好きだったわたし。女の子なのに女の子が好き。変だってわかってるから誰にも言えないけど、ひとりでなやみ続けるには、悩みが大きすぎて……。繊細な思春期に感じたわたしの気持ち。